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たぴおかの考える自己分析

こんにちは、たぴおかです。

前回のnoteに引き続き、今回も質問にお答えしようと思います。
先日、質問箱でこんな質問をいただきました。


サイト上では、こんな風(↓)にお答えしたのですが、詳しくお伝えするには文字数足らなかったし、自分自身頭の整理もしたい!ってことでnoteにまとめようと思いました。

ということでこのnoteは、私、たぴおかの考える「自己分析のやり方」「 自己分析をする意味」について書いてます!

※なお、質問の「業界の選択」に関しては、自己分析を通して進めていきました!どういうこと?と思ったら以下続きを読んでみてください。


就活始めた頃って、「自分の企業選びの軸」を考えなさい、「自己分析、自己分析!」といろんなサイトに書いてあったり、人から言われますよねー。
「軸ってなんやねん?」「まあ、自己分析大事なのはわかるけど、結局どうしたらいいの?」「いや、そもそもなんでいきなり自己分析なんか必要やねん!」などなど、思うことありますよね〜。私もそんな感じでしたが、1年ほど就活をしてみて、色々思うことが出てきました。

なので、今回のnoteでは、
* 私がやった自己分析
* やってみて気づいたこと

の2つに関してお話しして、これから自己分析を進めていく20卒、20卒以降の方に参考になればな〜と思ってます!!!
質問者さんにちゃんとお届けできたら嬉しいな〜。(遅くなってごめんなさい!)

【たぴおかがやった自己分析】

質問箱にもお答えした通り、私は自己分析に関して主に2つやってました。(A) 自分の人生を振り返る
(B) 企業を見ながら自分の反応・感情を言語化

というものです。それぞれ説明します。

(A) 自分の人生を振り返る

これはほんっとうにオーソドックスなやつです。インターネットで自分年表とか、モチベーショングラフと言われる類のやつ。要するに、過去の自分のやって来たこと、その時に考えていたことを振り返ろうというものです。


1. これまでの人生であったことを思いつくだけ書く

小学生くらいの記憶のある時から、現在まででやってきたことをいっぱい挙げます。当時ハマっていたこと、楽しかったこと、嫌だった出来事、部活のこと、学校のこと、家族のこととか、なんでもおっけーです。

思いつくだけ、と書いたのは意味があります。今までの人生を振り返ってみて思い出せることって、自分の中で何かしら特別な思いが宿っていると思うからです。なので、頑張って書き出しましょう〜!

例えばなんですけど、私は小6の時の事柄として
・この年の先生は大好きだった
・縄跳びにハマる
・発表会の伴奏に初めて挑戦できた
・初めて鎌倉に行って感動した
とか、色々書きました。なんでもいいので思いついたことを書き出してみましょう!


2. 書き出した事柄を元に、自分に質問する

1(これまでの人生であったことを思いつくだけ書く)で挙げた事柄に関して、自分に質問してみましょう。いわゆる深掘りってやつですね〜
・なんでこれを書き出したのか?
・この時どういう感情だったか?それはなんでなのか?
・なんでその選択をしたのか?それ以外の選択肢を選ばなかったのは何故か?
など、なぜ?なぜ?と問うていきます。
なぜ?とどんどん問うていくと、「ってことは、こういうことかな?」とその中でも自分の共通項(一貫してるところ)が見えてきます。

・どんな時に頑張れるのか
・どんな人が好きなのか、苦手なのか
・困難にぶつかった時、どう対処するか
・何に熱中してきたのか
など見えてくるものがあると思います。


3. ある程度やったら人に話してみる

1・2を実際にやってみてもらうと分かるのですが、これを1人でずーーーーーっとやっていくと、んまーめっちゃくちゃしんどい。
いやいや、私は哲学するために生まれてきたわけちゃうで?なんなんこれ?ハァ?!?!?!

ってなる時が絶対きます。笑
なので、1人で最初やってみたら次はそれを人に話してみたり、あるいは友達とやってみてください。就活仲間と一緒にやるのも良いし、社会人の頼れそうな先輩(ポイントです笑)に話聞いてもらうのも良いし、モチベーショングラフとかを書いたりする面接(リクルートとか、リンモチとか)を実際に受けてみるのも良いかと思います。

人に話してみたり、逆に人の話を聞いてみると、「ああ、私はこうやって考えてたけど、他の人も同じように考えるとも限らないんだなあ」と思ったり、人の話を聞いて「私だったらこう行動するなあ」とか、色々考えることが出てくると思います。自分だけを見てても見えなかったことが、他者を通して見えてくるのです。
この時感じたことは、言葉にして残しておきましょう

こんな感じで自分の人生を振り返りました。
この作業はササッと終わるものでもないので、時間のある今のうちにひとまずやっておくと楽だと思います!



(B) 企業を見ながら自分の反応・感情を言語化

2つ目は、他者(ここでは企業)を通して自分がどう思うか、というのを抽出し、自分を知っていく&企業のこともわかる、というものです。「この企業のこういうとこ、なんかいいじゃん」「いや、この企業はなんか嫌だ」と思ったことを、「なんでそう思うんだろう?」と考えていきます。私が実際どんなことをやったかを以下でご説明します。

まず、様々な業界別にいろんな企業が掲載されている情報媒体を用意します。私は各業界のことも知りたかったので、どんな企業が強いのか、特徴があるのか、が端的にまとまっている業界地図を使いました。


私はこの業界地図を使いましたが、いろんな会社から似たような書籍が出てるので本屋さんに行って中身確認してから良いと思ったものを選んでください!もちろん、本じゃなくでもインターネットで同程度の情報が集められそうなら、それでも良いと思います。

