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【シャニマス】灯織とブラックコーヒーとミルクティー

Summary

・ブラックコーヒーは団らん(を欲しているとき)のキーアイテム
・ミルクティーは団らん(が満たされているとき)のキーアイテム


初めに

どうも、アウラこと風野灯織のオタクです。
タイトルがバカテスみたいになりました。〇と△と▢はバカテス構文。

そんなことは置いておいて、本記事は灯織にとって大事なキーワード(?)、『ブラックコーヒー』と『ミルクティー』に関する考察記事になります。
こじつけ感は強いので、予めご了承ください。

主にLanding Pointと、Pカード【ひとりじゃない夜のこと】の話です。これらを手元にご用意の上、読んでいただければ幸いです。

灯織とブラックコーヒー 【Landing Point】

まずはコーヒーの方の話、をする前にLPの話です。

Landing Point編 『ない』はずだった より

Landing Point編 概要

LandingPointは、灯織が『好き』と言えるものを探すお話です。

新人灯織「好きなものはありません」とはっきり答えています。
この回答がよくないことを察した上で、「これから見つけていきたい」とぼかした回答をしましたが、内心で思っているのは、これです。

—自分のことが大嫌いな人間が、何かを好きになることなんて、絶対ないと思いますけど。

Landing Point編 そんなものはない より

こう語る灯織に、もし好きなものが見つかったのなら、それはきっと灯織が自分のことを少しでも好きになれたというサインなんでしょう。

一方、現在の灯織は「ファンや283のみんな」「ステージに立つこと」という回答を持ってはいるものの、それは"アイドル風野灯織"の好きなものであり、"ただの風野灯織"の好きなものではない、としています。

灯織は"アイドル風野灯織"のことを段々と好きになってきていますが、"ただの灯織"とはまだきちんと向き合えていません。この回答が見つかって初めて、灯織はちゃんと自分自身を好きになれるのだと思います。

そして、

Landing Point編 『ない』はない

なぁ灯織。俺さ、今ものすごく親子丼が食べたい。

『ブラックコーヒー』の意味

好きの話もたくさんしたいんですが、今回はコーヒーの話。
「ブラックコーヒーが飲めて、料理ができます」と言っているように、LPにおいて好き=料理と並び立つのが『ブラックコーヒー』です。

Landing Point編 わからない より

Pとカフェで打ち合わせ中の灯織。何にしようか迷ってしまった灯織は、Pと同じ『クラブサンドイッチとホットコーヒー』を注文しました。

普段は"眠気覚まし"として『ブラックコーヒー』を飲んでいる灯織。今は"眠気覚まし"の必要はなさそうですが、思わず注文。
この時は砂糖だけ入れて飲んでるみたいです。後にコーヒーが苦くてミルクを足しますが、これは灯織の意図ではなく、Pに勧められてになります。
この辺の灯織の心情が分かるのは、コーヒーの意味が分かってからです。

場面は変わって社用車の中。「ブラックコーヒーが飲めて、料理ができます」から始まるあの話です。

Landing Point編 『ない』はずだった より

ここで、灯織の『ブラックコーヒー』の"眠気覚まし"が忙しい両親の帰りを待ちたかったから だということが明かされます。幼少期の灯織は家族の団らんを求めて、コーヒー牛乳から『ブラックコーヒー』へ、少しずつコーヒーが飲めるようになりました。つまり、灯織が『ブラックコーヒー』を飲んでいるときは、何か満たされていないものがあって、そのために起きて活動しないといけない、という不安のサインでもあるように思えます。

Landing Point編 『ない』はない より

ちなみにミルクは"眠気覚まし"という目的に置いて、『ブラックコーヒー』の真逆に位置するアイテムです。灯織が『ブラックコーヒー』を飲めるようになるまで一緒に歩いていくれた盟友ですが、"眠気覚まし"するならミルクは逆効果ですからね。

Landing Point編 『ない』はずだった より

コーヒーにミルクを入れなかったのは、"眠気覚まし"する必要こそないけど、寝落ちしていいほど安心できる状態でもない、という状況だったからでしょうか。流石にこじつけ過ぎかな。

