フリーレンオケコン
昨夜はフリーレンのオーケストラコンサートに行ってきました
座席は10列目ですが、1〜9列目は可動式の席で
ステージに変貌していたため、実質10列目が最前でした。
CDチケット先行でたまたま当選した座席が、本当に偶然にも最前列でした。まさか、こんな大きなホールで一番前に座るなんて、今まで経験したことがなく、miletちゃんの東京国際フォーラムでもこんなことはなかったので、驚きと喜びでいっぱいでした。
そんな特別な席で、オーケストラの演奏と共にmiletちゃんの歌唱を聴くことができたのは、良い思い出になりました。通常のライブとは異なり、着席で静寂の中で”音”だけを楽しむという時間。その感動を伝える手段は、拍手のみでしたが、クラシックの要素が加わったオーケストラの魅力を改めて感じました。
また、30曲以上の楽曲を大スクリーンに映し出されるアニメの映像と共に楽しむことができ、「フリーレン」の物語の良さが全て詰まっていました。その映像と共に、今回の演奏をぜひ円盤化してほしいと強く思うほど、素晴らしい公演でした。
開場
大きなホールというだけあって、たくさんの来場者で埋め尽くされてました。平日の水曜日の夕方にもかかわらず、これだけの人が集まるなんて、本当にすごいことです。私も仕事を切り上げて駆けつけました。。。その結果、本日これを書いている木曜日も仕事stairsは増えて、終わってないのにnoteを書いている状態です(明日早起きでタスクこなさないと…😭)
この日、私は#301のmilet-Tシャツとタオルという、どこから見ても仕事終わりではない格好で参加しましたが、会場ではhohobunさんの緑色のTシャツを着ている方も多く見かけました。
こんな感じでフォトブースもあって、たくさんの方が撮影されていました
会場には、フリーレンにふさわしい素敵な祝花が飾られていました💐
ホール内はとっても広くて、正面にスクリーンがありました
「フリーレン」と共に蘇る思い出
前半パート、miletさんの歌唱、MC、後半パート、アンコールという流れで進行しました。終始、フリーレンのアニメがスクリーンに映し出され、演奏と共にフリーレンの物語を追想する形になっていたため、リアタイしていた時の気持ちが蘇ってきました。
特に後半のラストで「Beyond the Journey’s End」が演奏された時、スクリーンにフランメやヒンメルの映像が流れ出すと、田中さんのこともあり、思いが込み上げてきました。
miletちゃん登場
スクリーンに突如現れた「milet」の文字と共に、miletちゃんが真っ白なドレス姿で登場しました。フランメから受け継がれたフリーレンが耳にしている赤いピアス(イヤリング)を身につけ、その姿はまさに作品の中のキャラクターへの愛が伝わってきました。
最初に「bliss」を歌い上げるのですが、その時のmiletちゃんからは強い緊張感が伝わってきました。今は「stairs」のツアー中ですが、それとは全く異なる独特の緊張感があり、表情も少し硬めでした。心の中で、祈りながら聴いてました。
しかし、歌唱が始まると、その緊張は少しずつ解けていき、何度も指揮者の田尻さんの方を振り返りながら、息の合ったパフォーマンスを披露していました。時折スクリーンにも目を向け、フリーレンの映像を見ては、少しにっこりと笑みを浮かべる姿が印象的で、徐々に笑顔が増えていく様子がとても温かかったです。
「bliss」を歌っている時、miletちゃんは指揮者が見えるように上手側に体を30°程度向けて歌っていました。その先にいる私の席と、ちょこちょこ目が合っていたかなぁ。左隣もmilesさんで、hohobunさんの緑Tシャツを着ていたので、私が着ていた#301のTシャツと合わせて、きっと視界に入ってたんじゃないかな。
「Anytime Anywhere」も本当に素晴らしかったです。
miletちゃんが1番目の歌詞を歌う時、まるでフリーレン(you)に語りかけているように感じられた。
そして、2番目では、天国にいるフランメやヒンメル(I)がmiletちゃんに向けて大丈夫だよ、聴こえてるよって語りかけているのかな。
歌い終わった後、miletちゃんはおそらくホッとしたのか、「ふぅ」と息を軽く吐くと共に胸が少し上下に動き、胸を撫で下ろすような仕草が見られました。その瞬間、miletちゃんがどれだけこの曲を大切に想い、感情を込めて歌っていたかが、客席まで伝わってきました。miletちゃんの曲への向き合いが、心に深く響いてきました。
MC1
miletちゃんが「Anytime Anywhere」を歌い上げた後、Evan Callさんを紹介しながら、二人のMCトークが始まりました。
