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【入院生活 #3日目】息子の寝言 miliくんはわるいことしてないよ

こんにちは、@hanamizukiです。

入院生活3日目、熱もさがり、息子もちょっとだけ食欲が戻ってきたみたいで、昼ご飯ののり巻きをすっごく美味しそうに食べたのを覚えています。

普段の生活では、卵類が苦手で、卵焼きも卵とじもなかなか口にしようとしていなかったのですが、この日、のり巻きに入っていた卵焼きが気に入り、好きなおかずの1つに仲間入りしました。

この日は、夫からの差し入れにも卵焼きをリクエストしたのですが、スーパーで買ってきた卵焼きに「つめたい!」って怒っていたmili君(笑)でも、とっても美味しかったみたいで沢山食べて喜んでいました。輸血したせいなのかなぁ、その方の好物が卵焼きだったのかなぁ。

看護師さんの話では「土日は検査類は無い」とのことで、この日は午前午後の利尿剤の注射だけの日となりました。

この注射も退院直前まで続くのですが、液を入れると冷たいのか、痛いのか、mili君は「おかがいい~、おかがいい~(泣)」と泣きます。でも、暴れることはなく、手を差し出してじっと耐えながら泣くようになりました。

この利尿剤ですが、30分後ぐらいからお薬が効いてきて、10~15分ごとにトイレに行き、100~150CCのおしっこが出てきます。これを一日夕方まで繰り返します。思い出すだけで辛いですね…一日に20回ほどのトイレ通い。入院してからお空に行く日まで、利尿剤は飲んでいましたので、mili君はどんな気持ちでいたのかなぁ。大変だったよなぁ…って思い返すと辛くなりますが、トイレ通いも楽しいものにしたくて、おしっこを紙コップにとったら、「120CC!!ごうかく!!まる~!!」って、腕で大きく丸を作って、mili君の頭を撫でて抱きしめていました。いっぱい出てくると「えー、150CC!!すごねー!」って楽しみながらトイレに通っていたら、いつの間にか、mili君の方から「120CC!!ごうかくー!!」って言うようになっていました。ちょっとしかでなかったねー、いっぱいでたねー、ってトイレでの会話も今では忘れることができない大切な思い出です。

注射、検査、知らない大人たち、いきなり始まった入院生活、急に訪れた不安と恐怖は息子の方が大きかったはずです。

この日の夜、

mili君は寝言で「miliくん、わるいことしてないよ……」と言ったのです。

痛い注射も怖い検査も、自分が悪いことしているからされているのかと思ったのかもしれません。

悪い事なんてしていない!

miliは悪くないんだよ!

こんなことになってしまうなんて、こんな姿を見ることになるなんてと、また悔しくて涙が止まらない夜となったのでした。


これまでのこと
開業医達の誤診や過信は「あるべきではない」
誤診や過信で不幸になった親子は沢山いると思います…
どこかで見つけることができなかったのか
「病院とは」「医師とは」「こどもの病気とは」





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