ファッションと言う勿れ

先日Twitterでこのようなつぶやきを拝見しました。

ファッション、それは無限の可能性。人の数だけオシャレがありダサさがある深淵。
私も20歳過ぎまで数年前に買ったニッセンやイオンの服を着ているなかなか年季の入ったダサさでした。
※ニッセンやイオンが悪いのではなく着こなせない自分の力不足です

今はオシャレなのか?と思われるかもしれませんが「みくさんってどこで洋服買ってるの?」と聞かれることが多々あるので一般的なダサさからは脱却しているのでしょう、きっと。
「どこで服買ってるの?(笑)」と語尾に(笑)がついてないことを祈っています。


自覚したきっかけ

しょ~~~じきに言うと自分がダサい自覚は当時そこまでありませんでした。常に金欠でなかなかファッションにお金をかけられなかったけど持っている服を自分なりに組み合わせて無難に着こなせていると思っていました。まぁその手持ちの服が全部ダサかったんですけど。

あと基本的に活動範囲が狭かったのも原因の一つだと考えています。自転車で20分ほどの距離の職場と家の往復、遊ぶといったら近所の友達の家でダベるぐらいでTシャツとハーフパンツのような適当な恰好でも問題のない生活でした。

そんなほがらかな日常を過ごしていたある日、小学校からの友人であるKちゃんから「久しぶりに遊ばない?」とメールが。
私たちは同じ高校だったのですが卒業してすぐ私はアルバイトに、Kちゃんは専門学校に入学しており生活のすれ違いもあって遊ぶのは数年ぶり。わ~楽しみ~と自分流のオシャレな服(※フラグ)を着て、当日久しぶりに都会に降り立ちました。
待ち合わせ場所で待つこと数分、「みくちゃん!」と呼ばれ振り向いた先にいたKちゃんを見ると…

なんかめっっっっっちゃオシャレになっとるーーーーーー!!!!?????


いやもう衝撃が大きすぎて細かく覚えてないんですけどモノトーンで揃えた大人っぽさと可愛さが融合したような服装で、小学生時代から知っている友人のあまりの垢ぬけた姿に開いた口がふさがりませんでした。

一方自分はというとなんかようわからん白のレースの上着?にピンクのキャミソール?にクロップド丈の薄い色のデニム?でボロボロのパンプス?を履いていました。完全に春か夏のような服装ですがこのときの季節は秋です。

もうこの時点で一緒に並んで歩くのも申し訳ないぐらい恥ずかしかったのにこの後Kちゃんが発した「ちょっと洋服見てもいい?」という言葉によってさらなる地獄を味わうことになろうとは…。
案内されたショップは「ローリーズファーム」。まさに今Kちゃんが着ているような洋服がたくさんあるオシャレ人(おしゃれんちゅ)御用達のような場所で「こ、ここはオラが入っていい場所じゃね…田舎に帰してけろ!」という村人の気分でした。

勝手に針のむしろのように思った一日を終え、帰宅した私がまっさきにしたこと、それはローリーズファームの通販サイトを見ることでした。
そしてトップスとボトムスをとりあえず2着ずつ買いました。これは俗に言う「服を買いに行くときの服」です。もう次の休みに届いた服を着てショップに行くことを考えていたのです。
この瞬間から私の脱ダサファッション街道が始まりました。


出会ったのがローリーズファームでよかった

これすごいラッキーだったと思います。
というのも、ローリーズファームの個人的に良いと思うところがいくつかあって

・モノトーンでシンプルなデザインが多い
・手を出しやすい価格
・通販サイトがある
・上記のサイトで店員さんのコーディネートが見られる

というところです。
クセのないデザインなので着回しがきくし年齢に縛られることが少ないのでモノによっては5年ぐらい着てるのもありました(それもどうなの)
通販サイトがあるので先ほど言った「服を買いに行く服がない」現象に陥ることもありません。
どの服を買えばいいかわからないときはサイトで店員さんのコーディネートを参考にできます。モデルではなく自分たちと体型の近い店員さんが本当にたくさん多種多様なコーディネートを載せてくださっているのでこれが本当に勉強になり助かりました。
価格は今はやりのGUと比べると高く感じるかもしれませんが、ファストファッションの中でもかなり良心的だと思います。最初に言ったように着回しがきくのでうまく活用できればそこまでたくさん買う必要もありません。
あと当時のGUとかユニクロって今ほどオシャレじゃなかったしね…。

そんなことがあり私はKちゃんとローリーズファームのおかげでいちおうダサ人(ださんちゅ)から脱するきっかけを経ることができたのです。
まぁその後再びKちゃんと会ったときにさらにオシャレさに磨きがかかっていて「なん…だと…」となったりもするのですが着飾る楽しさ、服装の選び方が学べたのは本当に嬉しいことでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?