ボカロを好きな気持ちを隠したオタクが初めてマジミラに参加した話①

はじめまして、kayo です🌟
普段は「千歌ちゃんのアホ毛が好き!食べたい!」と言っている、高海千歌ちゃんのアホ毛を愛するオタクです。


タイトルにもある通り、「ボカロ好きな気持ちを隠した私が初めてマジミラに参加した話」です。長くなってしまいそうなので、①ボカロを好きになった話→②マジミラに行こうと思ったきっかけ→③企画展→④マジミラの感想の順でお話します。


ボカロを好きになった話

ボカロを知ったのは中学2年生の終わり。2012年3月。友人に「鏡音リンって知ってる?」と聞かれて、画像検索したら、色んな絵柄の色んな絵師さんのイラストが出てきて驚いた記憶があります。イラストはファンの人が描いたからこんなにも沢山あるんだ!と理解出来ました。イラストは。…曲が本当に意味分からなかった。wikiだったり、どこかでオタクが全曲纏めてくれてる、って思ってました。…ないよね、そんなもの。何万と曲があるんだもの。とりあえず、検索欄でオススメに出てきた曲ばかり聴いてた。気がついたら好きになっていたんだと思う。

高校1年の夏休みに96猫さんのライブに参加して、整理番号が96番で喜んでいた記憶があるので、どこかで歌い手さんも好きになったんだと、思い、ます……。正確には覚えていない。

多分それぐらいの時期だったと思う。その頃は今よりも、アニメや漫画やボカロが「好き」って、言いづらい世の中でした。嫌なこともたくさん言われた、「感情がない」「耳障り」。親には「そんなもの聞くな」って、「そんな風に育てた覚えはない」って怒鳴られたこともある。機械音(ボカロ)がダメなら、人間(歌い手)ならいいのかなって、その頃から歌い手に逃げ始めました。

高校3年生の春休みに天月-あまつき-さんのライブに参加。それから2年ぐらい通ってた。2017年の夏まで行ってました。が、ライブがある度にインフルエンザとか体調不良とか重なって行かなくなりました。

2016年春

大学に入学して、お友達Yが初音ミク大好きなことを知って、「好きだったよ」「昔は聞いてたよ」と言って。周りの友達にも自分にも嘘ついた。少し、ほんの少しだけ、「初音ミクが好き!」と堂々と言えるお友達が羨ましかった。本当は私も好きだよ、って言いたかった。

でも私は逃げたから。世間の目が怖くて逃げた私が、私なんかが好きって言ったらダメだ、とか、私よりもお友達Yの方がもっともっと大好きだから、とか考えて、ボカロが好きな気持ちを隠した。


②に続きます

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