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【純ドメでもできる】海外インターンを獲得したノウハウ&経験談を全公開【面接質問あり】

留学生のみなさん、就職どうしますか?

私もイギリス留学中の2年間は、ずっと卒業後はどうしようかと悩んでいました。

大学院に留学したら、すぐに留学先の学校の就職課の人たちから、すぐにでもネットワーキングをしてインターンを勝ち取るようにと言われ、いかにインターンという経験が海外では重要なのかを思い知らされました。

海外では、インターンは職歴を得るという意味合いと同時に、優秀な結果を残せばそのまま内定を出す企業もあるとのことで、海外の大学生や大学院生は目の色を変えて、インターンシップの獲得を目指して活動しています。

私も留学中は、本末転倒かもしれませんが、インターンの面接などがピークを迎えていたときは、授業の予習やグループワークは最低限にして(ときにはサボって)、インターン獲得のための準備を最優先にしていたぐらいです。

私は幸運にもその努力が実り、イギリス・ロンドンの金融街にある外資系の投資銀行でインターンシップを行う権利を勝ち取ることができました。

私は、帰国子女でもないですし、英語は社会人になってから勉強をはじめたので、英語は話すことはできますが、とても流暢とは言えないレベル。

そんな純ドメ人間が、どうやってネイティブとの競争に勝ち抜き、海外でも人気のインターンシップを勝ち取ったのか、その方法とコツを実体験に基づき紹介していきます。

これからインターンシップに応募しようかを考えている学生の方々に読んで頂けたらと思います。

注意:この記事では、海外の大学・大学院に留学予定の方・留学している方を前提として書いています。


自己紹介をさせてください

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まずは、筆者の私「みりん」について紹介させてください。

私は、福岡のごく普通の家庭に育ちました。

大学進学を機に上京し、そのまま東京のIT系企業に就職。

社会人としての成果もいまいちで迷走していましたが、東京での会社員生活も慣れてきた頃に、1年間のアメリカ赴任の機会をもらいました。

その際に出会ったアメリカ人同僚のキャリアや仕事に対する考え方が自分と100%反対であったことにショックを受けて、30歳を過ぎて一念発起して海外大学院への留学を志すようになりました。

仕事の都合などもあり、すぐに辞めるわけにはいかなかったので、会社員として働きながら、留学準備を2年間行いました。

私自身は、英語が苦手だったのでTOEFL等の英語テストのスコアメイクに苦労しましたね。

結果として、幸運にもイギリスやアメリカの大学院から合格通知をいただきました。イギリス政府からの奨学金(チーヴニング奨学金)をもらえたことが大きな決め手となり、イギリスの大学院に私費で留学しました。

海外留学中は、奨学金をもらっていたのでお金には困らなかったのですが、卒業後は海外で就職したいという、無謀な野望があり、海外就職するにはインターンしかない、とガムシャラに頑張りました。

数カ月間、インターンに応募をしまくり、その夢がかなって、夏休みに2ヶ月間、ロンドンの外資系投資銀行でインターンをすることができました。

このインターンも、応募した際は、有名企業だけにまさか自分が受かるとは思わなかったのですが、奇跡的に書類選考を勝ち抜き(クラスメイトも驚いていた)、ロンドンでの2次面接を経て、ネイティブスピーカー達との激闘の末にインターンをする権利を勝ち取ることができました。

なんと、2ヶ月間の給与はなんと100万円以上という破格の待遇です。これ、普通に社会人時代の給料を超えていたかもしれないぐらいです...

インターン中は、投資銀行のビジネス講座を受講できたり、インターン仲間とのボランティア活動、優秀なインターン仲間と友人になったり、さらには投資銀行で働く人達とのネットワーキングの機会を得ることができたりと、お金以上の価値があった2ヶ月間でした。

本当に、頑張ってインターンの準備をしてよかったと、心から思います。

現在は、留学した大学院を卒業し、縁に恵まれて、アメリカ西海岸で働いています。英語が苦手なのになぜ海外で働いている?と自分につっこみながら、日々悪戦苦闘する毎日です(笑)。

留学や海外就職のことについて、こちらのブログで紹介しています。


海外留学中のインターンシップのメリットは?

