魂の抜け殻 第16章

帰宅


告別式が終わり、納骨も済んで、その日のうちに僕は自宅に帰った。帰る前に預けていた友人宅へ飼っていたハムスターを取りに行った。少しのつもりがお邪魔してから明け方まで話込んだ。

ご主人も一緒に話していたのだが、それはご主人の気遣いだった。後から知った、励ましてくれたのだ。誰も同情などしない、安らいだ時間だった。

ハムスターを連れて帰宅。ボロボロになった様で眠りたかった。起きたら子供達を迎えに行かなければならない。とにかく眠った。


#小説



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