確定申告の青色・白色ってなに？どっちを選べばいいの？

2023年6月25日 18:52

確定申告に青色と白色があるのはだいたい皆さん知っているでしょう。
ですが、実際に自分が手続きするようになった場合どっちがよいのか悩む方は多いと思います。

青色と白色のそれぞれのメリット・デメリットを理解して希望に合った確定申告をしたいですよね。

申告には日頃からの準備やさまざまな書類が必要です。
準備段階で利用すると申告が楽になる便利なアイテムもご紹介します。

直前であせらないように、2種類の申告の特徴や流れを事前に確認しておきましょう。

1.確定申告が必要なケースとは？

どのような場合になったら申告が必要なのか職業別に見ていきましょう。

ほとんどのサラリーマンの方は勤務先で年末調整を行っているので、申告が不要です。
給与の収入が2000万円を超えたり、副業で20万円以上の収入があったりする場合は申告が必要です。

また、2か所以上で給与を得ていて年末調整をしておらず、そのほかの所得金額との合計が20万円を超える場合も該当します。

個人事業主やフリーランスの方は、48万円の基礎控除が認められています。
ですので、所得が48万円を超えたら年末調整が必要です。対象の所得金額は1月1日～12月31日の間に得たものが該当します。

また基礎控除だけでなく、医療費や社会保険料などの控除を利用して、所得がプラスになった場合も年末調整が必要です。

それぞれの違いを確認して、希望に合った申告方法を選びましょう。

青色申告は書類の準備に手間がかかりますが、そのぶんたくさんの恩恵が受けられます。
特別控除や赤字の繰り越しなど、負担を軽くできる方法です。

白色申告は事前の手間はかかりませんが、青色申告のように負担を軽くできるメリットはありません。
唯一のメリットは書類の準備の手間がかからないことぐらいでしょう。

どちらも期間は2月16日～3月15日までです。
頭の中で申告の手続きをどのようにしていくのか、流れをイメージしていきましょう。

事前に「所得税の青色申告申請書」の提出が必要です。そして期間内に「確定申告書B」と「青色申告決算書」を提出します。

その資料になる領収書は添付の必要はありませんが、帳簿類はいつでも確認できるように5年～7年の保管義務があります。

基本的には「確定申告書」と「収支内訳書」の2通が必要です。どちらも国税庁のホームページからダウンロードができます。

書類に記入したら申告期限までに提出して、そのあとは必要に応じて納税や還付金の受け取りをします。

手間がかかる青色の手続きに役立つアイテムを利用者の評判と共にご紹介します。
アイテムを利用してメリットの多い青色の選択を考えてみましょう。

19年売上No.1の実績がある年間8800円～利用できる人気の確定申告ソフトです。（2023年2月現在）

＜弥生ソフト利用者の口コミ＞

・レシート撮影でできる自動入力アプリが便利
・使いやすいサイトで申告に詳しくなくても入力できる
・連携できるサービスが少ない
・レポート・帳簿の印刷ができない

スマホアプリもあるクラウド型の会計ソフトで、各プランにはそれぞれ30日間のお試し期間があります。

＜freee利用者の口コミ＞

・AIによる自動仕分けが便利
・疑問点がチャットや電話で質問できる
・一部の銀行と連携できない
・サポートの返答が遅い時がある

青色か白色かどちらを選ぶかで、申告の手間や得られるメリットがかなり変わってきますね。青色は帳簿が複雑でその手間に尻込みしそうですが、日頃の準備に活用すると便利なアイテムもあります。

せっかく申告をするなら、さまざまなメリットを受けられて節税もできる青色申告へのチャレンジを考えてみましょう！

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