【よく聴いた15曲】202207

Apple Musicでプレイリストをつくり保存してきたものの、シングルとアルバムで重複したのでシングルをアンインストールする〜みたいなことの繰り返しで、数年前のプレイリストは歯抜けもいいところ。
ということで私自身の為に毎月15曲、気に入った楽曲を記載する。

1.逆光 / ado(ウタ)
ONE PIECE×ado第三弾。私は最強のCメロもそうだったが、adoはデモテープにかなり忠実に歌唱している様子。
本人の個性なのかウタというキャラクターのコンセプトに合わせて変化をつけようとしているのか気になるところ。
前置きが長くなったが、ギターとベースを前面に出しつつ中高音域でシャウトのような歪んだ歌唱で、文句なしにカッコいい。
Vaundyは相変わらず輪郭の掴めないアーティスト。

2.ブルーアンビエンス / Mrs. Green Apple ft.asmi
asmiって誰？と思ったら若手女性シンガーらしい。息が多い声なので大森さんの突き抜けるような声との重なりが綺麗。
全体的にテンポの速さ、跳躍の多さ、言葉数の多さ辺りからボカロ感を感じるけど、それを生身の人間でやる人がミセスだったりYOASOBIだったりする気がするので、いまJ-POPはすごい人たちの集まりなんだなあと改めて。

3.君を想う / ゆず
ゆず✖️蔦谷好位置！
美しさ、切なさ、壮大さが共存していてこのコラボ大好きです！
それぞれのパートをバラで聴くとそこまで難しい音程を辿っているわけではないのだけど、単純に3度ハモリ〜とかに囚われないからか複雑なコーラスに聴こえがちなところがゆずの美しさだと思う。

4.合法的トビ方ノススメ / Creepy Nuts
今頃です。歌詞はヒップホップぽいというかなんというか、ストレートに言えば下品な方。
でも"高層ビルの谷間"というキラーフレーズを繰り出した時点でR-指定の勝ち。
ライブバージョンで松永さんが絶叫しているバージョンがめちゃくちゃカッコよくて好きです、ライブミックスみたいな形で音源化して欲しい。

5.Am I Wrong / Anderson .Paak ft ScHoolboy Q
あんまり強くないジャンルなので細かいことはよくわからないけれど、シンプルに肩の力を抜いてくれるようでかつおしゃれでダンサブルな一曲。
歌詞もなんとなく要約すればとにかく踊ろうとしている様子なので間違ってなさそう(?)

6.サーカスナイト / 七尾旅人
今頃2。トライアングルとキーボードの音を左右に音を振り分けて鳴らしてくるイントロの浮遊感で一気に心を掴まれる。より深みの出たYou are everythingみたいな。
一曲通して基本同じ構成がループしていくのではちゃめちゃにノレるみたいな楽曲じゃないけど、何でもかんでも足せばいいってものじゃないなあと思わされる。

7.HOT CHOCOLAT / Tommy february
根本的に過剰なくらいのベース音が全開な楽曲を好む人間なので、入りから当たりを確信。
ヤスタカとかaira mitsukiと同じ路線なサウンドだけど、この曲のサビ部分の高音シンセの音が好き。なんとなくメタルとかに同じ音階使う曲がありそうだけどいつか自分の好みを理論的に理解したい。
ところでこのアーティストさんはいま活動しているのでしょうか？

8.雨燦々 / King Gnu
もはや何を出しても売れる、チャートを席巻するKing Gnuの最新曲は、常田さんの仲良し綾野剛主演ドラマの主題歌。
King Gnuぽくない爽やかな一曲で(失礼)、いつもみたいな歪みも感じない綺麗な音の割合が多いし、声を重ねたとしてもユニゾン程度、というか多分Cメロの部分はコロナ明けたらオーディエンスに歌わせるんだろうなという感じ。

ただ井口さんの「カラオケで歌いやすいでしょ」発言はどうなのか。どの辺が歌いやすいのか。歌いやすいの基準値の違いを痛感した。

9.Castle / milet
元々好きだったけど、ワンマンライブで多分ライブ初披露を聴くことができたのでCastle熱が再燃。
inside youやProverといった自分の好きなmiletの要素の一つにシンプルなキーボードとmiletの声が全面に出るところがあって、この曲の1番なんかは特にそれが顕著で。
アメリカじゃなくイギリス寄りのアクセントが混じるので、この歌詞や音の切なさ、悲痛さが強調されるようで生で聴いて泣きました。
miletさん、ポップなタイアップが増えてきたけどどうかこの路線を今後もください！！！

10.Ain't Got Far To Go / Jess Glynne
正直Rather BeとNo Rights No Wrongsくらいしか知らなかった中で、髭男の藤原さんがStand By You作成時に参考にした話を耳にして聴いてみたら気に入った曲。
確かにめちゃStand By Youぽい、耳馴染みが良すぎる。
こういう声に強さを持った女性シンガーが海外に多いのは普段の言語の発声とかも関係あるのかな。

11.どーでもいいから / [Alexandros]
"ルッキンフォー"、"ウェイティンフォー"って本当？と目を疑った、洋平さんの遊び心。
派手に盛り上がるわけじゃないけど、リズム隊の躍動するこの曲は気が付いたらスルメと化すスゴみがあるッ！
盛り上がりがそこまでと言ったけどラスサビの畳み掛けるようなギター？の音が乗るところがめちゃくちゃかっこよくて好きです。アルバム単位で言えば次の日々、織々との高低差も耳キーンなって好きです。

12.シリウス / BUMP OF CHICKEN
所謂バンプ通らなかった人間なので全然知らないところだらけなのだけど、自分の思うバンプらしさとかけ離れていたドラマチックなメロディのこの曲に一聴して耳を奪われた。
案の定アニメタイアップだったけど、いろんなところで「やっぱりバンプはすごい」と見聞きするわけで、もっともっと深ぼっていきたいです。ちなみに今のお気に入りは乗車権とベル。

13.Make my story / Lenny code fiction
ヒロアカのタイアップ曲。失礼ながらバンドのことも存じ上げなかったけど、多分この曲/アーティストを嫌いな人はいないのではないかな、というボーカルのピュアさが良い。
中でもこの曲は裏声をたくさん入れていたり曲調そのものの効果もあってサビの爽やかさが心地いい。

14.Sunshine / Liam Payne
リアムペインってワンダイレクションの人なんだという気づき。

You're like a sunshine and giving good vibes

もうサビ頭の歌詞を読むだけで曲調が予想できるポップなサウンド。
カルヴィンハリスやウィークエンドを感じないでもない音作りだけど、思えばStrip That Downなんかも自分の琴線に触れたわけでシンプルにこのアーティストが好きなのかも。

15.ハテナビト / Perfume
"？+人"かと思ったけど歌詞を見る感じ"果て無(き)人"なのかもしれない。ヤスタカの歌詞は年々分かりやすい曲と余白だらけの曲に二分化している気がするけどこの曲は後者かな。

歌詞の話をしたけれどこの曲の最大のお気に入りはサビ。
サビ1でベースと指鳴らし？でゆったり鳴らしたあとにサビ2でドラムロールと短いベースを2倍で鳴らしてテンポアップ、と同時にハモリ増枠で、このエレクトロ✖️J-POPな塩梅については中田ヤスタカの右に並ぶ者はいません。異論は認めません。
Perfumeの3人の「I will」の発音が良いところも気に入っています、ライブパフォーマンスが楽しみです。