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2022 BEST ALBUM 発表!!

昨年Noteをはじめたものの、飽きっぽい性格故、放置して、早半年以上。。しかしながら、2022年はいいミュージックがたくさんあったので、ぜひ多くの方に知って頂きたいので、その紹介から今年はスタート。改めてよろしくお願いします。

10位 Luv N Chaos / Flwr Chyld 

怪しげなエレピとシンセで奏でられる、レイドバックした雰囲気を醸し出すメロウな楽曲やスローなFUNKナンバーは、なんとも中毒性が高い。まるで70代後期Here My Dearのマーヴィンをケイトラナダがプロデュースしたようなサウンドといいましょうか、ハマリます。

9位 Untidy Soul / Samm Henshaw

父親が牧師という背景もあり、R&Bでもアーバンゴスペルの影響の強いサウンドが持ち味のサムヘンショウ。EPでの発表でファレルからも評価された実力派のファーストアルバムは、渋いソウルフルな歌声味がじんわりくる味わい深いソウルアルバムでした。

8位 Red balloon / Tank and the Bangas

ニューオリンズ出身、ライヴに定評のある実力派ソウルバンドのアルバム。懐古趣味にならないファンキーなサウンドもカッコ良いが、あったかみのあるミディアムナンバーやソウルフルなスローも心地よい充実作。

7位 Black Radio Ⅲ / Robert Glasper

最初のBlack Radioが世に出て10年目に、シリーズ3作目の登場。現代のブラックミュージックの垣根を軽々と超え、豪華ゲストを迎えてJazz〜HipHop〜R&Bを縦横無尽に融合して紡ぎ出す。1作目の衝撃はないが、どの曲もクオリティが高い。Q-Tip と Esperanza Spalding をフューチャーしたWhy We Speak や美しいTears for Fearsのカバーなど聞きどころ多し 


6位 Mr. Morale & the Big Steppers / Kendrick Lamar

アルバムを出すたびに、毎回高いクオリティで傑作を生み出すケンドリックラマー。今回もHipHopという枠に収まらないソウルフルなサウンドをバックに、頂点に立った葛藤や苦悩を表現した非常に音楽的に豊かでスケールの大きな傑作となっております。22年のラップベストアルバム。

5位 Not Tight / Domi & JD Beck

キーボードのドミ (DOMi LOUNA)と、ドラムスのJD・ベック (JD BECK)による早熟の2人組ユニット。サンダーキャットやアンダーソンパークとの共演が示す通り、その界隈が好きならハマる充実作。ハービーハンコックも参加の70s ジャズフュージョンをベースに、スヌープも参加のヒップホップまで、刺激的な作品が並んだデビュー作です。

4位 Gemini Rights / Steve Lacy

the Internetでも大活躍なスティーブレイシーのソロはシングル「Bad Habit」が大ヒット。ローファイなバンドサウンドで奏でるチルでソウルフルなナンバーが心地よいアルバム。

3位 Euphonyus / Phony Ppl

Jazzy Jayの息子も在籍するブルックリンの5人組ファンクバンド。ダンサブルなファンクから、メロウなブギーナンバーまでキャッチーにかっこよくまとまったアルバム。シティPOP好きにもぜひオススメしたい。

2位 NO THANK YOU / Little Simz

2022年の最後にドロップされた本作、前作も傑作だったけど、今回もインフローのプロデュースで、自身の内面の葛藤や苦悩に触れたラップに、ドラマチックでスピチュアルなトラックが一体となり、充実の仕上がり。

1位 Untitled (God) / Sault

新作を心待ちにしていた22年後半に一気に5作品を発表し度肝を抜いたインフロー。それぞれが非常にコンセプチュアルで異なるサウンドのタッチであったのも驚きでしたが、中でもこの「Untitled (God) 」は、これまでにも発表してきたSaultサウンドの集大成的な作品。70年代のチャールズステップニーのようなサウンドから、刺激的なビート作品、メロウでオーガニックなソウルナンバーまでカレイドスコープのように展開される刺激的でスピリチュアルな傑作です。

では23年も音楽を楽しんでまいりましょう♪

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