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お二人、お返事ありがとう。 そうか、年齢によっても違いますよねえ。私は幼児さんや小学生を念頭に置いて書いていたからそこまで考えが及ばなかった。その分、何だかぐるぐるしています。 見通しが立つこと、甘えと諦めと、成長と叫び。 自傷はその人のボディイメージや身体感覚とも関係あるだろうし、他害は他害で自他境界の曖昧さとかその辺の不安定さもあるかもなあとか、色々考えてしまいました。自傷も他害も決して薦められたものではないけれど、その人の中に誰にも聞き届けられない何かがあって、
「攻撃性」と言ってしまうとなんか、良い悪いの価値基準が付きまといそうだけれども、基本的には、対象に対し膨大なエネルギーを向けることの一つの形だと思っている。そう思うと、「愛」や「恋」や「やさしや」や「憎しみ」などの感情も相手に向けるエネルギーだろう。これらの違いは、なんだろうか? 鋭さだろうか。 と、考え始めると違う方向に行ってしまうので、「攻撃性」という他者に向かう膨大なエネルギーの話に戻ろう。 膨大なエネルギーのその対象が、他人になるのか自分になるのか、ということで他
攻撃性の表出に、外向き(他害)と内向き(自傷)の2種類があると仮定して、それが入れ替わるスイッチが有るのでは?というお話でしたね。 そういうスイッチの存在を私は感じないのですが、見せかけ上のスイッチは学習と成長だろうと思います。 というのは、攻撃性の行方の話を聞いて一番に感じたのが、臨床フィールドの違いだからです。私が臨床で出会う中で一番若い層が高校生ですが、当然彼(彼女)らは、殴る蹴るといった攻撃性を学校で表出することはありません。街なかや友人関係の中で出す人もほと
さて。ここまでああだこうだと日常系の話を綴っていましたが、今回は真面目に聞きたいことがあります。 お題は攻撃性について。 最近よく思うのが、攻撃性はベクトルが色々あるよなということなんですよ。特に女子。 攻撃性の表現のバリエーションとして、他者に向けた攻撃行為・他害と、自分に向けた攻撃行為・自傷がありますよね。自傷行為といえばリストカットや痛みを伴うほどの爪噛みなどがあるわけですけども、個人的には男子の攻撃性は他害として出やすくて、女子のそれは8対2か9対1くらい