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やすむ  ということ

仕事を休む。
家事を休む。
育児を休む。

なんでだろう。どれをやっても
多かれ少なかれの罪悪感にさいなまれる。
これは働くママには
みんなあることなんじゃないだろうか。

仕事をやすむ。
日曜日に娘の発表会があるから、
疲れやすみ。オリジナルの代休。無理をして去年
体調を崩した反省を活かして今年は事前に休むことを決めていた。
そうしたら、お客様からの連絡は他の誰かが対応して、書類のことを聞かれたら他の誰かが書類を作り、送ってくれる。
誰かに代理で何かをやってもらわなければならないから、罪悪感が少なからず生まれる。

家事を休む。
片付けはしないで後回し。
ご飯作らないで買ってくる。
外食する。洗濯はしないでそのまんま。
家の中が荒れ始める。荒れた家の中にいると余計にストレスがかかり、
休むことができなくなる。
これひとつだけ、片付けて…とやり出す。
それでもわたしはヒトよりも気にしないで我慢できる方だ(自慢することでもなんでもないが)
なんでだろう、ここでも罪悪感。

育児を休む。
2歳児がだっこを繰り返し迫って来るところ、
テレビに助けてもらう。彼の好きなテレビをつけて、テレビに育児を頼む。
すると彼らは静かに長い時間そちらに釘付け、
だけどメディア系の時間はすごく親としては気になる。視力低下はもちろんのこと、
脳にもさまざまな影響がありそう、ということは漠然とわかるので
できるだけ外で遊んで欲しいが、
見ていなければ外で遊ぶなんてことができる年齢ではない。
「絵本読んでー」のお願いに、
応えられない自分にまた罪悪感を
抱く。


なんで?休む、って悪いことなの?
休むって必要だよね?
なんでなの?なんでこんなに悪いことしているような気持ちにならなきゃいけないんだろう。

罪悪感はありながらも
わたしは休む。
休まなければ健康な生活は送れない。
仕事もこなせず
家事もできない、
育児に関しては本当に体力気力勝負だから。

休むってすごく大事。
休みたい、って罪悪感を感じずに
はっきり言えるそんな環境をつくりたい。

頑張ってるお母さん達も
みーーーんな、「やすむ」って
言えるように。

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