見出し画像

江戸のメイルマガジン第286号 2022年9月30日、お届けします

江戸のメイルマガジン 286号 2022.9.30 発行

秋が深まってきました。江戸のまち歩きの仲間と、リアルにまち歩きをしたいと話をしています。東京というまちの下には、江戸があって、その根っこのような部分を見つける旅が楽しい。東京の下町だけではなく、川沿いに昔から文化が根付いています。
ご紹介する展示会もこれからが本番。コロナ禍のイベントなので、参加する側も密にならない時間を選んで、お出かけくださいね。


1. 人文学オープンデータ共同利用センター 江戸のまち歩き
  江戸マップβ版、江戸観光案内
2. すみだ北斎美術館 隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画
3. わくわく大人の未来会議 オンラインフェス
4. 太田記念美術館 はこぶ浮世絵-クルマ・船・鉄道
5. 根津美術館 蔵出し蒔絵コレクション
6. 杉並区公式チャンネル 「建築史家 陣内秀信」すぎなみビトMOVIE 
7. 千秋文庫 佐竹古文書と武士の戦展
8. 実践女子大学 生誕130年記念展示 知られざる佐藤春夫の軌跡—不滅の光芒—
9. 千葉市美術館 新版画 進化系UKIYO-Eの美
10. 國學院大學創立140周年記念 「近代工芸の精華
―有栖川宮家・高松宮家の名品と金子皓彦 寄木細工コレクション―」
11. 国立劇場 10月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』
12. 「順徳院」書籍のご案内
13. 国立劇場伝統芸能情報館 入門展「いざ、歌舞伎」
14. 江戸東京たてもの園 特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
15. VISIT CHIYODA 江戸・東京事件の現場めぐり 丸の内・皇居東御苑コース
16. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
17. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1 
18. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
19. 江戸のくずし字講座のご案内 2022年10月オンライン授業のご案内

1. 人文学オープンデータ共同利用センター 江戸のまち歩き
江戸マップβ版、江戸観光案内
http://codh.rois.ac.jp/

江戸マップβ版
http://codh.rois.ac.jp/edo-maps/
国立国会図書館が公開する古地図「江戸切絵図」
から地名を抽出して地名データベース化するとともに、現代の地図や
情報とも統合することで、歴史ビッグデータや歴史GISの研究や江戸
都市空間の地理情報基盤の構築に活用します。

江戸観光案内
http://codh.rois.ac.jp/edo-spots/
江戸観光案内は、江戸時代に出版された観光ガイドブックで
ある「名所案内」「名所記」「名所図会」の中から各世紀2点
ずつ計6点を選び、IIIF Curation Platformを活用して挿絵を
収集するとともに、名称やキーワードを付与することで、江戸
を中心とする観光に関するビジュアルな名所挿絵データ
ベースとして構築したものです。

2. すみだ北斎美術館 隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画
https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/2394
全長約7mに及ぶ「隅田川両岸景色図巻」の複製画と、『北斎漫画』や
『一筆画譜』、『をどり独稽古』などの北斎の絵手本から数冊ずつ実物大
高精細レプリカを展示します。

会期 2022年9月13日(火)- 2023年3月31日(金)

3. わくわく大人の未来会議 オンラインフェス
https://www.coloriam.co.jp/miraikaigi-fes

あなたは人生のゴールデンステージを
どのように描きますか?健康、生きがい、仲間、お金のこの4つを
バランスよく満たしていくためのヒントが満載。見つけてください。
Zoom開催です、こちらからお申込みください。
2022年10月8日-10日の三日間 19-21時開催

藤原真由美は、10月9日 日曜日 19時から発表します。
事前申し込みが必要なので、よろしくお願いします。

4. 太田記念美術館 はこぶ浮世絵-クルマ・船・鉄道
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/hakobu
人間の日々の生活に欠かせない、「運ぶ」という行為。江戸時代には、
人や馬、船などを用いたさまざまな輸送の仕組みがありました。
江戸は水の都であり、江戸湾や隅田川などの水辺に囲まれ、
街中には水路が縦横に張り巡らされていました。
江戸時代のさまざまな輸送に注目し、約65点の浮世絵を通して読み解きます。

2022年10月1日(土)- 10月26日(水)

5. 根津美術館 蔵出し蒔絵コレクション
https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

本展覧会は、嘉一郎が蒐集した蒔絵作品の粋をまとめて紹介する
初めての機会です。蒔絵史において重要な作品を数多く含むとともに、
バラエティに富んだコレクションを用途ごとに整理し、技法の豆知識を
交えながら展示します。

2022年9月10日(土)- 10月16日(日)

6. 杉並区公式チャンネル 「建築史家 陣内秀信」すぎなみビトMOVIE
https://www.youtube.com/watch?v=2ZAL4azDn80

杉並区の公式YouTubeチャンネルにおいて,
江戸東京研究センター 陣内秀信 特任教授(法政大学 エコ地域
デザイン研究センターにも所属)が出演する動画が公開されています。

7. 千秋文庫 佐竹古文書と武士の戦展
https://www.senshu-bunko.or.jp/exhibition.html

展示品目録 https://www.senshu-bunko.or.jp/mokuroku.pdf
会期 9月13日(火)から12月10日(土)まで
休館日: 日曜日・月曜日・祝祭日・年末年始および展示替期間


8. 実践女子大学 生誕130年記念展示 知られざる佐藤春夫の軌跡—不滅の光芒—
https://www.jissen.ac.jp/kosetsu/exhibits/next/index20220601.html

佐藤家帰宅の秘蔵資料を中心とする展覧会を開催します。長い眠りから
醒め、初めて公開される逸品資料の数々をご堪能ください!

