見出し画像

江戸のメイルマガジン第278号 2022年8月5日、お届けします


江戸のメイルマガジン 278号 2022.8.5 発行

暑い日のあと、涼しい日が続いてほっとしています。水害にあわれた
地方もあって、自然の脅威を感じます。8月は行きたい展示会、
イベントがあって、体調を考えながら判断しています。すてきな
お誘いも、ときには断る勇気も大切。
人混みを避け、飲食も少人数で、コロナ感染にご注意ください。


1. 東京藝術大学大学美術館 特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
2. 東京都美術館 ボストン美術館展 芸術×力
3. 山種美術館【特別展】水のかたち
4. 国立公文書館 企画展「江戸城の事件簿」
5. 京都国立博物館 河内長野の霊地 観心寺と金剛寺─真言密教と南朝の遺産─
6. 大阪歴史博物館 特別企画展「和菓子、いとおかし ―大阪と菓子のこれまでと今―」
7. すみだ北斎美術館 北斎 百鬼見参
8. 根津美術館の書の名品 よめないけど、いいね!
9. 国立劇場伝統芸能情報館 入門展「いざ、歌舞伎」
10. VISIT CHIYODA 【内堀コース】江戸の絶景に出会う
11. 山種美術館 オンライン展覧会 川合玉堂―美しき日本の風景
12. 江戸たいとう こころと文化が息づく街 「上野東照宮ガイドツアー」
13. サントリー美術館 歌枕 あなたの知らない心の風景
14. 三菱一号館美術館 ガブリエル・シャネル展
15 江戸東京たてもの園 特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
16. まもなく終了 石神井公園 企画展 -池のほとりに育まれた自然と歴史-
17. VISIT CHIYODA 江戸・東京事件の現場めぐり 丸の内・皇居東御苑コース
18. 江戸東京博物館 ビデオ 特別展「大江戸の華―武家の儀礼と商家の祭―」
第二章 年中行事―お稲荷さまと雛祭り
19. 東京国立近代美術館  プロヴァンス風景の展覧会
20. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
21. ハイパー江戸博 江戸東京博物館のスマートフォンアプリが登場
22. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1 
23. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
24. 江戸のくずし字講座のご案内 2022年8月オンライン授業のご案内

1. 東京藝術大学大学美術館 特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tamatebako2022/

本展は、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品に、東京
藝術大学のコレクションを加えた82件の多種多様な作品を通じて、
「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界をご覧いただくものです。

会期 2022年8月6日(土) - 2022年9月25日(日)

2. 東京都美術館 ボストン美術館展 芸術×力 
https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_boston.html

本展覧会では、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本などさまざまな
地域で生み出された約60点の作品をご紹介します。私たちが鑑賞する
芸術作品が本来担っていた役割に焦点を当て、力とともにあった芸術の
歴史を振り返ります

会期 2022年7月23日(土) - 10月2日(日)

3. 山種美術館【特別展】水のかたち
https://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

本展では、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた《源平合戦図》から、
《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》など雨を描いた名作で知られる
歌川広重(1797-1858)の名所絵、高価な岩絵具・群青をふんだんに
使って海を表現する川端龍子(1885-1966)の《黒潮》、画家の代名
詞にもなっている千住博(1958- )の「滝」シリーズまで、水を
印象的に描きだした優品の数々を展示いたします。

2022年7月9日(土) - 9月25日(日)
会期中、一部展示替えあり。前期7/9(土)-8/14(日)、後期8/16(火)-9/25(日)

4. 国立公文書館 企画展「江戸城の事件簿」
https://www.archives.go.jp/exhibition/index.html#ex_0404

令和4年7月16日(土) - 9月11日(日)
月-日曜日 午前9時15分 - 午後5時00分 期間中無休

江戸城は将軍とその家族をはじめとした生活空間であり、老中や若年寄
ほか諸役人の政務空間でもありました。 本展示では、江戸城内で起きた
事件、災害に注目して、当館所蔵資料の中から、事件の顛末(てんまつ)
やその後の対応、災害時の江戸城の被害状況や、復興・復旧に向けた
取り組みなどをご紹介します。

案内チラシ https://www.archives.go.jp/news/pdf/20220714_01.pdf

5. 京都国立博物館 河内長野の霊地 観心寺と金剛寺─真言密教と南朝の遺産─
https://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/special/kawachinagano_2022/

京都国立博物館では、平成28年度(2016)から令和元年度(2019)にかけて、両寺の文化財悉皆調査を実施しました。本展はその成果を公開する機会として、従来知られた名品に加え、調査によってみいだされた中近世の文化財をご紹介します。

2022(令和4)年7月30日(土)- 9月11日(日)

6. 大阪歴史博物館 特別企画展「和菓子、いとおかし ―大阪と菓子のこれまでと今―」
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2022/wagashi.html

