サイケデリック薔薇園3_milkdusta_mix

いやだと言ったのに


ぼくはいやだと言ったのに

何度も言ったのに

わかったと言うまで絶対お母さんはしつこく言ってくる

終わらない

それがわかるまでいやだと言い続けた


わかった

わかったから

仕方なく何も言わず従った

そうしないと愛してもらえない

機嫌をとる必要がある

そうしないと育てて貰えない

そういう事はとっくに何年も経験し続けてわかっていたから


だからぼくは女の子の服を着て

ぼくという人間を殺されて

ぼくが殺して

お母さんに殺されて

それでも生き延びるために!

ぼくは女の子の服を着て!

写真を撮られたんだ!

ポーズをとれと言われて

ポーズをとったんだ!

死にたい!

殺せ!

殺してくれ!

今でもいい!

速く早く殺せ!


この苦しみは30年襲い続けてくる事はもうわかった!

わからないのはあと何十年襲ってくるのかだ!

考えただけで胸の中から何かが突き破って出てきそうに苦しい!

気がくるってしまう!

助けてくれ!

もうやめてくれ!

忘れさせてくれ!

おれは誰だ!

あの時殺したぼくはどこにいる!

あの時殺したおれを探してぼくは今も何か、何か、

何かをこの手に取り戻したいから詩のようなものを書く!

返せ!

殺せ!

殺してくれ!

全て終わりにしてくれ!



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ありがとうございます! (ノД`) 頂いたサポートは、いつの日かパンを、 パンが無ければお菓子を食べればよいので、 お菓子の専門学校で作り方を習う必要性、 そうなってくると学費とか交通費、 え、ちょっと待って下さい、 紙に書いて考え直そう、そうするとやはりパン、 いやペンか、ペ