【150部突破】元奨学生が解説！イギリス政府「チーヴニング奨学金」の攻略ガイド
★★読者の方の中からチーヴニング奨学生に合格、または書類選考を通過された方が複数いらっしゃいます、おめでとうございます★★
イギリスの大学院留学の際に、イギリス政府からチーヴニング奨学金を頂いた「みりん(@milin_study)」です。
本ノートでは、チーヴニング奨学金を目指している方向けに、奨学金制度の内容とその攻略方法（エッセイの書き方・面接対策）について紹介します。
チーヴニング奨学生を目指している方や、これからチーヴニングの奨学生として留学予定の方に参考になる内容を記載しています。
私について自己紹介
まずは、筆者の私「みりん」について紹介させてください。
「お前の人生は人事（HR）に決められてるの？」
英語が話せないのになぜか海外赴任した社会人5年目。
その時に出会ったアメリカ人同僚から言われたショッキングな言葉をきっかけに、一念発起しました。
「自分の人生を人事ではなく、自分で決めるために」
すぐに、海外留学の準備を始めました。
海外赴任したものの、英語が苦手だったのでTOEFLに大苦戦。
英語テストを受けつつ、私費留学だったので、条件があう奨学金への応募も同時並行で行いました。
そんな時に知り合いから勧められたのが、チーヴニング奨学金。
私なんかがイギリス政府から奨学金をもらえるの？と不安はありましたが、綿密に準備をして応募すると無事に1回目の応募で奨学金をもらうことができ、無事イギリス留学の夢を叶えました。
私はイギリス留学をして人生が激変しました。留学中に、私（技術系）は弱点だったビジネス系知識を学び、グループワークや海外インターンを通して、海外で働く自信を得たことで、留学後は、従来からの目標であった「技術とビジネスをつなぐ職種」で海外就職しました（当時は、留学後の自国滞在義務がなかったため）。以前から、海外で世界中の優秀な方と切磋琢磨しながら働きたいと思っていたので、その夢がかなったことになります。
「奨学金への出願前にこの情報を知っていたら、どんなに良かったか。」
そう思える情報をまとめたのが本noteです。
私が留学前にこのnoteの情報を知っていれば、もっと効率的にチーヴニング奨学金のことを理解し、書類選考を通過するエッセイを執筆し、面接準備ができたはず。また、私は100万円以上を、奨学金への応募準備を含めて、複数の留学カウンセラーに支払ったのですが、その支出も避けられたかもしれません。
多くの方にこの素晴らしい奨学金を知っていただき、イギリス留学の夢を実現していただきたい。そして、留学を通して得たスキルや経験で、世界で活躍していただきたいという想いから、本業の傍ら、本noteの執筆を行いました。
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チーヴニング奨学金の概要
• 専攻分野：不問
• 支給内容：授業料（上限あり）・生活費・往復渡航費・到着手当・帰国手当・ビザ申請費用・チーヴニングのイベント参加旅費
• 支給期間：1年間
• 募集期間：2022年8月〜11月
• 面接期間：2023年2月〜4月
• 募集人数：未公表
• 応募ページ：https://www.chevening.org/japan
チーヴニング奨学金とは、イギリス政府がサポートしている大学院修士課程に留学する方を対象とした奨学金です。
日本だけでなく、イギリスへの留学を希望する世界各国の留学生をサポートしており、現地では他国からの優秀な留学生と交流を持ち、留学後も横のつながりがあるチーヴニングネットワーク（コミュニティ）に入ることができます。
留学から数年以上経った今でも、定期的に奨学金の事務局からメールが届き、世界各国のチーヴニング奨学生の活躍を伺い知ることができます。
アメリカのフルブライト奨学金も有名ですが、イギリスであればこのチーヴニング奨学金もかなり有名。チーヴニング奨学生であることが、ひとつのステイタスにもなるぐらい著名な奨学金です。
実は、私はチーヴニング奨学金の候補生ですと受験している大学院に伝えたところ、確かに審査官の目の色が変わりました。さらに、その大学院から奨学金がもらえたりと、そのステイタスの凄さに驚きました。奨学生というだけで、周りの見る目が変わる、そんなすごい奨学金がチーヴニング奨学金です。
チーヴニング奨学金の募集人員と競争率
気になる募集人数ですが公開されていません。
私のときは日本から最終的に奨学生として選ばれたのは2名でした。
しかし、全世界のデータを見ていくと、奨学金の競争率の雰囲気は掴むことができます。
まず募集人員ですが、最近は、全世界160ヶ国から毎年1500名〜1800名が選出されるようです。なお、2019年には1700名が選出されたと公式レポートに記載がありました。
しかし、奨学生の数は経済状況やイギリス政府のお財布事情によって変わるようです。
