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みこちゃん出版速報 「一 雪緒(はじめゆきを) さん短編集」

 ご出版の相談を受けまして読ませていただき、とてもよい小説がずらっとそろっているな、と思いました。一言でいいますと、必要な長さで必要なことを表現されているという、バランスの良さです。

超短編集 一駅セラピー (4)

 みこちゃんは長編小説も書きますし、長編小説を読むのも大好きです。そして同じくらい短編小説も好きです。

 みこちゃんはクラシック音楽やっているのですが、高名な指揮者でも「まだモーツアルトは怖くて振れない」(指揮できない)ということをおっしゃる方が大勢います。単純な短い美しさというのは、むずかしいものです。

 小説でも、長編とはまた違った短編の単純な素朴な美しさという世界があって、なんていうんでしょうか…。モーツアルトは弾く側も、いわゆる「工夫」ではどうしようもないものがあるんです。

 弾いている方も、指揮をしている方も、直截な素材そのものの良さ、例えば旬の筍を煮て絹さやと合わせただけなのに、十時間仕込みをしたフランス料理がこれにかなわない、こういう世界が確かにある。

 小説にもです。

 一 雪緒さんの小説は、まさに必要とされる長さに必要な表現、思いがすべて込められているのですね。これはすごい才能だなと思いました。打ち合わせでは、合意納得の上、最終的に題名を「一駅さぷり」にしました。

 通勤途中に一駅でさらっと読めるんですけど、読み終わった後それが一日自分を元気にしてくれる。最初、一 雪緒さんからご自身のお考えの題名候補をいただいたときには、いつものみこちゃん節で^^; いやそれやめましょう。これはむしろ「さぷりです」。

 みこちゃんはー〜٩(ˊᗜˋ*)و平気で人を否定するー!( U_U)

 一 雪緒さんの小説は、必要な長さで一駅で読める、通勤や移動時間に読んで一日元気になれる、まさに必要とされる小説なんです。

 コミックのような楽しい娯楽の小説もあるし、知的好奇心を刺激するミステリや、真正面から人生とはなんぞやと問いかける長編小説もある。

 一 雪緒さんの小説は、忘れかけていた自分の過去の大切なものを、さらっと思い起こさせてくれて、それを口に含んだ後、重たさもなしにそれが夜、安眠するまで持続する、そんな小説です。

 ぜひお手にとって、スキマ時間に呼んでください。一日が一作読むたびに幸せがじんわり一日以上持続します。


『THE NEW COOL NOTER賞』審査委員長洋介さんのご紹介で、いただいた案件でした。それまで、みこちゃん自身はそれほどYukiさんと濃密には交流はなかったのですが、このようなケースでもお友達価格OKですよん!

 みこちゃんとは直接交流はないけど、よく知っているあの人と、みこちゃんは親しそうだ。これでOKでございます!

 もちろんYukiさんとは打ち合わせの過程で、すっかりお友達状態です。

(^▽^)(^▽^)(^▽^)

 みなさまとの出会いを、心から楽しみにしております。

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*この記事は【共同マガジン】これが私のイチオシnoteだ!寄稿作品です。
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