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減らず口

「減らず口」という言葉は知っているだろうか。検索すると…強がりや負け惜しみという意味が出てくる。いやなに、減らず口が減らなくて丁度困っていたのだ。ここでいう減らず口は、強がりや負け惜しみのことではない。戯言が減らなくて困っているのだ。私は無駄が嫌いだ。だが昨今、SNSとやらに、どうも何でもないことを呟く。見返すほどでもないが、どれもこれもどうでもいいようなことばかりだ。自分はその度、何故無駄なことばかり言っているのか甚だ疑問になる。いや…でも、案外その呟きの本質は何かに対する自慢、何かに対する嫉妬、すなわち強がりや負け惜しみなのかもしれない。そうだとしたらとても生産性がなく、建設的でもない、無駄なことだ。私のSNSは戯言の集積場だ。勿論これは、あくまで自分が思ったことであり、自分を見返して思ったことだ。

……。さて、最初の話だが、減らず口が減らなくて困っている。勿論これは、強がりや負け惜しみの話ではなく、「量」的な話だ。この文を見返してみると、減らず口に関しての思考そのものが、こうして減らず口の元凶なのかもしれない。でも思考することは好きだ。結論を求めて考えるのではなく、適当に思考をするだけ。だから、その思考の一部を、こうしてここに書いていくことにする。

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