本展示では、江戸時代の大坂の菓子舗・虎屋伊織の伝統を継ぐ株式会社 鶴屋八幡(大阪市中央区)に特別協力をいただき、和菓子に関するさまざまな資料を紹介します。
菓子のデザインを記録した菓子絵図帖、当時の菓子文化が垣間見える版本や絵画作品、職人が用いた菓子木型などを通して、菓子の歴史や人々との交流、菓子のもつ美しさを見つめ、あらゆる世代に愛され続ける和菓子の文化を紐解きます。

会  期 令和4年7月16日(土)から9月4日(日)

7. すみだ北斎美術館 北斎 百鬼見参
https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/2185
人気の錦絵「百物語」や版本などから鬼に関連する作品を紹介し、鬼才・
北斎がどのように鬼を捉え、表現してきたかに迫ります。

2022年6月21日(火) - 2022年8月28日(日)

8. 根津美術館の書の名品 よめないけど、いいね!
https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

今回の展覧会は、先人たちによって大切に保存されてきた書の
見どころをわかりやすくご紹介することを目指しました。
「よめないけど、いいね!」と実感していただけたら、そしてこの
展覧会が、書の作品をさらに深く鑑賞するためのひとつのきっかけ
となれば幸いです。
2022年7月16日(土)- 8月21日(日)

9. 国立劇場伝統芸能情報館 入門展「いざ、歌舞伎」
https://www.ntj.jac.go.jp/tradition/event/izakabuki.html#gaiyou

歌舞伎は四百年以上の歴史の中で、化粧や扮装、演技などに独特の
表現技法を生み出してきました。それらは長い伝承を経て洗練され、
世界でもユニークな演劇的表現として、現代にも独自の芸術的価値を
もっています。本展は入門展として、これから初めて歌舞伎をご覧になる方や、歌舞伎についてもう少し深く知りたいという方にも、基本的な約束事や
その味わい方をわかりやすくご紹介いたします。

期間 2022年6月2日(木)-10月26日(水)
国立劇場伝統芸能情報館 1階 情報展示室
入場料 無料

10. VISIT CHIYODA 千代田区観光協会 【内堀コース】江戸の絶景に出会う
https://visit-chiyoda.tokyo/app/course/detail/36

千代田区の歴史的スポットを紹介する「ちよだ歴史さんぽMAP-
江戸城とお堀巡り-」から江戸の絶景に出会うコースをご紹介します。


11. 山種美術館 オンライン展覧会 川合玉堂―美しき日本の風景
https://yamatane-museum.note.jp/n/n6f1fa3838154

山種美術館が所蔵する川合玉堂作品・全71点を全点公開!全71点
すべてを収録した図録は、過去2013年に開催した展覧会図録

「【特別展】生誕140年記念 川合玉堂―日本のふるさと・日本のこころ―」
がありますが、こちらは既に完売しており、全点ご覧いただけるのは
本オンライン展覧会のみですので、ぜひこの機会にお求めください。

https://note.com/a/purchase/oneshot?k=n6f1fa3838154&at=note_purchase
こちらから記事を購入で閲覧できる。980円

12. 江戸たいとう こころと文化が息づく街
https://www.culture.city.taito.lg.jp/ja/edo_taito

台東区では、まちに色濃く残る魅力ある伝統・文化、産業、観光などの
地域資源(=「江戸たいとう」)を活用した魅力の発信に取り組んでいます。

江戸をたずねる 「上野東照宮ガイドツアー」
https://www.youtube.com/watch?v=AVQ96jmpw5E

13. サントリー美術館 歌枕 あなたの知らない心の風景
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_3/

この展覧会では、かつては誰もが思い浮かべることのできた日本人の心の
風景、歌枕の世界をご紹介し、日本美術に込められたさまざまな思いを
再び皆さまと共有することを試みます。
展示構成 https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_3/display.html

2022年6月29日(水)- 8月28日(日)

14. 三菱一号館美術館 ガブリエル・シャネル展
https://mimt.jp/gc2022/

新しいエレガンスに向けて、スタイルの誕生、N°5:現代女性の目に見えないアクセサリー
https://mimt.jp/gc2022/highlight.html

会期2022年6月18日(土)- 9月25日(日)
開館時間10:00-18:00
休館日月曜日
(但し、祝日の場合 8月15日・8月29日*は開館。
*トークフリーデー)

15. 江戸東京たてもの園 特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
https://www.tatemonoen.jp/special/special_next.php

会期:2022年6月25日(土) - 2023年2月12日(日)
会場:江戸東京たてもの園 展示室
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内

16. まもなく終了 石神井公園 企画展 -池のほとりに育まれた自然と歴史-
https://www.neribun.or.jp/event/detail_f.cgi?id=202204091649481085
石神井公園は江戸時代から景勝地として知られていました。大正4(1915)年、武蔵野鉄道(現西武池袋線)が開通すると、地域の人々は三宝寺池周辺
の景勝地を「石神井公園」として整備を進めるようになります。本展では
収蔵資料を中心として、区内有数の自然や豊かな景観を誇る石神井公園
のあゆみを紹介します。

