見出し画像

江戸のメイルマガジン第311号 2023年3月24日、お届けします

江戸のメイルマガジン 311号 2023.3.24発行

あちこちで桜が満開です。せっかくの週末が雨ですが、小雨の中も
お時間があえば、近くを歩いてみてください。一瞬のことですが、桜の花は
人の心を狂わせますね。お出かけにも余裕をもってお過ごしください


1. 国立公文書館  第1回企画展 「家康、波乱万丈!」
2. 江戸東京たてもの園 たてもの園フェスティバル
3. きらり日本橋老舗めぐり 会いたい!江戸東京の新しい魅力
4. 千代田のさくらまつり
5. うえの桜まつり
6. 東京国立博物館 博物館でお花見を
7. 國學院大學博物館 「土御門家がみた宇宙-江戸時代の天文観測」
8. 會津八一記念博物館【富岡コレクション展】やきものに見る吉祥 
9. 府中市美術館 春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室
10. 三菱一号館美術館 「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」
11. まもなく終了 三井記念美術館 三井家のおひなさま
12. 台東区講演会シリーズ「江戸から学ぶ」連続講座クロージングイベント
13. 四ツ谷駅に「江戸城外堀史跡展示広場-外堀と鉄道-」を開設
14. 江戸城外堀跡(地下展示室)東京都千代田区霞が関3-2
15. 小伝馬町牢屋敷展示館 中央区まちかど展示館
16. 國學院大學博物館 オンラインミュージアム YouTube 
17. 国立国会図書館 国際子ども図書館「江戸絵本とその時代」
リューン美術館展
18. 人文学オープンデータ共同利用センター 江戸のまち歩き
  江戸マップβ版、江戸観光案内
19. 「順徳院」書籍のご案内
20. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
21. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
22. 江戸のくずし字講座のご案内 2023年4月オンライン授業のご案内

1. 国立公文書館  第1回企画展 「家康、波乱万丈!」
https://www.archives.go.jp/exhibition/pdf/20230324.pdf

国立公文書館では、徳川家康が創始した富士見亭文庫(のちの紅葉
山文庫)の旧蔵書を多く引き継いでおり、現在まで大切に保存し、利用
に供しています。今回、紅葉山文庫をはじめとした江戸幕府旧蔵書を
中心に、「家康、波乱万丈!」と題した展示会を開催します。

令和5年4月15日(土) - 6月11日(日)

2. 江戸東京たてもの園 たてもの園フェスティバル
https://www.tatemonoen.jp/event/page/2023_festival.php

江戸東京たてもの園開園30周年記念
3/27、3/28 記念イベント
歴史ある30棟の建物がたたずむ野外博物館・江戸東京たてもの園は、
開園30周年をむかえます。緑あふれる自然の中で春の訪れを感じ
ながら、おとなもこどもも一緒に楽しめる、さまざまな催しを行います。
3月28日の開園記念日はどなたも入園無料です!

〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
042-388-3300(代表)

3. きらり日本橋老舗めぐり 会いたい!江戸東京の新しい魅力
https://edotokyokirari.jp/news/life/nihonbashi-shinisemeguri/

江戸東京の老舗の有する、深い魅力を知っていただくことを目的として、
PRイベントを実施いたします。3月17日(金曜日)からは、日本橋周辺の
8店舗において、伝統ある技や食文化と出会えるZINE(ジン)を配布し、
歩いて店舗のZINEを集めてもらう、回遊型イベントを行います。

4. 千代田のさくらまつり
https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/
千代田のさくらまつりは、2023年3月24日(金)- 4月4日(火)に開催します。
(開花状況により変更となる場合があります。)最新情報はさくらまつり特設サイトをご覧ください。

5. うえの桜まつり
https://www.city.taito.lg.jp/event/kanko/uenosakuramatsuri.html
開催日程:令和5年3月17日から4月9日
桜の開花状況により変更となる可能性があります。
開催場所:上野恩賜公園

上野公園一帯には約1200本の桜があり、開花時には花見客で賑わいます。
約400年前に、寛永寺を創建した天海僧正が吉野山から桜を移植させ、
以来、江戸一番の桜の名所として今日に及んでいます。

6. 東京国立博物館 博物館でお花見を
https://bit.ly/3KRn8yM

本館 桜めぐり 2023年3月14日(火) - 2023年4月9日(日)
本館の各展示室では、「新吉原櫻之景色」など花見の風景を描いた浮世絵や、
うららかな春の風景を描いた「舞楽図屛風」などの絵画、また桜をモチーフ
にした陶磁器や染織をはじめ、さまざまな工芸作品を展示します。

庭園散策について
庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエド
ヒガンザクラなど、約10種類もの桜が次々と開花します。展示室で
見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。

