見出し画像

糸満ハーレー

こんにちは🌞

皆さんはお久しぶりです(o*。_。)oペコッ

久しぶりに記事を書いてみたので読んでいただけたら嬉しいです(^▽^)/

海人(ウミンチュ)の祭り「ハーリー、ハーレー」
 
沖縄では糸満ハーレーの季節の訪れを告げる鉦(かね)が、沖縄県糸満市糸満の拝所・山巓毛(さんてぃんもう)で鳴らされると、沖縄は梅雨明けになると言われています。
6月21日(水)午前8時から名城ハーリー、10時から糸満ハーレー、そして6月25日(日)に喜屋武ハーリーが計画されてます。沖縄県内各地でハーリーイベントが開催されますが、同じ地域内で3箇所もハーリーが行われるのは糸満だけかと思います。

 元来ハーリーとは、航海の安全や豊漁を祈願し、サバニと呼ばれる伝統漁船で競漕を行う行事で、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に行われることが多いのですが、旧暦7月の盆前後の海神祭(ウンジャミ)などの行事の際に爬龍船競漕を行ったりと、地域によって開催日程が異なり、沖縄県内各地域で9月初旬くらいまで行われています。
コロナ禍の影響で中止が続いておりましたが、今年は4年ぶりの開催となります。学校も休みになるということも重なり街全体がお祭りムード一色という感じです。また、地域住民の小中高やPTA、各商店、企業やホテルなどが参加する対抗レースがあるので、お祭りを益々盛り上げてくれます。

広報糸満より

糸満ハーレー
 
字糸満の糸満ハーレーは県内でもよく知られており、沖縄の伝統的な民俗信仰のあり方をよく伝え、船漕ぎ行事の典型的な例として、2012(平成24)年に糸満市指定無形民俗文化財となっています。
 海の恵みに感謝し、大漁と航海安全を祈願する神事として、古い時代の集落である西村(にしむら)、中村(なかむら)、新島(みいじま)の3つのムラに分かれ、ハーレー舟(サバニ)に乗り込み熱き競漕を繰り広げます。
沖縄県内では、一般的にハーリーとよばれていますが、方言の大切さと伝統を重んじる糸満では、漁業の町らしく「ハーレー」を強調します。

沖縄水産高校女子チーム

開催プログラムにクンヌカセーと言って、レース途中、一度船を転覆させ、船体を起こし再度乗り込んで水を抜きながら漕ぎ始めるという糸満独自のレースが1番の見どころといえます。

転覆開始

糸満ハーレー行事プログラムに
アヒル取り競争、スイカ取り競争があります。
アヒル30羽とスイカ50個が糸満漁港に投げ込まれ、合図とともに大勢の人が一斉に海に飛び込み、会場の盛り上がりが最高潮に達します。
(ただ暑いから飛び込む人もいます😆)

逃げ回るアヒル

昔の中国の福建省でもアヒル取り競争が催されていたことが中国の古い記録にあり、それを真似たと言われてます。今の時代に⁈  なんて思う方も多いのではないでしょうか? それもそのはず、動物愛護団体などから反対する声が多数上がっているようで、アヒル取り競争の中止・廃止の署名活動サイトまであるそうです。
しかし、さすがウミンチュの町、全くお構いなし…大変盛況です(・・;)
私も暑いから飛び込みました✌️✌️✌️
ゲットしたアヒルは専門業者に買い取ってもらったり、自宅でペットにしたり、自宅の夕飯になるなど様々です(・・;)

レースの合間に糸満を拠点に活動している歌舞団、乙女椿による歌と踊りが披露され、会場が和みます♪♪♪

名城のハーリー  

名城ハーリーは、北名城の美しい自然浜で行われます。競争の中心は地域を後(クシ)ンティー、中(ナカ)ンティー、前(メー)ンティーに分けて競います。かつては沖から浜に向けて漕ぎましたが、現在は浜の沖合に浮かぶエージナ島と言う無人島の海上に立てた棹を折り返して競います。

海外からの農業実習生チームが奮闘しました!

喜屋武ハーリー
 
喜屋武のハーリーは喜屋武漁港で開催され、地域を北支部、中支部、南支部の3つに分けて競い、海の神に豊漁を祈願します。
規模が小さいながらも、喜屋武独特の二人乗りハーリーや親子ハーリー体験などがあります。

御願で始まり、御願で終わる」といわれる祭祀です。授章式の後は地区の祭祀を行う糸満祝女の家に向かい、ハーレー歌を奉納し、祈りを捧げます。このように、それぞれの海神祭は、地域の集落内の宗家を周り、ハーリーの報告と一年の平安を祈る行事で締めくくられます。

 長くなりましたが、糸満ウミンチュの海を愛する気持ちや、古き良き伝統を親から子へ受け継ぎ、守り続けている地域の方々に感謝しかありません。

 この他にも糸満のイベントとして8月に糸満各地区6ヶ所ほどで獅子舞、エイサー、角力(沖縄すもう)9月に糸満大綱引き10月に真栄里大綱引きと真栄里エイサー、糸満市長杯サーフィングコンテスト、12月に摩文仁 火と鐘のまつりがありますので、また一つでもお伝えできればと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?