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家族だって他人

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臨床心理士&公認心理師3名によるリレー形式の連載コラムです。 家族って何だろう? 家族に傷つき、家族に癒され、家族に振り回され、それでもなぜか期待し、求めてしまう。誰でも一度は家…
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#文責KN

家族だって他人

 是枝裕和監督の映画『歩いても歩いても』(2008年公開)を見てから、ブルーライト・ヨコハマの…

静かな世界

 家の中に、自分以外の誰もいないと、とても静かだなと感じる。  自分が小さい頃は、家に…

パッケージされる体験たち

 「お金で買えない価値がある。○○な体験(時間)、プライスレス」 というCMが一時期はや…

目次3 and 次回予告

                   閑話休題(目次2)に戻る 37.親を越えてすすめ   …

星空に願いを

 大昔、私たちのご先祖様は真っ暗な中、空を見上げ、光る星々をつなぎ合わせて色々な星座を作…

とても狭い箱の中

 16年ほど前、さかなクンが『いじめられている君へ』という朝日新聞の企画の中で「広い海へ…

『「頑張りすぎない」ように頑張る』

 自分の中での金科玉条というほどでもないが、なるべく心に留めていることがある。それは、 「楽をするための手は惜しまない」 ということである。  どうしても、忙しい日々を過ごしていると色々なことが適当になってしまう。しかし、適当にしてしまうとその後にものすごく手間も暇もかかるうえに、あまり良い結果にならないということが世の中には多すぎるのだ。  例えば、白いシャツの上にこぼしてしまったケチャップ。後で洗えば良いかと洗濯籠に入れて放って置くと容易にその染みは落ちなく

ポン酢しょうゆが無くたって

「幸せってなんだあっけ? なんだあっけ?」 と、歌う昔のCMをついつい未だに思い出してし…

虚構の中の僕と私

「ゲームばっかりしてないで、勉強でもしなさい!」 というのは、ゲームをしていたり、youtu…

玉虫色の僕ら

 数年前に映画が大ヒットした「鬼滅の刃」というアニメを知らない親子はあまりいないのではな…

矛盾は ものの上手なり

 少し前に、学校では化粧禁止なのに、社会に出た時には女性は化粧をするのがマナーと言われる…

母性神話をやっつけろ

 数十年前、社会人になりたての頃に、真っ先に感じたことがある。 それは、  この社会は、…

川岸の向こうに

 自分の原家族に会いに行くときはいつも、川を越える。  なぜか、そんなシチュエーションが…

閑話休題 (目次2)

 連載コラム『家族だって他人』を掲載するようになって、4か月。連載の邪魔をしないようにと思い、「つれづれコラム」はお休みしていたのですが、なんだかそれはそれで、たまには連載と離れたところで文を書きたくなってしまいました。  なので、ちょうどゴールデンウィークに入った今週は、連載の続きはお休みして、ちょっとだけ『家族だって他人』の制作のこぼれ話をいたしましょう。  とある夏の終わり、みことスタッフ3人でお家に集まり、作戦会議をするはずが、あれやこれやと話題は移り、ただの世間