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【入院生活 #15日目】心臓カテーテル検査に向けてレントゲンや心エコー検査があった日

こんにちは、@hanamizukiです。

*医療表現はお医者さまからの説明を私なりに解釈したものを書いていますのでご了承ください。


入院生活15日目
心臓カテーテル検査に向けて、レントゲン検査、心電図、心エコー検査がありました。

mili君は、病棟以外の外に出られることと、大好きな車椅子にのっていけるレントゲン検査はとっても嬉しそうに行くのですが、心電図と心エコー検査は、診察台にじっとしていることがコワいのか、病棟でのエコー検査にも嫌がり続けていたので、この日は、昼食後、眠るお薬を飲んで、午後からの心電図室と心エコー検査室をすることになりました。

MRI検査の時と同じ、オレンジシロップを飲ませなければなりませんが、前回と違って頑張ってゴクゴク飲んでくれました。

なぜかというと、前日から隣のベッドに入院してきたnaruくん。naruくんは、この日9時から耳の手術の為、朝からお薬を飲んだり、naruくんのお母さんがきたり、隣のベッドの様子をmili君はじっと見ていたので、何か感じていた日だったのかもしれません。

心電図と心エコー検査を続けて行い、眠りから覚めたmili君は、手術から戻ってきていたnaru君の姿を見て、やっぱりじーっと見つめていた姿を覚えています。顎から頭にかけて包帯をしていたnaru君、昨日の元気とはうってかわって、付き添いのお母さんもいて安心したのか「イタイ」「もういやだ」「なんでオレだけ」という声が聞こえてきます。

「お兄ちゃんも頑張っているね、miliくんも頑張ろうね。お兄ちゃんお母さん大好きだね。お母さんもmili君大好き、とっても大好き。頭が痛い子、耳が痛い子、mili君のように胸が痛い子、みんな頑張っているよー。mili君も頑張ろう。」mili君を抱っこしながら「miliはできる!なんでもできる!」「がんばろ!がんばろ!」って歌っていた記憶があります。

MRI検査の結果について、先生からも説明があった日です。

炎症があるかどうかを見たが、所謂ガン細胞というのは無かったので、疑うべきは肥大している心臓になるだろうとのこと。心筋が悪い場合、心臓移植の道しかないと思っていましたが、先天性の遺伝によるものであれば移植を考える道しかないが、後天性で何か悪さをしているものがあるのであれば、それらを治療して心筋の治療を長く続けていくことも可能性としては無くはないこと。

そして、今回の喀血となった原因は、肺に戻るべき血流が、心臓の動きが悪くなった為、うっ血して血管を破って出てきてしまったことと、ハァハァとした息遣いはおそらく喘息ではなかったことなども話があり…

以前からのハァハァとした息遣いが気になるときがあったことや風邪と診断されきたこれまでは、恐らく心臓が苦しかったことによるものの方が大きいかもしれない、小さい子の喘息は見分けや判断が難しかったというのも正直なところあるかもしれない...と、開業医の方たちの診断が間違っていたなどと大学病院の先生たちは批判することはありませんでしたが、私からすると「息遣いが気になることを伝えていたのに」「こんなに風邪がうつりやすいのかな」「検査もなくいつも抗生剤のみ」「レントゲン検査もなく喘息診断」という開業医達の診断に、今でも悔しさと憤りと不信感は払拭しきれないです。乳幼児、幼児たちの先天性のもの以外の心臓が原因となる病気を見つけることは難しい、ということはわかりますが... 悔しいです。


NOTE_29_フッダー


前日、mili君は、naruくん、hiroくんのお兄ちゃんたちからあるゲームを教えてもらいダウンロードしてもらっていました!

それは、スパイダーマンやアイアンマン達のMarbelのキャラクターたちが戦うアプリゲーム。

これまで、mili君は煉獄さんから始まり、宇随天元、仮面ライダーリバイスと、ヒーローたちにはまってきていたのですが、スパイダーマンとの出会いは、お空に旅立つ日まで繋がるために出会ったような、出会うべくして出会ったmili君の最大のヒーローとなります。



息子がいない朝を迎えることが
恐ろしい虚しさに襲われます。

息子の生と死を綴っていることに
何の意味があるのか、

息子がいなくなったのに、
これから私が生きていくことに
何の意味があるのか、

生きる意味を考える苦しい日々が続いています。

息子は確かに生きていた、
命を輝かせ毎日を一生懸命生きていた
それを綴り、
同じように悩み苦しんでいる方の
何かの役に立てればそれだけで今は嬉しいです。


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