日常に落とし込めば、努力なんていらない
声優として活躍する方とお話ししたときに、「特別な練習よりも、毎日の姿勢や声の出し方だよね」という話になった。
要は、特別なトレーニングタイムを毎日2時間設けるよりも、日々の話し方を意識するほうがよっぽどトレーニングになるということだ。
これはダイエットも同じで、「痩せるぞ!」とハードなトレーニングを短期間で集中して取り組むよりも、無理なく痩せる方法を毎日継続していれば一生太らないのである。
これを、自分が今やりたいことに転用すれば何でも無理なく習得できるようになると思う。
時間を新たにつくるのではなく、日常に落とし込むのだ。
最初から大きな改革をするのではなく、少し変えてみてもまったく苦じゃないところから始めるのだ。
いつもの通勤時間に、スマホを閉じて本を一冊投入してみるだけで、たとえそれが1日10分だとしても、1週間で1時間となり、少しずつ自分が変わっていく。
新しいことを始めるためには何かを捨てて、日々の過ごし方をガッツリ変えなくてはいけないように思えるけれど、全然そんなことはない。
仕事が落ち着いたら始めるぞ!と一念発起したい人は多いけれど、そんなにまとまった時間を捻出しなくてもいいから、ひとつだけ習慣を変えてみる。
たとえば、ホリエモンがやっている「英語に慣れたいならスマホの設定を英語表記に変える」というのもそういうことなのだと思う。
そんなわけで、「毎日書いていてすごいね」と言われるこのnoteも、私は何かを削って捻出したというよりも、ぼんやりツイッターを見ながら帰る時間に、ツイッターのアプリの代わりにnoteのアプリを開くことにしただけなのである。
そうして日常を無理なくほんの少し変えれば、ノーエフォートで何かが手に入るよ、というお話でした。
人間そんなにいきなり変われないよ。明日からいきなりがんばれないよって。
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