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自分基準でミニマリスト

買わない、持たない、少なく、を意識して生活してみて、最近気づきがありました。

ミニマリスト的に物を減らして、極力物を買わない生活というのに、ちょっとした自分の中で新しさがあり、憧れの気持ちからやってみました。

もちろん、お金を使わないわけだから、節約にもなるし、メリットだらけでした。

初めは、減らしている自分に酔いしれていたのですが、ある時ふと、つまらないと感じました。

テレビは、時々見たら楽しい。

服も、たまに新しい物を思いつきで買ってみたら嬉しい。

ジャンクな雑誌も、見てたら好みの記事があったりする。

リビングにソファなんていらないと思っていたけど、置いてみたらくつろげる。

お酒も、ジャンクフードも、カロリーなんて気にせず食べたら楽しい。

メイクもきちんとしてみたら鏡に映る自分が可愛い。

だけど、テレビでお節介な芸能ニュースとか見ていたら不快だからすぐに消すし、

メイクだってしたくない時はしない。

安いものだけ求めて生活するって決めずに、
安くても高くてもときめいたら買う。

高くても買うっていったって、
発泡酒じゃなくてビールを買うってぐらいだけど。

自分の心地よい量っていうのがあって、それは人それぞれ。

ものができる限り少ない方がいい人は、極限まで減らしたら心の安定が得られるだろうけど、その人の真似をしても、自分が安定しなければ意味が無い。

これもある程度徹底して減らしてみたからわかったこと。

自分のちょうどいい量を知るには、
まずどんどん減らしてみたらよくわかる。

減らしまくってみて、あれ?減らしすぎたなと思ったら、また戻したりして調整。

私の場合は、もともと普段から少なめなので、さらに減らすというのが楽しくてゲームのようにやっていたけど、自分のセットポイントがあって、一定量超えると、減らしすぎの警笛が鳴ります。

楽しくないという気持ちが警笛。

で、また楽しく買い物したり、やめていたものを復活させたりしながら、調整をかけます。

自分のちょうどいい物の量があり、ちょうどいい節約具合があり、何がなんでも減らして節約に全エネルギーを注げばお金は貯まるのでしょうが、それだとダメなんですね。

確実にリバウンドが来ます。

人の真似ではなく自分の感覚を大事に。

でも、減らしてみないと、減らす気持ちよさは分からないので、ある程度減らして、ちょうどいいポイントを探り、自分の快適さかどこにあるかを考える。

快適さと、収支のバランスが取れればそれでOKです。

ものすごく減らしている人は、それが快適で、でもはたから見たら珍しいからミニマリストという名称ができたのだと思いますが、私は一般的に言われるミニマリストではないなと思います。

でも、ミニマリストから学ぶべきことが沢山あります。

必要以上に持たなくても大丈夫って思わせてくれるからです。

物を持つ基準は自分次第、ですね。

情報過多だと疲れる人はテレビや雑誌など見ない方がいいだろうけど、そこから自分の楽しさを発見したり、取捨選択できるなら見た方が幸せ。

ファッションとかよく分からなくて面倒、って人は毎日同じ服でもいいし、逆に好きならたまに買って楽しむのは必要なこと。

周りの基準なんてどうでもよくて、このまま自分の感覚でOK、と思えることが、何より大事ですね!

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