ぶかぶか

夏の名残の太陽が
街を明るく照らしてた
屋外デートだったから
薄着で出掛けてきたけれど

吹き抜ける風が冷たくて
貴方にぴったり寄り添った
少し震える私の肩に
ふわりと何かが乗っかった

温もり残ったパーカーが
私の身体を包んでる
ぶかぶかサイズの幸せが
私の身体を包んでる

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