コンサルティング会社KPMGがまとめたレポートでは下記のように奨学生の数の上限が激しく、2000年代前半には2400名程度が選ばれていたものの、2003年以降は下降傾向。経済的にも悪かった2010年〜は600名程度にまで減っていたことがあったことが読み取れます。
参考：https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/638058/FOI_0662-17_document.pdf（Page 10）
国によって選ばれる人の数は異なっており、メキシコやブラジル、中国、ナイジェリア、インドネシアからは各国50名以上の奨学生が選ばれたようです。
さらに、公式レポートには、2020年には全世界で応募総数は60,000通。うち、6,000の候補者に対して面接を行ったとの記載もありました。
国によって競争率は違うとおもいますが、全世界で見ると競争率は2〜3%と公式サイトでは発表されています。
Chevening Scholarships and Fellowships are highly competitive, only 2-3% of those who apply are eventually selected, therefore, to be selected for an award is a mark of potential and of prestige.
参考：https://www.chevening.org/employers/
どちらにしても狭き門であることには間違いないとおもいます。
チーヴニング奨学生への応募要件
こちらの公式サイトでは下記のように応募要件が書かれています。
- Be a citizen of a Chevening-eligible country or territory.
- Return to your country of citizenship for a minimum of two years after your award has ended.
- Have completed all components of an undergraduate degree that will enable you to gain entry onto a postgraduate programme at a UK university by the time you submit your application. This is typically equivalent to an upper second-class 2:1 honours degree in the UK but may be different depending on your course and university choice.
- Have at least two years (equivalent to 2,800 hours) of work experience.
- Apply to three different eligible UK university courses and have received an unconditional offer from one of these choices by 15 July 2021.
日本でチーヴニング奨学金に応募すると仮定した場合、日本語で訳すと下記のような意味になります。
- 日本国籍を持っている方
- 留学終了後、最低2年間は日本に帰国することができる方
- 学士号所持者
- 2年以上（2800時間）の勤務経験がある方
- 2021年7月15日までにイギリスの大学3つに応募し、どこか1つの大学から無条件の合格をもらった方
基本的には、社会人経験を持っている方のための奨学金ですので、ロータリー財団のものとは違って年齢も少し高めの印象を受けました。
もしあなたがイギリス国籍を持っている場合は資格がない場合がありますので、事前に公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
チーヴニング奨学生の専攻
奨学金によっては、専攻に制限がある場合もありますが、先の応募要項を見てもわかるようにチーヴニング奨学金には専攻の制限はありません。
下記のグラフのように専攻がかなりバラけているのがわかります。
最も多いのが社会科学を専攻する学生で33%、続いてSTEMと呼ばれる理数系18％、経営学が17％の順で数が多くなっています。
https://www.chevening.org/wp-content/uploads/2020/12/Chevening-Annual-Report-2019-20-3.pdf
もちろん、私のようにMBAを専攻する場合でもチーヴニング奨学金を受領することができます。
