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Gロッソ

Gロッソ、たくさんのヒーローたちが子供たちと地球を守ってきた場所。

なんて、当たり前のことを書きたくて、書き始めたわけじゃない。

ぶっちゃけ、ハマった。2019年4月末に。

2017年度のヒーロー、スーパースターたちにハマった。でも、もういい歳の大人だからと勇気が出せず、ただひたすらテレビで彼らを見るだけだった。

2018年、スーパースターたちをロスし、流し見で見ていた怪盗と警察。だが、気づいたら、彼らにもハマっていった。

そして、ドラマ トクサツガガガ、あれがいけなかった。もろ影響を受けた。

気づいたら、2019年3月の怪盗警察のFLT仙台のチケットを買っていた。

よくヲタクの中には、ものすごい行動力を発揮する奴がいるという。

どうやら、私はその種類のようで、気づくと仙台にいた。変身前とは握手できないと知りつつも、大好きな金銀、いわゆるガワに目の前で会えるということで、握手券を買った。

会いたいなー行きたいなーと思っていた気持ちが、ここで爆発した。

テレビで見ていた、彼らが目の前にいた。そして、ちゃんとひとりひとりに、それぞれのキャラで握手してくれた。

しっかり握手してくれる人、軽くサラっと握手する子、それぞれだった。それが元々の彼らの性格を表していた。

試しに1回とは恐ろしい言葉で、気づくともう1回最終公演でも握手券を買っていた。

そして、その時、2019年のヒーロー、勇猛の騎士くんがいた。

元々ネットのレポで、勇猛の騎士くんの握手はものすごく力強い、握手したまま離さないという情報を得ていた。

事実、そうだった。

ほんの少しだけ、アイドルの握手会にも行ってた時期があったから、その力強さを驚いた。

仙台で握手してくれた勇猛の騎士くんの握手は、私の中で歴代1位の力強い握手だった。

その力強さが嬉しくて、1年間頑張ってね!と声を掛けた時の反応が可愛くて、私は彼を好きになり始めていた。

それから、少し経って、Gロッソに怪盗赤を演じた人(中の人)が出演するとTwitterで情報を知った。テレビの中で、とても華麗に舞っていた人を、生で見れるのなら行ってみようと思い立って、初めてGロッソに行った。

ハマった。ぶっちゃけハマった。

でも、ハマって、通い始めてすぐにいろいろ起きた。起こったことは許せることじゃない。でも、お姉さんが納得する方向に進んだなら、それを信じるしかない。

私は部外者だから。

ハマってすぐだったから、とても複雑な気持ちになった。上手く言えないけど。でも、変わったと信じて、応援して。

ぶっちゃけ、中の人が誰なのかなんて、1年足らずしかハマってない人間に区別つくわけない。

でも、それでも、ヒーローはヒーローであって、悪役は悪役なのだ。

Gロッソにいる勇猛の騎士くんは、よく、お迎え時、やる気無さすぎとかネットで言われてる。

うん。知ってる。知ってるけど、ちゃんと、顔見て握手すれば、ちゃんと握手してくれることも知ってる。

中の人次第で反応違うのも知ってる。

それでも、ちゃんと顔見れば、ちゃんと握手してくれるのだ。

私の推しは勇猛の騎士くんだ。テレビに出てる勇猛の騎士くんが私の推し。(好きになったきっかけは、彼が怪盗警察の金銀を演じていたから)

……気づいてる人もいるだろう、Gロッソに行ったところで、私の最推しの勇猛の騎士くんには会えないのだ。だって、彼はGロッソではなく、撮影現場にいるのだから。

Gロッソにいるのは、彼の後輩さんや先輩さんたち。

でも、私は通った。最推しの彼じゃなくても、大人でも、ちゃんとヒーローとして、勇猛の騎士くんとして、反応してくれるからだ。

勇猛の騎士くんだけじゃない、叡智、剛健、疾風、威風、栄光、進撃の覇者までも、ちゃんと反応してくれる。

握手会は、お金払ってるからそうでしょ、当たり前でしょ。って思う人もいると思う。

確かにそうだ。でも、Gロッソでは公演の終わりに、全員でエンディングダンスをするのだ。

その時に、勇猛の騎士くん進撃の覇者くん以外は客席の後ろまで来てくれる。(勇猛の騎士くんは舞台前方にいる子供たちのために残ってる)

