【米国株財務分析】アファームの財務分析

1.遵守事項

(1)金融商品取引法に関すること

有償、無償を問わず、有価証券およびその他の証券の価値判断の提供、個別銘柄推奨、インサイダー情報の提供、相場操縦といった不公正取引にかかる行為に関与しないことを誓約致します。有償による情報提供の意図はなく、投げ銭はお控えいただきますよう、何卒宜しくお願い致します。

金融商品取引法に定める「投資助言・代理業」、その他の金融商品取引業者としての登録を要し得る行為を行わないことを誓約致します。無登録営業の撲滅を切に願っております。

投資判断にあたっては、自己責任であることにご留意願います。

(2)著作権に関すること

情報の引用においては、必ず引用元を示します。

有料記事については、リンクの掲載を行うことはありますが、発行元の許可を得ることなく記事の内容、図表などの掲載は行わないことを誓約致します。また、無償のレポート等における引用においては、著作権法に定める「引用の要件」を遵守し、無断での転載・複製を行わないことを誓約致します。

(3)その他

こちらの記事は、国内外の上場企業をテーマに上げることもありますが、あくまで産業や企業を分析することを目的としており、株価の検証を行うことを目的としておりません。

また、株価や投資判断(売買タイミング、強気、弱気等相場の見方等)にあたってのご質問についてはお答えすることができませんことをあらかじめご留意願います。

2.会社・ビジネス概要

アファーム は、BNPL(Buy Now Pay Later)を主業とするフィンテック事業者であり、2012年設立。2021年1月にナスダックに上場。

創業者はペイパルマフィアの筆頭格で知られる、マックス・レブチン(ウクライナのキーウ出身)。

BNPLのビジネスモデルは、「今買って、後で払う」です。非常にシンプルですね。以下の■A、B、Cを使ってご説明させていただきます。

■A 日本総研のレポート(BNPLの概要)

日本総研が作成したレポートが非常に分かりやすいので、ご興味がある方はぜひご覧ください。

■B ソフトバンクペイメントのHP(アクワイアラー・イシュアーの違い)

アクワイアラー・イシュアーの違いを理解るするには、ソフトバンクペイメントのHPが非常に分かりやすいので、ご興味がある方はぜひご覧ください。 

■C 筆者が作成したBNPL業者のビジネスモデルイメージ

①商品とお金の動き

画像2

②情報の動き

画像3

3.KPI

表D~Hはアファームの2022年3Q決算のKPIとなります。

クリスマス商戦を含まない期間となるため、前四半期を下回る実績となることは、前回のカンファレンスコールでも示されている通りです。

決算発表後の株価急騰を踏まえると、全体のKPIに対する市場の受け止めは、ポジティブということだったのでしょう。

■表D 総決済額(Affirmのプレゼンテーションより)

■表E 実働加盟店
(Affirmのプレゼンテーションより)


■表F 決済の特徴(Affirmのプレゼンテーションより)


■表G 貸倒引当金の状況(Affirmのプレゼンテーションより)

■表H 資金調達プラットフォーム(Affirmのプレゼンテーションより)

■表I 2021年8月のクレジット債権証券化(Finsightより引用)


■表J 2022年5月のクレジット債権証券化(Finsightより引用)

■表K 2022年5月のクレジット債権証券化の詳細情報(Finsightより引用)

4.財務分析(2022年3Q時点。ZScalerの10ーKより引用)


■表L Affirmの2022/3QのB/S(貸借対照表)


■表M Affirmの2022/3QのP/L(損益計算書)

■表N Affirmの2022/3QのC/F(キャッシュフロー計算書)


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