見出し画像

キッズスペースの落とし穴

この記事は、小学校や特別支援学校で教員をした経験を生かして、子どもの見方や子育ての考え方についてstand.fmで発信している内容の原稿です。

こんにちは、さわりです。
先日ランチに行ったカフェにキッズスペースがありました。
キッズスペースがあると、お子様歓迎なんだ、と気が楽になりますし、
とっても助かりますよね。
うちの子はママがいないとキッズスペースで遊ぶことはできなかったのですが…😅

キッズスペースの落とし穴

さて、4〜5歳くらいのお子さんも、キッズスペースで遊んでいました☺️

ところが、ご飯が運ばれてきても
「遊びたい〜!」と駄々こね。
ろくに食べずに遊んでいて、
お母さんは食べさせようと大変そうでした。
まさかキッズスペースにこんな落とし穴があるとは…
楽しすぎるが故の恐ろしさ…😱

今回は、親も子も楽しく、
飲食店のキッズスペースを活用できる方法について 考えていきます。

約束は楽しいことの前に

食べる前に遊ばせない

例えば、「ご飯が来たら遊びをやめて食べようね」という約束は子どもにとってとてもハードルが高いです。
大人で考えると、「書類が来たら、飲み会を辞めて仕事をしてね」と言われるようなもの。(飲み会の部分は自分の好きなことに置き換えて想像してみて)
それなら、仕事が終わったら飲み会の方がいいですよね。

楽しさを味わってしまったのに、途中で辞めるのはとても苦痛を伴います。なんなら苦痛が倍増しますよね。
楽しさを味わう前に我慢するほうが楽です。

「ご飯を食べたら遊ぼうね」というほうが守りやすいです。

また、楽しいことの前にあらかじめ約束をしておくことが大切です。
これはゲーム機やスマホを与えるときも同じ✨

大人の心持ち

料理が来る前にキッズスペースを活用したいのが大人心。
料理が運ばれるまでに時間がかかることもありますよね。
そんなとき、ついキッズスペースを使いたくなりますが、子どもは遊びからご飯を食べる切り替えが難しく、叱ることになる可能性が。

こんなときは、待ち時間は子どもと全力で付き合って、食べ終わったら思う存分大人が楽しむ時間だと考えるのがオススメ。

子どもは帰るまで遊びを中断しなくて済み、
大人はご飯を食べた後にゆっくり過ごすことができます。

「ご飯を食べたら遊ぼうね」
「あれ?静かに待っている子はあそこで遊べるんだよ」
など、楽しみのためなら子どもは大人しく待てることもあります。

多少食べなくても大丈夫

先にキッズスペースを使わせたい

そうは言っても待ち時間がもたない!
という人は先に使わせてもいいと思います✨

ただし、その場合は多少食べなくてもOK、と予め割り切ることが大切。
毎回食べないのは困りますが、一食くらい食べなくても死にません。
今回はご飯を食べなくても思う存分遊ばせよう、という気持ちでいるとイライラが減るかと思います。

まとめ

結局は親の優先順位で決めることになると思います。

あとからお腹空いたと言われてご飯を出すのが面倒なら、
遊ぶ前に約束をする。

一緒に待つのが大変なら、
先に遊ばせる。

ただ、一貫性は大切なので、
なるべくいつも同じ過ごし方ができるようにしてあげたほうが子も親も楽です✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?