ハイタッチもしてくれる。時には子供の隣の席が空いてたら、座るくらい、彼らはいろんな姿を見せてくれる。

顔見てハイタッチしてくれた叡智の騎士くん、立ち止まって小さなお友達に優しくハイタッチしていた剛健の騎士ちゃん、空いてる席に座って隣の席の小さなお友達と触れ合ってた疾風の騎士くん、気づくと後方からハイタッチしやすいように手を出してくれてた威風の騎士くん、先輩にはちゃんと礼をしていた栄光の騎士くん。

行くたびに、いろんな姿を見せてくれるから、ついつい通ってしまった。

Gロッソだけじゃない、テレ朝夏祭りにも行った。

そこでの思い出は、叡智の騎士くん。勇猛、叡智、疾風のぬいぐるみを買って、3体一緒に透明なバッグ(通称ぬいバ)に入れて、握手しに行った時に、俺がいる!と嬉しそうにたくさん反応してくれた。

そういう風に反応されると、こちらも嬉しくなってしまう。

こうやって、どんどんハマっていくのだ。


そして、Gロッソ第4弾が終わった。

第5弾は特別公演、素顔の戦士たちということで、変身前が出てくる。

変身前の彼らが出てくるということは、変身後との握手、撮影がもうないのだ。

何回握手したのだろうか。

いつも似たようなことしか言えなくても、しっかり握手してくれた。

1月25日、仕事の都合で、私の通常公演納めはこの日の14時の回だった。

Gロッソで、彼らと握手できるのが最後。

そう思うと泣きそうになった。


何度も見た公演は、最後の最後まで新たな発見があって、やっぱりすごいと思った。

そして、握手会の時間。

この時、いつもと姿が違う勇猛の騎士くんと栄光の騎士くんの登場で、私はめちゃくちゃ焦った。

1番大好きな竜装姿の勇猛の騎士くんがいたのだ。

Gロッソに通った1年間(実質は9か月ほどだけど)ありがとうと伝えたいのに、大好きな姿で現れたから、伝えたいことがたくさんになってしまった。

でも、その姿が好き。カッコイイと言ったら、カッコイイよね!って肩にいる空の騎士竜くんの顔を指してくれた。

その反応が嬉しかった。


この日の思い出はそれだけじゃない。

剛健の騎士ちゃん。

握手の時、ひとりひとりに1年間ありがとうって伝えていたんだけど、剛健の騎士ちゃんが、1年間ありがとうって伝えたときに、グッと力強く握手してくれて、つい言葉に詰まってしまって、うまく言えなくなって。

剛健の騎士ちゃんからの気持ちが、力強い握手から伝わってきて、さらに好きになった。

いつも可愛かったとしか言えなかったのに、嬉しそうに返してくれて、握手+ハイタッチがお決まりだった剛健の騎士ちゃん。

最後の最後に、グッと力強く握手してくれて、上手く書けないけど、困った時に友人が話を聞くよと力強く手を握ってくれているような、そんな信頼感のある握手だった。


ありがとう。大好きだよ。


すっごく嬉しかったのに、上手く言えなくて、ごめんね。


Gロッソで剛健の騎士ちゃんと握手できる機会は、もうないと思ってるから、1月25日に握手してくれた剛健の騎士ちゃんの中の人、また、どこかであなたを見たいです、会いたいです。

あなたに感謝を伝えたくて、これを書きました。

本当にありがとう。


剛健の騎士ちゃんだけじゃなく、テレ朝夏祭りで握手してくれた叡智の騎士くんも、いつも楽しませてくれたGロッソの疾風の騎士くんも、いつもどーんと構えてるGロッソの威風の騎士くんも、紳士的なGロッソの栄光の騎士くんも、仙台で握手してくれた勇猛の騎士くんにも、また、会いたい。

もちろん、進撃の覇者くんにも。雨の中、銀座まで会いに行って、一緒に写真撮ったこと、Gロッソの元日公演でたくさん反応してくれたこと、すごく嬉しかった。

また、彼らにいつ会えるか分からないけど、また会いたいから、お決まりのこの言葉で


「またね!」

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