そんなこんなで、灯織にとって

『ブラックコーヒー』は団らん(を欲しているとき)のキーアイテム

なのかなと思います。

Landing Point編 『ない』はない より

『ブラックコーヒー』の頻度減

最近の灯織は『ブラックコーヒー』を飲む頻度が減ったみたいですね。

Landing Point編 わからない より
Landing Point編 『ない』はずだった より

もちろん、幼い灯織に比べて今の灯織の方が起きていられるようになったという話もあると思いますが、あるじゃないですか、決定的な違いが。

【ひとりじゃない夜のこと】だんだん『私』になっていく より

真乃とめぐるがいてくれる今は、きっと以前よりもずっと"団らんのある"毎日なことでしょう。頻繁にCHAINでやりとりしていたり、通話してたり、お泊り会したり。

それに、自分を好きになれた灯織は、自分が大嫌いだった昔の灯織に比べて、ずっと安定していると思います。そんな毎日に『ブラックコーヒー』は不要だから、自然と頻度が減ったんじゃないかと思います。

灯織とミルクティー【ひとりじゃない夜のこと】

続いて、ミルクティーの話に移ります。
これは紅茶を頼もうとしたPに食い気味にミルクティーを推してくる灯織。

【ひとりじゃない夜のこと】(頼らずとも)冬の夜は長いので より

LPとの対比

【ひと夜】灯織全体というよりは、主にこの3話「(頼らずとも)冬の夜は長いので」の話になるのですが、思いっきりLPを意識してるなと。

まず場面。夜のカフェです。
LPでは昼のカフェで打ち合わせをしていましたね。

LPではPがホットコーヒーを頼んで、灯織も一緒のものを頼んでいました。
【ひと夜】ではまず、灯織がスコーンとロイヤルミルクティーを注文しています。コーヒーを頼もうとしているPに灯織は紅茶を勧め、最終的に3択どれを選んでも恐らくPはミルクティーを飲むことになります。
ホットコーヒー・ミルクティーの対比と、P->灯織・灯織->Pの対比です。

コーヒーの健康面を気にしていたり、コーヒー=眠気覚ましという話題を出しているのは共通点だったりします。
コミュタイトルの「(頼らずとも)冬の夜は長いので」も、LPを読んでいると解読ができる内容で、下のような意味なんじゃないかなと。

頼らずとも = ブラックコーヒーで無理に起きていなくても
冬の夜は長いので = 団らんの時間が過ごせているので

LPと【ひと夜】3話が明らかに対比される中で、『ブラックコーヒー』の対として選ばれた飲み物が『ミルクティー』でした。
眠気覚ましのブラックの対としての、寝落ちのミルク。そして、コーヒーの対として紅茶で、『ミルクティー』。なるほどと思いました。

風野灯織、渾身のデレ

もう寝ちゃってもいいぐらい、今日一日幸せで団らんに満足してるってさ。

しかも、灯織が頼んだのただのミルクティーじゃないんですよ。ロイヤルミルクティー。紅茶は素人ですが、ロイヤルミルクティーは紅茶を煮出す段階で既に牛乳を入れて作るようで、通常のミルクティーよりも牛乳の要素が強い飲み物です。寝落ちの象徴がそんなに入った飲み物を夜に頼む風野灯織。

流石に照れてる

ここでロイヤルミルクティーの選択肢選べるPは強いですね。
俺も今日一日幸せで満足した日だったから、あとは灯織とまったりして過ごそうかなって言ってるようなもんなんだから。

家族団らん

ちなみに灯織は、事務所のことを家だと思ってる人間の1人です。

【線たちの12月】ぼくたちはごみのように美しく より

もちろんPも。

【ひとりじゃない夜のこと】今、この時間は、はたして より

その結果、業務時間とかいう概念が壊れてます。Pは灯織に対して業務時間外!と線引きしているので、これに関しては灯織側の概念が割と一方的に壊れてますね。

【ひとりじゃない夜のこと】今、この時間は、はたして より

だからこそ、Pと打ち合わせしているカフェの時間も、灯織にとってはお仕事の時間でもありつつ、まったりとプライベートな時間でもありつつだったのかもしれません。だから"ロイヤルミルクティー"。