miletちゃんが「作曲者様の前で歌うなんて初めてで緊張しました」とEvan Callさんに声をかけると、Evanさんは「とても素晴らしい歌でした」と応えていました。その後、miletちゃんが「曲を作ってEvan Callさんにお渡ししたら、私のはマイナーコードが多かったけど、全然違うコード進行になって返ってきた」と笑顔で語ると、Evanさんも「やってしまったー」みたいなニュアンスでユーモラスに返していました。このやりとりに、会場全体が微笑ましい雰囲気に包まれました。
さらに、Evanさんは「Anytime Anywhereはフリーレンに合わせて、バンドとは違ってオーケストラということもあって少し明るめの曲調にもっていった」という趣旨の話をされ、サビのコード進行は変えなかったことも明かしてくれました。
このトークを通じて、Evanさんがフリーレンの世界観に合わせて編曲された際の思いや、二人のコラボレーションの裏側が垣間見え、とても貴重な瞬間でした。miletちゃんとEvan Callさんの温かい交流と、音楽に対する真剣な姿勢が伝わってきて、さらに曲への愛着が深まりました。
実は似た様なことを当時のインタビューでも語っています
「bliss」についても作曲時の様子をお話しされていました。特に印象的だったのは、アニメの中でどのシーンで使われるのかわからないまま作曲を進めていたことや、曲の特徴として民族楽器や古楽器が使われている点が挙げられていました。
そして、この2曲の作詞時には「愛」という言葉を使わないでというリクエストがあったそうです。それに対して、miletちゃんは「エルフや人間、様々な種族がいる世界では愛の形はそれぞれあるだろうから」と話していました。
miletちゃんの解釈の仕方が素敵だなと思いました。
歌詞には出てこないけど、自然と愛を感じるのがフリーレンですよね。
その愛は決まった形ではないけど、それぞれが感じたんじゃないかな。
私はすごく愛を感じました。それを歌を通して感じさせられるのがmiletちゃんの魅力なんです。
このMCでの会話から、miletちゃんとEvanさんがどれだけ深く楽曲に向き合い、アニメの世界観を感じ取りながら作曲に臨んでいたかが伝わってきました。曲が持つ独特の雰囲気や、物語と音楽がどのように融合しているのかを知ることができ、とても興味深かったです。
MCについてのさらなる詳細は、”なつみ”さんのポストをご覧ください!
MC2
Evan Callさんと指揮者の田尻さんのMCトークはお笑い満載でした。お二人の出会いは2017年9月10日らしく、田尻さんがその日付を調べてきたと話していました。「あれから7年経つのですね」と、Evanさんが懐かしむように語りながら、髪型や体格についての軽妙なトークも交わし、お二人のチャーミングなキャラクターが際立っていました!
さらに、田尻さんが「前半で気に入っている曲は何か?」とEvan Callさんに質問すると、Evanさんは「One Last Adventure」と答えていました。この曲は、とても切なくも穏やかで美しい曲で、Evanさんが過去のインタビューでも気に入っていると語っていたことが思い出されました。
アンコール
アンコールでは、Evan Callさんが指揮する特別メドレーと、田尻さんが指揮する合計2曲が披露されました。どちらも本当に素晴らしい演奏でしたが、特に印象的だったのは、2曲目が撮影OKで、さらに拡散もしてくださいという息の計らいがあったことです。
この特別な瞬間を多くの人と共有できるようにという心遣いが感じられました。音楽を通じて、さらなる感動を共有できる様にしてくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
miletちゃんがツアーの過密なスケジュールの合間を縫って、この特別なステージに立ってくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。一つ一つのパフォーマンスには、観客への愛情とプロフェッショナリズムが詰まっていて、それがステージからひしひしと伝わってきました。
その一方で、どうか少しでも休息を取ってほしいという気持ちもあります。miletちゃんがツアー前に健康第一と話されていたことが思い出さずにはいられなくて、何よりも大切なことかなと思います。少しでも休息を取り、これからも素晴らしい音楽をmiletちゃんのペースで届けてくれることを願ってやみません。
ありがとう
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