見出し画像

解体新書

解体新書は優れた英文解釈の本で私自身、新しい眼をもらったような心地になった.
私は興奮のあまり10回以上読み返している文章もあるくらい好きな一冊である。
しかし筆者も言うように大抵の受験生にとってはハイレベルな一冊であることは間違いない、今の時期からやるともしかしたら英語で挫折をするかもしれない、しかしそれでもこの一冊はおすすめである。市販の英文解釈のどの本よりも優れていると私は思っているからだ。

とはいえやはり1から最後までやると息切れをすることは考えられるので私が独断と偏見でやる順番を考えてみました。(私は最初から読みましたが全体を通して得たものが大きかったりした順という感じです)

まず全部でチャプターは8つあって8だけが長文の読み方や全体の構造のような解説があり他は説明+例題となっている。
この説明の部分が非常にためになることが多かった。全てまとめるのは少し時間がないので緊急で書くと優先順位としては
チャプター6を先にやることを勧める.名詞句の訳し方のコツから始まり
Hence+名詞句、連鎖関係代名詞、so that構文の配置問題(私が勝手にそう読んでいるだけだが、小説内において効果的に使われるso that構文などなどのことである)
またthe story goes thatso runs the argumentといった英語の記事によく見かけるが、実際に挿入されていると結構戸惑うようなものも扱ってある
それだけでなく,useとmentionというこの本の中でも最も興奮するテーマの一つがある.言い出したらキリがないがI say X becauseやThat is…
など話し手や書き手の意識の流れのようなものを自分のものにできる。
それによって文章全体の流れの把握にも繋がる。

次に7を進めたいところだが破格というのはやはり少しトリッキーな印象なので次は強調構文の解説がある3,省略される表現がまとまっている(Nothing could be futher form the truth(than this))4がおすすめで、その後は普通に
1,2に戻るか7を見てみるのも良いと思う。
全部やるのが本当はおすすめなのだけどとにかく6だけでも2000円以上の価値がある一冊なので6だけでも写経して写経して徹底的に頭に入れておくと見る目が変わります。
(私が疲れたのでこの辺で紹介を終わります。英語が間違っていたら遠慮なく知らせてください)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?