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歌奏絆 制作にあたり、電気通信大学 放送研究会(D.H.K.)さんにご協力いただきました

こんにちは!バーチャルライブ研究会(VLL)のYちゃんです。
VLLでは、主にMIKUEC(ミクエック)などの、初音ミクを中心としたバーチャルキャラクターが出演するライブの制作を中心に活動しています。
昨今ではライブ制作に加え、「創作の輪」を広げる活動のひとつとして、VLL発のバーチャルアイドル「歌奏絆(かなでつぐ)」の制作・運用や、歌奏絆を活用したコンテンツの制作なども行なっています。
その歌奏絆は、部員が開発した生成AIによる音声合成技術により、人の声を学習し、声を出して活動することができています。

その元となる人の声の収録にあたり、電気通信大学 放送研究会(D.H.K.)さん (@dhk_uec)にご協力いただき、スタジオをお貸しいただきました。
この記事では、そのお礼をこめまして、経緯や、D.H.K.さんの設備を紹介したいと思います。

依頼の経緯

歌奏絆の制作が決まった時点で、人の声をもとに喋らせられるようにしようという方針がありました。
しかし、声を収録するに当たり、いくつか問題がありました。
自宅を活用して収録すると雑音が多かったり、音が反響したりと、学習データに使う音声の品質を保つことが難しいです。
かといって貸しスタジオを借りるのはコストが掛かってしまうため、こちらも難しいです。
品質のいい音声を身近なところで収録できないか?ということで目をつけたのが、D.H.K.さんでした。
D.H.K.さんには、私が別サークルの活動でお邪魔したことがあり、良い設備・収録スタジオが整っていることを知っていましたし、実際に出来上がった作品もとても品質のよいものでした。
この経験から、歌奏絆の制作においてもD.H.K.さんにご協力いただけないかと連絡させていただいたところ、お引き受け頂けたことから、歌奏絆の制作が進んでいく事になりました。

D.H.K.さんの設備のご紹介

ここからは、D.H.K.さんの設備的な面をご紹介したいと思います。
私はあまりオーディオには詳しくないのですが、D.H.K.さんの設備はかなり充実していることがひと目でわかります…!
ラックに設置するタイプの高性能なオーディオレコーダーや、高機能ミキサー、高性能なコンデンサーマイクなど、音声収録に惜しみない機材セッティングです。
歌の収録にあたり、トークバック(スタジオの収録者に声などを届ける仕組み)でPCからカラオケ音源を流せるようセッティングいただくなど、当たり前にできると思われがちなことが、ちゃんとできる高機能な機材と、部員さんの機材の理解度に感服しました。

D.H.K.さんの収録環境
D.H.K.さんの収録機材など

さいごに

今回の収録にあたり、D.H.K.の現会長さまより、お言葉をいただきました。

この度、私たちのサークルは、バーチャルライブ研究会さん発のキャラクターである「歌奏絆」の収録に協力させていただきました!

バーチャルライブ研究会さんは部内でもファンが多く、皆さんの活動に私たちも刺激を受けています!

長時間の収録でしたが、収録に関わった皆さん、本当にお疲れ様でした。
今後も協力できることがあれば、喜んでお受けいたしますのでよろしくお願いします!

こちらこそありがとうございました!
D.H.K.さんにご協力いただいていなければ、もしかすると歌奏絆は活動ができていないかもしれないので、本当にありがたいです。
また、同じ大学のサークル間での協力はあまり見ないので、面白い試みなのかなと思っています。
今後もお互いに協力できると嬉しいなと思っています。

改めましてD.H.K.さん、ありがとうございました!

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