今週の一品「宴の打破者」についてロッコ視点で考察

こんにちは、寝みりあです。

今週も、日替わりならぬ週替わりで、自分が愛して止まない統率者である「街角の料理人、ロッコ」視点で面白そうなカードを１枚紹介し、考察していきます。

それではお品書きをどうぞ。

宴の打破者/Party Thrasher

これはどう見ても絡み酒

あなたが追放領域から唱えてクリーチャーでないすべての呪文は召集を持つ。（あなたが追放領域からクリーチャーでない呪文を唱える段階であなたがタップした各クリーチャーは、(１)かそのクリーチャーの色のマナ１点を支払う。）
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、カード１枚を捨ててもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーの一番上にあるカード２枚を追放する。その後、そのうち１枚を選ぶ。このターン、そのカードをプレイしてもよい。

テキスト解説

追放領域にある非クリーチャー呪文全てに召集を与える永続効果と、戦闘前メイン開始時に、手札を捨てて変則的な衝動ドローを行う誘発効果を持ちます。
　
召集を持たせる効果はかなり強力で、ロッコの日替わり定食によって追放したインスタントを召集で唱えることが出来、フルタップでも構えることが出来ます。
カードを追放する手段は問わないので、自分が採用している破滅の終焉や、イコリアへの侵攻などのX呪文の値を大きくするために、X呪文がオーダーされた後に手出しをするもの有効です。
　
２つ目の能力は、戦闘前メイン開始時に誘発するため、１ターン待つ必要があるため、普通に使うには悠長です。
序盤に土地２枚＋宴の打破者。と言った手札の時はキープして、２ターン目にプレイして３ターン目にドロー＋衝動ドローで土地を探しに行くプレイングがお勧めです。

ロッコ視点での考察

総じてロッコにおいては、序盤～中盤における、オーダー事故や土地事故に対処するカードが主な役割になります。
筆者は、続唱をメインギミックに添えているため評価が高いです。
逆に、元々のマナコストを４マナ以下に抑えて、オーダー事故を起こしにくくしているデッキだと、イマイチかもしれません。
ロッコ単独では、追放領域へのカード供給が１ターンに１枚のため、追放領域を増やすカードを他に採用しないと恩恵を得られにくいです。
敏捷なこそ泥、ラガバンや、抜け目ない交易商人等で、追放領域にカードを送り込んであげると、より活躍できるでしょう。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.