7. 國學院大學博物館 「土御門家がみた宇宙-江戸時代の天文観測」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_tsuchimikado.html

春の特別列品ー國學院大學図書館の名品ー
「土御門家がみた宇宙-江戸時代の天文観測」
会期:令和5(2023)年4月1日(土)- 5月14日(日)

土御門家は、平安中期の陰陽師・安倍晴明を受け継ぐ支流の一つで、
代々、陰陽家として主に天文道をもって朝廷に仕えた公家です。
徳川家康の将軍就任に際して、土御門久脩が室町幕府の先例に
ならい、陰陽道の祭祀である「天曹地府祭」を挙行したことを
契機に、同家は朝廷・幕府における祭祀主催者としての地位を
築き始めました。

國學院大學図書館には、こうした「天文密奏」やその根拠となる
天文観測の実態を伝える史料が所蔵されています。「土御門家記録」
は60点を超える史料群で、特に嘉永6年(1853)と安政5年
(1858)の彗星の観測記録は、観測から勘文の作成にいたる
過程を詳細に知ることのできる貴重なものです。
 本展は、春の特別列品として初公開し、特に近世における
天文学を古典籍や古文書を通して概観しようと思います。


8. 會津八一記念博物館【富岡コレクション展】やきものに見る吉祥 
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2023/01/30/5578/

富岡重憲コレクションの陶磁器から、吉祥の意味をもつ図柄や文様が
施されたやきものを展示します。今回は中国陶磁を中心に、いきもの
では龍、鳳凰、麒麟といった霊鳥霊獣のほか、鶴、鶉、金魚、日本人
にはなじみのない青蚨(伝説上の虫)など、人物ではさまざまな遊び
をする唐子や八仙(八人の仙人)、植物では松竹梅、牡丹、蓮華、
菊、桃の花と実、柘榴の文様の作品を並べます。

会期 2023年3月2日(木)- 4月30日(日)
時間 10:00-17:00


9. 府中市美術館 春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/2022_EDO_oekaki_exhibition.html

本展は「描く」ということに着目した初めての試み。
画材や技法の基礎知識から描き方のコツまで、さまざまな側面
から江戸絵画の「描く」に迫ります。

2023年3月11日(土曜日)- 5月7日(日曜日)
前期:3月11日(日曜日)- 4月9日(日曜日)
後期:4月11日(日曜日)- 5月7日(日曜日)

10. 三菱一号館美術館 「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」
https://mimt.jp/ex/yoshiyoshi/

落合芳幾と月岡芳年は、江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下でともに
腕を磨き、慶応2-3(1866-67)年には、幕末の風潮を反映した残酷な血みどろ
絵を共作しています。

会期 2023年2月25日(土)- 4月9日(日)

11. まもなく終了 三井記念美術館 三井家のおひなさま
https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展も3年振りの公開と
なります。三井家の夫人や娘たちがこよなく愛した、ひな人形・ひな道具
の華麗なる競演をお楽しみください。
展示室7では、近年の新規寄贈品の絵画や工芸、人形などを特集展示します。

会期 2023年2月11日-4月2日
【日本橋きものパスポート】お着物にてご来館のお客様は入館料を100円
引きさせていただきます。(他の割引との併用はできません)

12. 台東区講演会シリーズ「江戸から学ぶ」連続講座クロージングイベント
https://www.youtube.com/watch?v=HEq3U5yAHZg

0:00  第一部:八代将軍吉宗 鷹狩と桜の名所
14:00  第二部:トークセッション 江戸に学び、未来を拓く


13. 四ツ谷駅に「江戸城外堀史跡展示広場-外堀と鉄道-」を開設
https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200624_to01.pdf

四ツ谷駅は、史跡「江戸城外堀跡」の範囲に建築されており、史跡に配慮
して駅の工事を行う とともに、史跡を紹介していく取り組みを行っています 。
このたび、その 取り組みの一つとして、四ツ谷駅に「江戸城外堀史跡展示広場
-外堀と鉄道-」を開設いたします。

14. 江戸城外堀跡(地下展示室)東京都千代田区霞が関3-2
https://visit-chiyoda.tokyo/app/spot/detail/724

東京メトロ虎ノ門駅付近には、外堀の石垣が数か所に残っています。もともと
は高さ9mほどの石垣が続いていましたが、現在はその一部が点在するのみです。
ここでは長さ20m、高さ7.4mの石垣を保存したうえで一部を埋め戻して虎ノ門駅
の文部科学省連絡通路内で展示されています。説明板には当時の石積工法や工事
について記されています。
この石垣は、1636(寛永13)年、佐賀藩主鍋島勝茂らによって江戸城の総仕上げ
としてつくられたもので、石垣表面には石を割った矢穴や担当した大名家の刻印が見られます。