イギリスの某大学のMBAコースに通っていましたが、問題なくチーヴニング奨学金を頂いていました。私と同時期にもらっていた奨学生もMBAの学生でしたし、イベントで知り合った韓国から派遣されていた大蔵省のエリートのような男性もMBAを専攻していると話していました。
ーーーーー本ノートはこんな方のお役にたてますーーーーー
本ノートは、イギリス政府が提供する海外留学用の奨学金（チーヴニング奨学金）の獲得を目指している方向けに書いたものになります。
注：本ノートは読者の方が奨学金を獲得できることを保証するものではありません。
★このnoteがおすすめではない方
・一般的な奨学金エッセイの書き方が知りたい方 👉おすすめ記事はこちら
・イギリスに留学予定ではない方
・イギリス留学予定だが、留学修了後はイギリスに滞在したい方、2年以上の勤務経験がない方（本奨学金は2年間の自国滞在義務があるため）
★このnoteがおすすめの方
・チーヴニング奨学金にこれから出願予定の方（日本に限らず）*
・チーヴニング奨学金の書類選考を通過し、これから面接予定の方
・将来イギリスへ留学を予定していて、奨学金について情報を集めている方
実際にチーヴニング奨学金を頂いて留学した私が、主に下記の事柄について4万文字近くを使って詳細に紹介しています。
・チーヴニング奨学金に関する解説
・合格エッセイの書き方や考え方
・合格エッセイの抜粋
・面接の様子
・面接の実際の質問や想定質問リスト
私も30時間以上の時間をかけて、過去の資料や自身のエッセイなどを読み返し、また奨学生候補の方のエッセイを拝見する中で感じたことを、皆さんの期待に答えられるよう一生懸命執筆しました。自身でも驚きの4万文字近い長編となっています。自身のエッセイ・面接の質問など、具体的に提供できる情報は、可能な範囲で含めています。
留学カウンセラーにお願いしても、詳しい生の情報は得られません。特に、チーヴニング奨学金は情報も少なく、私はほとんど具体的な情報を得られないまま、書類提出・面接を行いました。私自身も自分のなけなしのお金を払って、複数の留学カウンセラーと契約したのでわかりますが、カウンセラーにお願いすると、料金も1.5時間のカウンセリングで2万円を超えます。でも、詳しい情報はえられない。さらに、1回のセッションでは終わりません…。しかも、留学カウンセラーによってはアドバイスの品質が悪く、お金と時間の無駄と感じたハズレのカウンセラーもいました。私自身は、100万円以上を複数のカウンセラーに払いました。普通の会社員には痛い出費です。
このnoteを読めば、私が実際に体験したことや30時間以上かけて調べた奨学金に関する知識が4980円で得ることができます。また、留学カウンセラーに支払うお金も削減できるはずです。大切な時間とお金を無駄にしないよう、本noteを役立てていただけると嬉しいです。
ここまで本noteを読んで頂き、チーヴニング奨学金には自力で挑むという方はnoteを購入して頂かなくて構いません。
このnoteに書かれてる内容は、私が実際にチーヴニング奨学金を得るまでの工程や考え方を記したものです。私以外の方には100％書けない情報です。
インターネットで検索するとチーヴニング奨学金をおススメするサイトもありますが、ここまで詳しく、具体的に対策やアクションプランが書かれている情報はほとんどありません。実際に、読者の方からもここまで詳しい日本語の解説記事はないとお墨付きを頂いております（下記で紹介）。
ーーーーーありがとうございますーーーーー
2021年10月現在、公開から2ヶ月もたたないうちに、通算15名の方にご購入いただきました。無名、しかも宣伝ゼロにも関わらずご購入いただいた方、ありがとうございます。
2021年12月現在、通算20名の方にご購入いただきました。
2022年8月現在、通算50名以上の方にご購入いただきました。
2023年5月現在、通算100名以上の方にご購入いただきました。
2024年3月現在、通算150名以上の方にご購入いただきました。
また、読者の方から下記のようなお便りをいただきました。こういうお知らせをいただけると私も本当に嬉しいです。一生懸命、書いてよかったと嬉しくなりました。お便りをくださってありがとうございます。
🎉さらに、読者の方の中からチーヴニング奨学金の合格者、または書類選考の通過者が複数誕生されました。私も少しでもお役に立てて嬉しい限りです。本当におめでとうございます！
奨学金は、エッセイ・推薦状・面接・履歴書と全ての面で自分を際立たせる必要があります。すべてを網羅しているのが下記のマガジン。別々に購入するよりもお得な値段で販売しています。本気で奨学金獲得を狙うなら、こちらのマガジンがおすすめです。
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