以前の灯織だったら、アイドルになるのに必死で、仕事とプライベートの線引きがはっきりしていたことでしょう。そのあたりの境界が混ざってきて、全部が風野灯織になっている、最近の灯織だなぁと思います。

【ひとりじゃない夜のこと】日々が明日の彼女を作っている より

ミルクティー初出

灯織の『ミルクティー』を明確に意識したのはこの【ひとりじゃない夜のこと】を読んでからです。
ミルクティー病(=灯織がミルクティー飲んでるとこ見るとすぐに団らんに結びつけたくなる病)を発症してからちゃんとイルミネコミュを全部読み直したわけじゃないので、見逃してるかもしれませんが、それまでに『ミルクティー』の重要コミュなんかあったかなぁと思って探してみたらなんと。

初めてミルクティーが出てきたのは【Catch the shiny tail】及びそのイベントで配布されたsSSR【風野署長の一日勤務回想録】っぽいです。

【風野署長の一日勤務回想録】ミルクティーの体温 より

疲れ気味の真乃が、間違えて冬に冷たいミルクティーを買っちゃって、灯織が事務所で温めなおしてあげる話です。
真乃を心配する灯織と、心配かけないようにしなきゃって思う真乃で、気持ちのすれ違いが起きちゃってる時期でもあります。

背景の空もなんだか曇っていますね。

【Catch the shiny tail】ヒカリの先 より

そしてこちらは【Catch the shiny tail】のED。晴れてます。
真乃がふたりに「あのね、あるの、悩み事」して、「真乃は、わたしの隣にいてほしいっ」「それって、たぶん『真ん中』ってことだから」をやった後の話ですね。あ、ヤバイ。5thのときのあのムービーが脳裏に。。。

この後、例の橋に行くわけですが、その前に3人で自販機で買った飲み物が『ミルクティー』です。今回はちゃんと真乃も温かいやつ。
手袋してないめぐるのミルクティーが冷めるまで歩こうと、河原の方を散歩していたときに、コガモさんたちの群れを見つけて、このシーンに繋がっていきます。

【Catch the shiny tail】ヒカリの先 より

昨日が今日の… この日のためだったって、思えるように。
【ひと夜】灯織のTrue Endコミュ「日々が明日の彼女を作っている」という言葉にも似てるなぁとふと思いました。

イルミネがトライアングルになった瞬間の、思い出の飲み物が『ミルクティー』と言われると、『ミルクティー』の株が爆上がりするんですが、当時からそんなことまで考えて『ブラックコーヒー』の対になりそうな飲み物を配置していたのだろうか…。

灯織、ジンクスとか気にするタイプなので、何かいいことがあったときに持っていたものなんかを、後々パワーが欲しい時に持っていたりしそうなので、『ミルクティー』はそういう方向性でも灯織の中で重要なアイテムになっていそうな気がします。もう100%自分の妄想ですけどね。

そんなこんなで、灯織にとって

『ミルクティー』は団らん(が満たされているとき)のキーアイテム

なのかなと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!

『ミルクティー』に取り憑かれたオタクなので、これからも灯織がミルクティー飲もうものなら過剰に反応してると思います。そんなときは【ミルクティーの体温】の冷めた灯織のミルクティーぐらいの生温かい目で見守って下されば幸いです。

どのぐらい『ミルクティー』に取り憑かれているかというと、自分のnoteのURLがnote.com/milktea_0304になってるぐらいには重傷です。

それはそうと、最近6th横浜の企画周りでバタバタしてたら、いつの間にか大量のブラックコーヒーの空ペットボトルが積みあがってました。

灯織に怒られそうなのでほどほどにしたいところですね。

【宝石色のしおり】ただの卵焼き より

おしまい!

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