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自分劇団
輪廻転生が存在する前提での話ですが、今世で出会う人は前世でも関わりがあった人でその前の前の世でも関わりがあった人で…と、関わり方が違えど自分の人生にずっと登場してくるらしい。私はこの説がとても好きだ。
つまり、登場人物は一緒で役がその世によって違うだけという劇みたいなもの。もちろん主人公は自分。
そう考えるととても面白い。
恋人は前世では友達だったのかもしれないとか、親がもしかしたら自分の子供だったのかもしれないとか、ライバルは大親友だったのかもしれないとか、確認は出来ないけれど想像するだけで面白い。
初めましてなのに会った事がある気がするという経験もここからきているのだろう。
来世でも一緒になろうねなんて甘いセリフも本当に来世で結婚する運命というか役が振り分けられるかもしれないから、あながち間違いでもない。
これからどんな人に出会うかはわからないけれど、前世でも会ったことあるんだなって思うと恐くない。
むしろお久しぶりですって心の中で思うだろう。
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