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伝統の地上戦のすゝめ①

ストリートファイターには35年続く伝統の地上戦がある。

「波動で飛ばして昇竜で落とす。」

右も左も分からない初心者も、伸び悩む上級者も。
ストリートファイターと付き合っていくならば地上戦については何度も立ち帰り、見直していくだろう。

この“伝統の地上戦“について今回は記していく。

そのまんま、基本的に弾を撃って牽制し飛ばせて落とす訳だが深掘りするためいくつかの項目に分けた。


◇弾を撃つ理由

弾を撃ちまくっていると相手も嫌がって技を振らなくなる。そして飛んだところを昇竜で落として体力を削り、起き攻めを仕掛けて更に体力を削っていく。

相手のDゲージ減らして自分は回復という意味合いも強い。

なのでこちらのゲージがMAXの時の弾撃ちは、実はあまり強くない。

撃つリターンの薄い状態での弾撃ちに飛びを合わせられて、対空出来ずに通してしまったらかなりの体力を持っていかれる上に起き攻めも仕掛けられるという最悪の展開になり、リスクに対してリターンが全く合わない行動となってしまう。

なので自分のDゲージがたまっている状態での中〜遠距離では弾を撃ちつつラインを上げる。そして隙を見て中足ラッシュや生ラッシュを使い攻める。

そして攻めてゲージが減ったら弾を撃ち回復。
この繰り返し。

つまり、弾を撃つ時は自分のDゲージが少ないほうがリターンが大きく強い。

こちらのDゲージに余裕がある時の弾撃ちは弱い、と認識しておく。

こうして弾を撃ってると飛びやインパクトがくるので
画面をみてしっかり対応しよう。
 
※2024.5/22の調整により攻撃を受け止めた後のDゲージ回復停止時間も短くなったため、主に飛び道具に対してドライブパリィの有効度が上がっており相手のDゲージを奪う目的での弾撃ちは弱体化されている。


◆相手の技の射程範囲前後をウロウロする

弾を飛ばれたらフルコン食らうような、相手の牽制技や中足の距離では相手の技の射程範囲前後をウロウロする。

そして相手が前歩きを止めようと小技を振ったところを狙い、空振ったのを確認してから技を差す。

(※地上戦は自分が歩かないと始まらない。地上戦をやりたいなら歩くこと。弾を撃ちながらジリジリとラインを上げていき、技の射程範囲に持っていき地上戦を展開する。)

◆垂直飛びで様子見

相手の行動に対して安全に返せる行動。

生ラッシュでの突進やインパクトに対して相手にかなりのリスクを背負わせられる。

端での防御時にも有効。
ただ乱用すると対空で落とされるので注意。

◆相手のキャラを知ることが重要

まず地上戦で相手キャラの知識なしで制するのは困難。
最低限、相手が振ってくる主要な技は知っておく。

各種牽制技の射程や、どういう状況で何を出してくるのか知った上で最初の項目にあるように相手の技の射程範囲に入ったり出たりする。

各種技の対応策を覚えておこう。


◆当てたい技は振り回さない

例えば中足ラッシュをしたいなら中足をブンブン振らないこと。見せると相手は当然意識するので当たらない。


◆ちゃんとガードする

暴れや投げを擦りまくらない。
ガードさえしていたら必ず自分のターンは来る。


◆対戦中の相手の行動をよく見る

開幕の動きとか、各種技を振ったあとの相手の行動とか、相手の行動をよく見て頭に入れておくと優位に地上戦を展開できるので意識する。

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「波動で飛ばして昇竜で落とす。」

とてもシンプルで奥深い、伝統の地上戦。

何度もこの基本に戻って見直し磨いていくことが上達の近道になる。

心を静かに保ち画面をよく見て展開していこう。

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