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結婚以外の方法で、海外で働きたいと本気で思っているのであれば、日本で日本企業に就職して海外に赴任する方法、もしくは海外留学&海外企業でのインターン&海外就職というパターンになると思います。

日本と海外の仕事の仕方はかなり違いますし、海外での仕事の仕方や上司との関わり方になれておく&実績を作るという意味で、海外就職を目指す方は、海外でのインターンをぜひ狙ってほしいと思います。

私が考えるインターンのメリットは下記です。


■インターン後に内定がもらえる、もしくは社内の人脈ができる

インターンを行うと、その仕事ぶりを見て、卒業後はフルタイムで就職しないかと勧誘を受ける可能性があります。

ポジションによっては、全てのインターンのポジションがフルタイム採用を視野に入れたものではない場合があるので断言はできませんが、インターン先の会社の他部署の人達との人脈も構築できるので、もし就職をしたいのであればインターンをしておくと圧倒的に有利です。

意外にも海外はコネ社会です。

海外で誰を知っているかによって、同じスキルでも面接を受けることができたり・できなかったりするので、コネを作ること(かっこよくいうとネットワーキング)は、非常に重要です。


■職歴として履歴書にかける

インターンでも立派な職歴として履歴書に書くことができます。

経験はたとえ3ヶ月の職務経験でももちろんプラスになりますし、有名な企業であれば履歴書に箔がつきます。

イギリス人の卒業生数人から、「君は○○でインターンをするんだね。これは君のキャリアにとってプラスになるよ」とコメントをもらったことがあるので、海外でも有名な企業で働いていたとなると、一目置かれるようです。

海外では、新卒採用という仕組みが多くの会社にはないので、普通に中途採用の人たちと競争しなければいけません。

あなたが、会社の採用をする立場だったら、経験がある方を選びませんか?

経験がある方を選びたくなりますよね。

特に社会人経験がない場合、経験を積むために、たとえ短期間でも勤務経験があるというのは、かなり重要な要素だと思います。


■他大学の人との人脈ができる

大手企業であれば、40〜50人のサマーインターンを採用しているので、自分の大学以外の優秀な学生と知り合いになることもできます。

他のインターンはライバルでもあるのですが、友人としてその後も長い付き合いを続けることもできます。

私も、ポーランドの大学から来ていた他のインターンとインターン中に知り合いになり、卒業後もLinkedIn経由で連絡を取るようになりました。

他の学生との人脈がひろがるのも、インターンを行うメリットの一つです。


■インターン先によっては、給料がもらえる

インターンといえども、海外の企業ではしっかりお給料がもらえるところが多いです。

私も給料に関しては期待していなかったのですが、実際に貰ったお金を見てビックリ!

アパート代や交通費は自分で払わなければいけないので経費はかかりますが、日本でもらっていた初任給よりもはるかに高い金額のお給料をもらいました。私の場合は月額50万円以上!

また、シリコンバレーにあるGAFA系の企業でもインターンはかなり給料が高いとの噂を聞いたことがあります。
メモ:アメリカ企業のインターンの給与額はこちらのページが参考になります。https://www.indeed.com/salaries/Intern-Salaries

インターンでお金を稼いでおくと、その後の留学生活がかなり楽になることは確かですね。


海外留学中のインターンシップのデメリットは?

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メリットの多いインターンですが、デメリットもあります。

■夏休みがなくなる

インターンは、いわゆる夏休み(6月から8月)にかけて行われるので、夏休みに旅行に行きたい、遊びたいと考えている場合は、夏休みをあきらめることになります。

インターン期間は、休みは取れないと考えたほうがいいと思います。

インターン後は、すぐに次の学期が始まるので、休暇中に長期旅行をしたいという方には、遊ぶ時間がなくなってしまうのでデメリットとなるかもしれませんね。

インターンの期間を1ヶ月に縮めるという交渉もできると思いますが、もしその企業で就職をしたいのであれば、何を優先すべきかは考えた方がいいかもしれません。


こんな人に本ノートはオススメ

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本ノートは、私自身が、就職課や在校生などの多くの方にアポをとって、実際に話しを伺って学んだノウハウを、実際のインターン面接に適用した経験談&ノウハウを紹介する内容になります。

日本育ちの純ドメ日本人で海外インターンを経験している人は多くないと思います。

私の日本人クラスメイトも5名いましたが、海外インターンを行ったのは私だけでした。私の一学年上の先輩も、海外企業でインターンを行った人はいなかったと記憶しています。

英語でハンデがある私には、非常に狭き門でしたが、コツをうまく活用すれば海外インターンを獲得できるのかもしれないと感じたのも確かです。

できれば、やる気のある多くの方に、海外でのインターン経験を積んでほしいという私の想いもあり、本ノートとしてまとめて、紹介することにしました。

コーヒーを飲みながら、海外でのインターンを目指す方の相談にのるという設定で、私の大好きなスタバのカフェラテ1杯と同じ値段に設定させていただきました。

海外企業だけでなく、参考情報として日本企業のインターン情報も紹介していますので、インターンに興味がある留学生の方には、お役に立てる内容になっていると思います。



(参考)日本企業のインターンシップ採用のスケジュール

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