アクセス 東京メトロ「虎ノ門駅」11番出口前

15. 小伝馬町牢屋敷展示館 中央区まちかど展示館
https://chuoku-machikadotenjikan.jp/tenjikan/royashiki/

時代劇でお馴染みの「伝馬町牢屋敷」は現在の中央区日本橋小伝馬町3-5番を
占めていました。面積は2,618坪(8,637平方メートル)。周囲に土手を築いて
堀を巡らし、土塀に囲まれていました。その牢屋敷の内部の模型を展示している
のが日本橋小伝馬町5番にある十思スクエア(旧十思小学校)に隣接する「
十思スクエア別館」内にある『小伝馬町牢屋敷展示館』です。


16. 國學院大學博物館 オンラインミュージアム YouTube
http://museum.kokugakuin.ac.jp/event/detail/online_museum

國學院大學博物館では常設展及び企画展をネット上で観覧できる
オンラインミュージアムを開催しています。
 ご自宅に居ながら、当館の研究成果である展示を解説付きで
お楽しみいただける新たな試みです。特に企画展は、展示風景
の動画ではなく、オンラインミュージアムのための特別映像となっております。

國學院大學博物館オンラインミュージアムのYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/kokugakuinmuseum

17. 国立国会図書館 国際子ども図書館「江戸絵本とその時代」
https://www.kodomo.go.jp/gallery/edoehon/era/index.html#anchor-1
解説「江戸絵本とその時代」  黄表紙も出てきます
一章 江戸時代
二章 江戸の文化
三章 草双紙
四章 絵巻と絵本
五章 赤本と子どもたち
六章 庶民教育の普及

18. 人文学オープンデータ共同利用センター 江戸のまち歩き
江戸マップβ版、江戸観光案内
http://codh.rois.ac.jp/

江戸マップβ版
http://codh.rois.ac.jp/edo-maps/
国立国会図書館が公開する古地図「江戸切絵図」
から地名を抽出して地名データベース化するとともに、現代の地図や
情報とも統合することで、歴史ビッグデータや歴史GISの研究や江戸
都市空間の地理情報基盤の構築に活用します。

江戸観光案内
http://codh.rois.ac.jp/edo-spots/
江戸観光案内は、江戸時代に出版された観光ガイドブックで
ある「名所案内」「名所記」「名所図会」の中から各世紀2点
ずつ計6点を選び、IIIF Curation Platformを活用して挿絵を
収集するとともに、名称やキーワードを付与することで、江戸
を中心とする観光に関するビジュアルな名所挿絵データ
ベースとして構築したものです。

19. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、
佐渡でお亡くなりになります。そんな佐渡での24年間を描いてみました。
11月には隠岐の後鳥羽院の火葬塚もお参りしました。

電子書籍はアマゾンで発売しています。 定価650円税込み
https://www.amazon.co.jp/Juntoku-Japanese.../dp/B0BFCSLL96

20. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
https://www.tnm.jp/150th/project/202204/exhibition_tokushu_mirainokokuho.html
2022年4月12日(火)- 2023年3月26日(日) 本館2室
「150年後、もしくはその先の未来、この国宝室にはどのような作品が展示されて
いるのだろう」。こういった問いかけから、今年度は「未来の国宝―東京国立
博物館 書画の逸品―」というテーマで展示を行なうことにしました。私たち研究員
が選び抜いたイチ押しの作品を「未来の国宝」と銘打って、年間を通じて
ご紹介していくという試みです。

22023年2月28日(火)-4月9日(日)
田中親美模 原本:国宝・嚴島神社蔵 大正-昭和時代・20世紀、原本:平安時代・長寛2年(1164)

21. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/

22. 江戸のくずし字講座2023年4月からの前期講座のご案内 

前期講座の受付が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、
開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

NEW 前期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】 オンライン授業 
2023年4/10
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする文学ジャンルです。
全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に文章が配されるという体裁は、
今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

本講座では、朋誠堂喜三二作の『文武二道万石通(ぶんぶにどう
まんごくとおし)』を取り上げます。
松平定信の寛政の改革によって、「文」と「武」の二道が奨励されたことを
揶揄した作品で、時代の空気を読んで巧みに批評する、黄表紙の精神
の真骨頂が顕れているとも言えます。舞台は鎌倉時代にずらされており、
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれる人物が多数登場。!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。

2) 前期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。
http://www.madio.jp/ko/urashima.html

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

NEW 後期講座 夜間講座  水曜日
2023年4/19
 水曜日 20時-21時半 実施


いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2023年4月28日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第312号 3/31 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。

  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?