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「忙しい」は「つらい」と同義じゃない

「忙しそうだね」とよく言われる。

でも、「忙しそう」というのはちょっぴりマイナスな言葉だよなぁ、と思う。「活躍してるね」と言い換えられる反面、「余裕がない」と捉えられてしまうかもしれない。

それに、「忙しい」を理由に誘ってもらえなくなるんじゃないか、という思いもある。

でも、こんなに動き回っていて説得力ゼロだが、そもそもわたしは「忙しい」のが好きなわけじゃない。

性格的には非常にめんどくさがりやである。ベッドに横たわったらきっと1日中ずっとスマホを見ながらゴロゴロとしてしまうと思うし、全部後回しにするクセがあるので締め切り当日にヒィヒィ言いながら作業している。

家を出るのがめんどくさいから、おなかが空いても我慢するし、エネルギーを消費したくないのでいかに少ない工数で動くかを常に考えている。

マジでぐうたらのめんどくさがりやなのである。

じゃあ、なんでこんなに動きまわってるのか。

それは、「今この歩みを止めたら動けなくなってしまうんじゃないか」と思っているからだ。

誰しも、やることがたくさんあって、毎日何かしら書かなきゃいけなかったり、動かなきゃいけないフェーズがあると思う。

それは、一見「しんどそう」に見えるけど、あくせくしてるのが「楽しい」と思うときもあると思う。

わたしの場合は、ずっと大変だけどずっと楽しい。

一時期、本業に追われて、マジで本業以外のことをやれていないときがあった。でも、今はそのときより時間も全然ないはずなのに、別に辛くないのだ。

寝る間も惜しんでツイートをしていたら、いいねが増えた。

毎日こうして文章を書いているおかげか、30分でペッと書いた記事をめちゃくちゃ褒められた。

そんな自分の成長がもっと見たくて走り続けていたら、それがあたりまえになったという感じなのである。

だから、「忙しそう」と言われるけど、全然忙しくない。全然辛くない。

それよりも、立ち止まってしまうことのほうがもっと怖い。

でも、やっぱり人間だから、きっとどこかでズドーン!と落ちると思う。ボロボロになってぺしゃんこになって動けなくなっちゃうと思う。

でもその日が来るまでは、全力でがむしゃらに進んでいたい。


Photo:Shun Nakayama(@nk_shun



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