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【入院生活 #13日目】4人部屋での初めての朝 お父さんとドア超しに会えた日

こんにちは、@hanamizukiです。

今日は息子のお墓参りに行ってきます。
大好きだったアンパンマンのりんごジュースとスティックゼリーを持って、息子に会いに行ってきます。

息子がいなくなり泣かない日は無いです。
毎日毎日涙がでてきます。

「助けてあげられなくてごめんね」
「たくさんの思い出をありがとう」
ごめんね、と、ありがとう、を繰り返す日々しかまだ送れていません。

入院生活14日目
4人部屋に移り初めての朝を迎えました。

mili君は、この日、5時半に起床。
個室部屋にいた時は、起床後、看護師さんが部屋まで体重計を持ってきてくれていましたが、4人部屋に移ってからは、ナースステーションに置いてある体重計で測ってから、その足でプレイルームに遊びに行く生活になりました。

車椅子移動をして、朝6時からプレイルーム。

廊下を移動してもよいことになったので、差し入れや荷物を届けにきてくれているお父さんとも、この日からガラスのドア超しですが、会えるようになりました。

この日は朝一におと(息子はお父さんを「おと」って呼んでいました)に電話しました。コインランドリー室では音を出して電話ができたので、朝一のおとへのモーニングコールはこの日から定番になりました。

「おとー!なんじにくるー?」
「じゃがりこかってきてね!」
2人とも会えることをとっても楽しみにしている様子。

小児科病棟前のエレベーターは三機。
おとの到着時間前にドア前に着いたmili君は、
「まんなかからくるんじゃなぁい?」
「えっ、こないねー。」
「つぎ、くるんじゃなぁい?」
って、おととの面会をワクワクしていました。

プレイルームからおとが来るのをずっと待っていました

エレベーターからおとの姿が見えたmili君は、車椅子からずり落ちそうになるくらい恥ずかしがってはいましたが、めちゃくちゃ笑顔。
「車椅子、かっこいいなー!」
って、乗っていた乗り物を褒められたmili君は、大きな声で
「おとー!ギャハハハハー(笑)」って笑っています。

しばらくお話していましたが、mili君「もういくー。プレイルームにいくー。」って(笑) おとも「お仕事にいくからね、miliまたね!」って、mili君の姿が見えなくなるまで、おとはガラス越しに手を振ってくれていました。


mili君
その日、おとは泣いたみたいだよ。
緊急入院前のmili君の姿からは想像がつかない、
点滴の管を固定され車椅子に乗ってきたmili君を見て
どうして息子がこんなことにって。
心が追い付かなかったみたい。
mili君はお母さんと2人でいたけど
お家ではおと1人だったからね、
きっとmili君を思って泣いた夜は
何回もあったのかもしれないね…

おととおかはmili君とずっといたかったな。
三人でずっといたかったな。



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