会   期 :2022年9月26日(月)- 10月15日(土)
開館時間:10:30 - 17:00
休 館 日 :日曜日、10月10日(月・祝) ※ただし10月9日(日)は開館。
入 館 料 :無料

9. 千葉市美術館 新版画 進化系UKIYO-Eの美
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/22-9-14-11-3/

新版画とは、江戸時代に目覚ましい進化を遂げた浮世絵版画の技と
美意識を継承すべく、大正初年から昭和のはじめにかけて興隆した
ジャンルです。この展覧会では、千葉市美術館が誇る新版画コレク
ションから、その歴史を通覧します。

会期 2022年9月14日[水] – 11月3日[木・祝]
休館日・休室日 休館日:10月3日[月]
休室日:10月11日[火]
観覧料 一般1,200円(960円) 大学生700円(560円)

10. 國學院大學創立140周年記念 「近代工芸の精華
―有栖川宮家・高松宮家の名品と金子皓彦 寄木細工コレクション―」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_140th_anniversary.html

有栖川宮家・高松宮家伝来の品々に加え、半世紀にわたり国内外の
寄木細工を収集してこられた世界的コレクターである金子皓彦氏(院友
)のコレクションをご紹介いたします。

会期: 8月31日(水) - 11月6日(日)
案内パンフレット http://museum.kokugakuin.ac.jp/files/user/images/2022_140.pdf

11. 国立劇場 10月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2022/41010.html

通し狂言ですが、A、B、C と分かれて上演。尾上菊之助他。
電話・インターネット予約開始 9月13日(火) 午前10時

12. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ
、佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、佐渡でお亡くなりになります
。そんな佐渡での24年間を描いてみました。

電子書籍はアマゾンで発売しています。
https://amzn.to/3fvWbTG


13. 国立劇場伝統芸能情報館 入門展「いざ、歌舞伎」
https://www.ntj.jac.go.jp/tradition/event/izakabuki.html#gaiyou

歌舞伎は四百年以上の歴史の中で、化粧や扮装、演技などに独特の
表現技法を生み出してきました。それらは長い伝承を経て洗練され、
世界でもユニークな演劇的表現として、現代にも独自の芸術的価値を
もっています。本展は入門展として、これから初めて歌舞伎をご覧になる方や、
歌舞伎についてもう少し深く知りたいという方にも、基本的な約束事や
その味わい方をわかりやすくご紹介いたします。

期間 2022年6月2日(木)-10月26日(水)
国立劇場伝統芸能情報館 1階 情報展示室
入場料 無料

14. 江戸東京たてもの園 特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
https://www.tatemonoen.jp/special/special_next.php

会期:2022年6月25日(土) - 2023年2月12日(日)
会場:江戸東京たてもの園 展示室
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内

15. VISIT CHIYODA 千代田区観光協会
江戸・東京事件の現場めぐり 丸の内・皇居東御苑コース
https://visit-chiyoda.tokyo/app/course/detail/46

天下泰平と呼ばれた江戸時代、一気に西洋に舵を切った明治時代、
それぞれに劇的な事件が繰り広げられてきました。今も残る史跡をめぐり
歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。大手町駅をスタートし
東御苑・北の丸公園にいたるコースです。

16. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
https://www.tnm.jp/150th/project/202204/exhibition_tokushu_mirainokokuho.html
2022年4月12日(火)- 2023年3月26日(日) 本館2室
「150年後、もしくはその先の未来、この国宝室にはどのような作品が展示されているのだろう」。こういった問いかけから、今年度は「未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―」というテーマで展示を行なうことにしました。私たち研究員が選び抜いたイチ押しの作品を「未来の国宝」と銘打って、年間を通じてご紹介して
いくという試みです。

9月27日(火) - 10月23日(日) 金胎仏画帖 
平安時代・12世紀

17. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/014.html

江戸時代1 伝統化粧の完成期、武家から町人主役の文化へ
いよいよ江戸時代へと化粧文化史は進んでいきます。江戸時代は1603年の
江戸幕府樹立から1868年の江戸城明け渡しまでの265年間もの長い期間
にわたっています。そしてこの間に今日いうところの、伝統的なよそおいは完成されていったのです。

18. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/

19. 江戸のくずし字講座2022年10月からの後期講座のご案内

後期講座の受付が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

NEW 後期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】光延真哉先生 オンライン授業 
2022年10/17、11/14、12/5、
2023年1/16、2/20、3/13 (全6回)
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

本講座では、朋誠堂喜三二作の『文武二道万石通(ぶんぶにどう
まんごくとおし)』を取り上げます。
松平定信の寛政の改革によって、「文」と「武」の二道が奨励されたことを
揶揄した作品で、時代の空気を読んで巧みに批評する、黄表紙の精神
の真骨頂が顕れているとも言えます。舞台は鎌倉時代にずらされており、
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれる人物が多数登場。!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。

2) 後期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

NEW 後期講座 夜間講座  水曜日
2022年10/19、11/16、12/14、
2023年1/18、2/15、3/15 (全6回)
 水曜日 20時-21時半 実施


いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2022年10月28日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第287号 10/7 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
────────────────────────────────────────────────
  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?