これを時間のあるときにパラパラ見ていきました。実際やっていくとわかると思うんですが、めくって見ていくだけでも、ささっと目を通して終わっちゃう業界もあれば、気になって読む業界もあったり、同じ業界でも目に止まるところもあれば、そうじゃないところもあったりするんです。
「なんか、この会社いいやん!」「なんかイケてないなー」とか思うことがあると思うので、自分の感情に合わせて付箋をペタペタ貼っていきました。

・めっちゃええやん!(赤)
・まあ、アリ(オレンジ)
・まあ、悪くないかなあ(黄色)
・無理無理!行きたくない!(緑)
・そもそも知らん。何?この会社(青)

の5色に分けて私は分類していきました。

次は、なんでその色分けを自分がしたのかを考えました。
なんで「めっちゃいいやん!」と思っているのだろうか考えたり、会社の共通項を探ったり、「行きたくない!」と思ったところはなんでそう思ったのか書き出してみました。黄色が多かったら、自分はあまり興味ない・どうでもいいことなのかな?とか。

また、そもそも知らない=青の付箋が多いページは会社や業界についてざっくりインターネットで調べました。知らないと好き・嫌いで判断するのは難しいからです。

業界地図を見ていく作業が終わったら、次はさらにインターネットで企業の情報を見ていきながら、同じ作業を続けました。「あ、この経営理念いいなあ」「こういう社風いいなあ」「こういう働き方は嫌だなあ」など、思ったことをメモしておき、なんでそう思ったのかをまとめていきました。時間のあるときにやってみてください。

書き出していくうちに、
・私は有名な会社が好きなのかも
・勤務地は重要なのかも。地方の会社には緑が多いなあ
・同じ業界でも、こういう社風の方が自分には合ってるかも
・思ったより、私にとって年収は大事なのかも

これをやって言語化しておくと、実際に選考を受ける時の志望動機にもなりますし、自分らしいオリジナルの観点で新たに企業を探せると思います!
※この作業も人と一緒にやってみると面白いと思います。



【やってみて気づいたこと】

就活を通して自己分析をしてみて気づいたことがいくつかあるので、まとめてみました。

1. 自分を知るって超絶大事。なんでこんなことに気づかなかったんや!

私自身も就活を通して義務感から自己分析をし始めましたが、自分を知るって本当に大切なことだと改めて気がつきました。「自己分析」と仰々しく考えてしまうと形式張ってしまうけど、自分のことをわからん奴が周りの人のことなんてわかる訳が無いし、そんな状態で面接受けても何にも喋れないですよね。自分のことをわかっている人ってほんっとうに強いと思います。このように思うのは、就活を通して「この人すごい!」と思った友達はみんな、自分のことをわかっていて、素直になれている人だなあと思ったからです。話すことにも納得感があるし、一貫性もある。自分を知っている人は強いです。

さらには、自分の弱いところにもちゃんと向き合えるようになると思います。自分のことを知れば知るほど、人との違いがわかるほど、足りないところとか、弱いところが必ず出てくると思います。自分の弱いところに向きあるのはすごくしんどいことでもありますが、そういった部分にどうやって向き合い、乗り越えていくべきなのか、考えるきっかけになります。社会人になって働き始めたら、今より失敗することは増えると思うのですが、そんな時になんで失敗したのか、自分の至らなかったところに対してちゃんと向き合えれば、次に取るべき行動は変わっていくと思いますし、失敗を失敗のままで終わらせることなく、成長の糧にできると私は思っています。

自分を知ることの重要さを認識したこれからもずっと、ちゃんと自分と向き合って、自分のことを知っていく機会を設けていきたいと私は思っています。


2. 自分のことって、自分だけを見ててもわからん!

これは声を大にしてお伝えしたいです。笑
自己分析のやり方のなかでもご説明しましたが、私は人と話したり、企業を見ながら自己分析をすることを強くおすすめします。

例えば、自分が「ラーメンが好き」というのはわかってたとしても、ラーメンの何が好きなのか、って色んなラーメンを食べたり、ラーメン好きの人と語り合わないとわかりませんよね。数あるラーメンを食べてみて、私は魚介系醤油ラーメンが好きだ、チャーシューは厚めのコテコテなのが好きだ、とか。麺にこだわる人の話を聞いて、「あ、私は麺よりスープの方が重要だなあ」って気づいたりすると思うんです。
これって、他者や他のものを見てみないとわからないことだと思うんです。ラーメンを引き合いに出しましたが、私は自己分析でも同じだと思います。
自分だけで根詰めて考えるのではなく、他者や会社を通してみると、新たな気づきもたくさん出てくると思うので、「自分のことは自分だけみててもわからない」というのは頭の片隅で覚えておいていただきたいです。

3. それでも、自分のことをわかった気にはならないでおく

自己分析が進むと自分を知った気になって、満足してくるタイミングも出てきますが、私はそれで終わりにしてはいけないと思いました(自己分析という形式張ってやらないことですね)。なぜなら、自分というのは日々変わっていくものであり、その都度自分のことを知っておく必要があると思うからです。

実際、私は就活を通じて色んな人と出会ったり、物事を通じて、自分の価値観や大事にしたいことが変わってきました。昔のことを振り返っても、その時に感じていたこと・考えていたこと・大事にしていたことって(時期によって差はあるけど)変わっていったなと思います。だから、自分自身の性格・考え方等って変わっていくものなんだ、というのを認識して、定期的に自分に対する気づきは言語化する習慣が必要だと感じました。自己分析、自己分析と形式張らずに、常にそういった認識を持っておくことが大事なのかな、と思います。


長くなりましたが、以上、たぴおかの考える自己分析論(やり方と効用)でした。最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

質問・疑問点・ご指摘などありましたら、DM/コメントお待ちしております。



















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