双水みくに

日々気付いたことや、心に残したい瞬間、人生の学びなど、思い思いの形で載せています。仕事…

双水みくに

日々気付いたことや、心に残したい瞬間、人生の学びなど、思い思いの形で載せています。仕事は会社員からアルバイトまで様々な働き方を経験した後、独立してWeb記事ライターへ。趣味は国内旅行と読書(マンガからビジネス書まで)※スキは本当に良いと思った記事、頂いたスキのお返しに付けています

マガジン

  • 頭の中で考えていることアウトプット

    作品を書いた後日談や、今の自分が思っていることなど、つらつらと。

  • コンテスト応募作品

    noteなどでコンテストに応募した作品集

  • 一歩前に進みたくなる物語集

    小説やエッセイなど、さまざまな形で一歩前に進みたくなるような話を。

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未来はこれから選べばいい。君はスタートラインに立ったばかりなのだから。

「新社会人」とは、どのような人間を指す言葉だろうか。 一般的なイメージでは、新卒の大学生が企業に就職し、正社員として働きはじめることを指すと思う。 そのイメージと相反するように、私は20歳からアルバイトで働きはじめた。 親の経済状況が悪かったわけではない。夢を目指して専門学校に進学し、憧れの職に就けなかったという、ありきたりな話だ。 入社式はない。スーツも着ない。 未だ学生時代が終わっていないような、中途半端な感覚のなかで、私は「生きる」という目的のためだけに働きは

    • 『あきらめる心を2割持つ』それは完璧主義を手放す心がけ

      #仕事の心がけ こんにちは。『双水みくに』と申します。 私は現在Web記事ライターの仕事に就いていますが、これまで飲食店のアルバイトから上場企業の会社員まで、幅広い雇用形態での就業を経験してきました。 そんな私はどの職業でも「完璧に」をモットーに仕事をこなしてきました。ですが、ある出来事がきっかけでそのやり方に疑問を持ち、今は『あきらめる心を2割持つ』という正反対の心がけを持っています。 この心がけは一見、不真面目な考え方で、人によっては相容れないと感じるかもしれませ

      • Twitterで得られなかった満足感を、noteがじんわり埋めてくれている

        こんにちは、双水みくにです。 最近はおすすめ記事を読んだり、スキを頂いた方の記事を読んだりと、いい感じでnoteに「つながり」を感じてきている私です。 つながりと言えばSNS、とりわけ文章がメインのTwitterも、同じように私は活用していますが…… みなさんもご存じのように、ここ最近のTwitterはさまざまな改変が起こっています。私はそれをきっかけに、改めてSNSの使い方を考え直していたところでした。 そんな中、私は大発見をしてしまいました。Twitterで得られ

        • 「あなたを独りにしない」作品で、人の役に立ちたいと思った

          こんにちは。最初に少しだけ、お知らせです。 今日からペンネームを『双水みくに』に変更しました。 理由は、いろんな物書きさんが「日本語のペンネームが多かったから」というのもありましたが、こちらの記事を見て「英語表記だとデメリットが多いかも」と納得したことが後押しとなりました。 MIKUNIのペンネームは3年前から使っていて愛着はもちろんありました。けれど検索結果に出にくいという側面があることを理解し、以前から考えていた「双水みくに」に変更する流れとなりました。どうぞよろし

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        未来はこれから選べばいい。君はスタートラインに立ったばかりなのだから。

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          7本
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          2本
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          3本

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          後日談:2つのコンテストに参加して見えたもの

          こんにちは、MIKUNIです。 前回、ジャンプラ原作大賞作品や後日談を見てくれた方、スキをいただいた方、改めてありがとうございました! ******** 実は最近の私は、noteの執筆とあわせて「いろんなコンテストに応募してみる」という目標も立て、2つほど作品を手掛けていました。 どちらも先日のジャンプラとはまったく毛色が違う作品なので、なんでもいいから書いている感じが伝わってくるかもしれません(笑) けれど少しでも挑戦すると「私はこんなことも書けるのか」という発見

          後日談:2つのコンテストに参加して見えたもの

          小さな彼女の心を変えた『清潔』

          #清潔のマイルール 新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから、約3年の月日が流れた2023年の正月。 この日、私は久しぶりに実家に帰り、両親と弟夫婦、そして可愛い姪っ子たちと顔を合わせることがようやく叶った。 3年前にあんなに小さかった2人の姪っ子たちも、今ではちょっとお姉さん。子供の成長はとても早いことを実感すると同時に、彼女たちが今も私に笑顔を向けてくれるか、心配していた。 それは「昔みたいに『一緒に遊ぼう』って言われなくなったら…」という叔母ごころもある。けれ

          小さな彼女の心を変えた『清潔』

          後日談:『ジャンププラス原作大賞』をきっかけに思ったこと

          お久しぶりです、MIKUNIです。 しばらくnoteの執筆から離れていたので、きっと私をフォローしていただいている方すら「この人だれだっけ?」と思うかもしれません(汗) はてさて唐突ですが、先日1月12日〆切で開催されていた『ジャンププラス原作大賞』へ、作品を投稿してみました。 それと同時に「noteの執筆を再開しようかな」という気持ちが湧いてきたので、心の準備運動もかねて備忘録を書いてみたいと思います。 (※「言の葉をさがして」という物語を書き上げてみたので、もしご