2022.06.18(土)- 2022.08.14(日) / ふるさと文化館(企画展示室)


17. VISIT CHIYODA 千代田区観光協会
江戸・東京事件の現場めぐり 丸の内・皇居東御苑コース
https://visit-chiyoda.tokyo/app/course/detail/46

天下泰平と呼ばれた江戸時代、一気に西洋に舵を切った明治時代、
それぞれに劇的な事件が繰り広げられてきました。今も残る史跡をめぐり
歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。大手町駅をスタートし
東御苑・北の丸公園にいたるコースです。

18. 江戸東京博物館 ビデオ 特別展「大江戸の華―武家の儀礼と商家の祭―」
第二章 年中行事―お稲荷さまと雛祭り
https://www.youtube.com/watch?v=Mgn4QWbC2uM
https://www.youtube.com/watch?v=c3jFhFF5lmM

【えどはく学芸員が見どころ紹介】特別展「大江戸の華―武家の儀礼と
商家の祭―」第二章 年中行事―お稲荷さまと雛祭り―

19. 東京国立近代美術館  プロヴァンス風景の展覧会
新収蔵&特別公開ピエール・ボナールプロヴァンス風景
コレクションによる小企画
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/pierrebonnard2022_2/

昨年度収蔵されたピエール・ボナールの絵画作品《プロヴァンス風景》
(1932年)を、初めてお披露目します。
会期 2022年5月17日 - 10月2日

出品リスト
https://www.momat.go.jp/am/wp-content/uploads/sites/3/2022/05/R4-1_G4List.pdf

20. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
https://www.tnm.jp/150th/project/202204/exhibition_tokushu_mirainokokuho.html
2022年4月12日(火)- 2023年3月26日(日) 本館2室
「150年後、もしくはその先の未来、この国宝室にはどのような作品が展示されているのだろう」。こういった問いかけから、今年度は「未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―」というテーマで展示を行なうことにしました。私たち研究員が選び抜いたイチ押しの作品を「未来の国宝」と銘打って、年間を通じてご紹介していくという試みです。
8月2日(火)- 8月28日(日)  源氏物語図屛風(初音・若菜上) 
土佐光起筆 江戸時代・17世紀

21. ハイパー江戸博 江戸東京博物館のスマートフォンアプリが登場
https://hyper.edohaku.jp/

江戸の人々の暮らしにはどんな工夫や楽しみがあったのだろう。
さまざまな人やものでにぎわう江戸の町を散策していまにつながる
知恵をみつけてみよう。

22. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/014.html

江戸時代1 伝統化粧の完成期、武家から町人主役の文化へ
いよいよ江戸時代へと化粧文化史は進んでいきます。江戸時代は1603年の
江戸幕府樹立から1868年の江戸城明け渡しまでの265年間もの長い期間
にわたっています。そしてこの間に今日いうところの、伝統的なよそおいは完成されていったのです。

23. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/

24. 江戸のくずし字講座2022年8月からの新講座のご案内

前期講座の受付が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

  1. 前期講座 オンライン授業 新講座が始まります  
    【江戸の黄表紙を読む】光延真哉先生
    http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

本講座では、朋誠堂喜三二作の『文武二道万石通(ぶんぶにどう
まんごくとおし)』を取り上げます。
松平定信の寛政の改革によって、「文」と「武」の二道が奨励されたことを
揶揄した作品で、時代の空気を読んで巧みに批評する、黄表紙の精神
の真骨頂が顕れているとも言えます。舞台は鎌倉時代にずらされており、
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれる人物が多数登場。!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。

8月からの前期講座 月曜日に開催されます
2022年8/8、9/12 (全2回)
月曜日 20時-21時半 実施

2) 前期講座 オンライン授業 【御伽草子「浦島太郎」】 
http://www.madio.jp/ko/urashima.html

私たちがよく知っているおとぎばなしの代表作に、『浦島太郎』があります。この『浦島太郎』の原話は、古くは日本書紀や万葉集・風土記にまで
さかのぼりますが、物語的な形がはっきりと整えられたのは、御伽草子
(おとぎぞうし)と呼ばれる室町時代物語の『浦島太郎』になってからです。

しかし、この御伽草子の『浦島太郎』は、私たちが知っている現代の
『浦島太郎』の話とは、色々な点で異なっています。御伽草子の
『浦島太郎』を、江戸時代に出版された版本の本文で読み、
現代の『浦島太郎』とどこが違うか、正確に読み取っていきましょう。

8月からの前期講座 水曜日開催
2022年8/17、9/14 (全2回)
 水曜日 20時-21時半 実施


いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2022年8月26日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第279号 8/12 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
──────────────────────────────────────────────────────────────────
  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?