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CSA対策!問題解説26

ServiceNow Certified System Administrator (CSA) 対策の模擬問題になります。
その他、CSA対策記事はこちらのマガジンにまとめています。

問題

参照フィールドを用いて、さまざまなテーブルから情報を取得するために使用される手法はどれですか。

A. テーブルウォーキング
B. Sys_IDプル
C. ドットウォーク
D. レコードホッピング

解答

C

解説

C. ドットウォーク(Dot Walking)
ドット連結ともいいます。
ドット連結を使用すると、フォーム、リスト、またはスクリプトから関連テーブルのフィールドにアクセスできます。
フィールドとフィールドを「.(ドット)」で繋ぐことによりフィールドを参照します。
たとえば、 incident.assigned_to.company はインシデントにアサインされたユーザーの会社を参照します。

参考:関連テーブルのデータへのドット連結

ドット連結の使い方

ドット連結は参照フィールドの中の特定の値を指定したい時などに使用します。
例えば、インシデントテーブルのリスト画面のフィルター条件でドット連結を使ってみます。

1.リスト画面の左上の漏斗マークを押して、関連フィールドを表示を選ぶ

フィルターで「関連フィールドを表示」を選ぶ

2.「アサイン先⇨ユーザーフィールド」を選択する

ちなみに「関連フィールドを表示」を選ばないと⇨が出ません

3.再度「アサイン先⇨ユーザーフィールド」をクリック

「.アサイン先>>ユーザーフィールド」と表示が変わる

4.ドット連結したいテーブル(今回はユーザーテーブル)の任意の値(この場合「会社」)を選び、実行ボタンを押す。

「アサイン先.会社は次の値を含むa」で絞り込んだ

分野

データ移行と統合
ServiceNow でのスクリプティング

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