          後日談:『ジャンププラス原作大賞』をきっかけに思ったこと

          「言の葉をさがして」あらすじ

          <あらすじ> 人からどんな『声音』が求められているかを的確に理解し、再現する力を持った女子高生・藤川琴音。 彼女はこの力で人望を得てきた一方で「『声音』がなければ自分の言葉には価値がない」と信じ切っていた。 ある日、同じクラスの有馬晴之が読み上げた古典文学を聞き、不思議な幻に襲われる。琴音はその現象に興味を持ったものの、彼が求める『声』だけは例外的に理解できず戸惑う。 期せずして有馬が抱えていた心の闇を知ることになった琴音は、目を背けていた自分の過去や「閉ざした言葉」と

          「言の葉をさがして」あらすじ

          「言の葉をさがして」本編

          「……おとうさん、おかあさん……」 女の子が、泣いていた。 小さな体を、震わせながら。 「……どうして、いなくなっちゃったの?  わたしのこと、キライになっちゃったの……?」 初老の女性が、細い両腕で少女を抱きしめる。 言葉は、出ない。 「琴音のこと、世界一だいすきって、言ってたのに……!」 少女の哀しい声だけが、空に響き渡った。 ***** キーン、コーン、カーン、コーン…… 「……あー! 今日も終わったぁっ!!」 とある教室の一角で、藤川琴音はイスに座っ

          「言の葉をさがして」本編

          未来はこれから選べばいい。君はスタートラインに立ったばかりなのだから。

          ※この記事は「#創作大賞2022」に応募するために、以前の記事をコピペして再掲したものになります。 また2023年8月に「#あの選択をしたから」への応募のために文章を校正しました。その都合でこちらのコピペ記事は一旦非公開(有料設定)とさせて頂きます。 本記事はこちら↓ もちろん無料です ※以下、リメイク前の文章のため、一旦非公開といたします。

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          未来はこれから選べばいい。君はスタートラインに立ったば…

          「強み」は見つけるより、好きなことを見つめ直した方が、きっと早い。

          「あなたの強みを見つけましょう」 ……でた。お決まりの成功哲学。 そう思ってしまうのは、私の悪いクセかもしれない。もしくは、悩んでいた時期に自己啓発本をこれでもかと読み漁っていたせいかもしれない。 この言葉で、前に進める人はたくさんいるんだろう。けれど私自身は、強みが見つかっても前に進めた試しがない。だからこの言葉に、いつもちょっとした拒否反応が出てしまうのだ。 「強み」が分かっても前に進めないなぜこんな話をするかといえば、まさに今この「MIKUNI」という人物が書い

          「強み」は見つけるより、好きなことを見つめ直した方が、きっと早い。

          コラムとエッセイの違い

          TwitterやFacebookと同じように、記事を投稿する際にはnoteもハッシュタグ(#○○)を付けることができる。最近、私はこのハッシュタグで悩んだことがあった。 それは「コラム」と「エッセイ」の違い。これが分からず、書いた記事にハッシュタグをどう付けたらいいか迷ってしまったのだ。 コラムとエッセイの基準とは?これまで私が持っていたイメージは、コラムは雑誌の一コマに載せられている誰かの意見。エッセイは作家さんが切り取った日常を、小説のようにまとめたもの。そんな曖昧な

          コラムとエッセイの違い

          「特別な自分」と出会ったのは、狭くて広い日本という国だった。

          特別になりたかった。 誰よりも、突き抜ける才能がほしかった。 たくさんの人に認められて、お金も充分に与えられて 「あなたじゃないとダメ」って、言われたかった。 何か特別なことを成し遂げたくて 特別じゃない自分に、別れを告げたくて 私は、旅に出た。 ******* ……こんな話をすると「どこの国に行ったんですか?」なんて質問が飛んできそうだけれども 先に言っておく。私の旅の舞台は「日本」だ。 「日本なんて、狭いし魅力ないよ」という人もいると思う。確かに世界の

          「特別な自分」と出会ったのは、狭くて広い日本という国だった。

          アイディアが生まれない時は、ブックカフェの中で見つけてみる。

          昔、とあるデザイナーさんに 「アイディアが浮かばない時は、インプットが足らない」 と言われたことがある。私はこのインプットというのは、インターネットで得ることができる情報で十分足りるのだと、これまで思っていた。 情報が飛び込んでくる感覚先日、ちょっと用事があって都心まで出かけていった時のこと。私は時間が余って、ふと気になったオフィス下にあるブックカフェでその時間を過ごすことにした。 この時、私はちょっとした仕事の悩みを抱えていた。けれど、それに伴うアイディアが全く生ま

          アイディアが生まれない時は、ブックカフェの中で見つけてみる。

          苦しいからこそ、物語になる。

          先日、物語を書いているときに、世の中にある物語というのは「主人公が苦しい時期を乗り越える」という描写があるからこそ、人は読みたいと思うのではないかと感じた。 そして、そういう「苦しい時期」の心の描写というのは、その時期を味わった人が共感できるリアリティさがなければ、一気に色あせてしまう。分かったつもりになって中途半端に書けば書くほど、本当に「苦しい時期」を経験している人から、見放されてしまうのだ。 苦しい時期というのは、本当に早く過ぎ去ってほしい気持ちでいっぱいになる。も

          苦しいからこそ、物語になる。

          完璧主義を、少しだけ手放す。

          こんにちは、MIKUNIです。 noteに触れ初めてから約1ヶ月ほどが経ちました。 これまで私は、文章を「仕事の道具」として使い、「自分を表現するツール」として使うことが少なかったので 他の方のnoteを見ながら、軽いカルチャーショックを感じている日々を送っています。 noteのシステムも、今まで見たことがない画期的なシステムで素晴らしいと思っているのですが、何より驚かされるのは、クリエイターのみなさんの文章力です。 「なるほど、こんな風に書くんだ」というテクニカル

          完璧主義を、少しだけ手放す。