「僕とサーフボードと不思議な女の子」

画像1 わかったよ。ひろちゃんの話し聞くよ…。ちゃんと話し聞いているから、ひろちゃんのペースでいいよ。すると…ひろちゃんが、「私は、男性とお付き合いした経験がなく、出会いもないのです。」「私とこの子は、地元で近所の日帰り温泉で働いています。」「朝早くからだったと思いますが、1人海の中に入って行く姿を見て…」僕は、まだ…サーフィン始めたばかりだし、埼玉には海がないから、なかなか上達しないんだ。でもね、自分と自分の葛藤みたいな、もし、波に乗れたら、自信つく気がしてねって話した。
画像2 明日、「私達が働いている日帰り温泉に来てもらいたいです。」って、ひろちゃん本人から言われ、そして、沢山の無料優待券を頂いた。そして、2人が帰る頃、帰り気をつけてね。明日、昼過ぎには行くようにするよ。すると、2人から…「絶対」ですよって言われ、「うん」って、答えた。
画像3 翌日、朝起きると12時を回っていた。カーナビに、日帰り温泉の住所を入れて、ギアをドライブに入れた。
画像4 随分、大きな「温泉施設」そして、「商業施設」が併設されていた。車を、パーキングに停めて、ある事に気がついた。温泉も好きだけど、サウナがあるなら、「サウナ」が良い。でも、沢山汗かいたら怠くはなるけど、「ビール」が飲みたくなる。ってことは、今夜帰れない。でも、とりあえず…ひろちゃんには、内緒にしておこう。
画像5 入浴後、えぇー「もう上がってしまった」のですか?って、2人から言われて、ここの温泉も設備も良いけど、熱くてって言うと、うちの温泉温度一般的ですよって言われた。💧ちょっと、車に荷物置いてくるね。すると、また…「ちゃんと戻って来てくださいよ」って言われた。
画像6 ひろちゃんの友人から、ひろちゃんがじゅんさんに話しを聞いてもらいたいと言ってますよ?僕は、良いよって答えた。ひろちゃんは、昨日とは違った。ハッキリした口調だった。「じゅんさんに渡したい物があります。」え?なんだろう?「いつもよりも早く起きてお弁当作りました。」帰り、埼玉まで運転大変だと思いますが、気をつけて、本当に気をつけて下さいと言われた。僕は、ひろちゃんに、わざわざありがとう。手作りのお弁当女の子にもらったことないから、ちょっとドキドキしたよ。ひろちゃん、また…来月会おうよ。くれぐれも体調に気をつけて
画像7 僕は、車に戻り、「エンジン」をかけた。「ルームミラー」に映る、ひろちゃん。車をバッグしてる時に、「ひろちゃんが両手で顔を覆いしゃがみ込んだ。」僕は、車をまた停めて、ひろちゃんの側に駆け寄り、ひろちゃんに声をかけた。「ひろこ、まだ埼玉に帰らないよ。」バイト終わるの駐車場で待ってるから、バイト終わったら、2人で遊びに行こう🫲

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