見出し画像

みこちゃん出版新刊のお知らせ

 みこちゃん出版より新刊が出ましたので、お知らせいたします。

 著者はイラストレーターとしてプロフェッショナルの現場でご活躍中のARIKA様です。

 ガンに向き合い、ガンを克服していく著者のARIKAさんの不安や希望の交錯した毎日が、真摯にポジティブなタッチで全編カラーで表現されています。


 みこちゃん出版では、今年の1月に大手出版社のゴマブックス様と正式な出版社としての契約である取次店契約及び、編集・出版業務提携契約を結びました。

 それを期にこれまでみこちゃん出版ブランドとして廉価にしてnoteユーザー様にご提供していた出版サービスは廃止して、いわゆるブランディング出版の専門出版社として弁護士や公認会計士、公認心理師、臨床心理士の方々の書籍を出版する活動をしています。

 ARIKAさんは昨年まだみこちゃん出版がnoteで活動していた時期に、私の方からARIKAさんの方に「ぜひ出版を手伝わせてください」ともちかけたお話でした。

 1年かかってようやくARIKAさんも私も「これで完璧だ!」というすばらしい本が出版できたと思います。

 巻末の解説は私が書かせていただきました。

 一部抜粋いたします。

解説【できれば見ないで済ませたい】
(中略)

本書には書かれていないのですが、小川さんに直接聞いたお話です。

「私が治療を終えた時、彼女は亡くなりました。
S子に「どうにかならないのか?」と何度も尋ねたのですが…「どうにもならないの…」と苦笑が返ってきました。もし…他の治療方法を知っていたら…どうなっていたのかと考えてしまいます。
後書きに、S子の話を書きたかったのですが…暗くなって終わるのは嫌でしたので、バナナの話にしました」

 この本は、小川さんのご希望どおり、明るく終わっています。不安と完全に真摯に向き合っているのにもかかわらず、こんなに読後感のすがすがしいがんの本はないと断言できます。
 でも、だから、私は小川さんの書かれなかったあとがきの代わりに、この解説を書きました。小川さんと、仲良しだったS子さん。お二人の道はいま別の道になっています。でも、どちらが違う道を歩んでいたのかは分からないと思います。
 でも、きっと小川さんの闘病の様子、そしてこのイラスト・マンガを、天国のS子さんはしっかり見ていると思います。
 この本の題名は「女性がんの不安が消える15の秘訣」です。お手にとってご覧になれば、きっと「できれば見ないですませたい」と思っていたがんのことが、その不安と向き合うことを通じて、生きるヒントのように思えてくるはずです。
 心からこの本を編集できてよかったと思います。がんに不安を感じるすべての方、そして真摯に生きるヒントが欲しいすべての方に、自信を持って本書をすすめます。

 ARIKAさんもnoteにて紹介記事を載せてらっしゃいます。

 ぜひ、お手にとってご覧くださいませ。

 みこちゃん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?