春を待つ。

本日、難病カフェ おむすびが誕生して丸3年を迎えることが出来ました。
難病カフェ おむすび
https://www.facebook.com/nancafeomusubi/

難病カフェ おむすびとは「難病をお持ちの方が、病気のことや生活のこと等、色々なことを気軽に話せて集える場」で、都内を中心に活動をしています。疾患は限定していません。
私自身が2つの難病を持ち生活しており「病と共に生きること」で悩み、不安を感じることが多々ありました。
そんな時に「不安なことや楽しいこと…色々な思いを安心して話せて過ごせる"居場所"のようなところがあったら良いのにな」と思い、作ったのがおむすびです。
3年前の今日、御茶ノ水のスタバで、おむすびの活動について友人と話し合っていたことがとても懐かしいです。

おむすびではこれまでに8回(内1回は製薬会社さんとのコラボカフェ)、難病カフェを開催してきました。
「今日まで誰にも病気のことを言えなかった」と、泣きながら話してくれた方。「また会えますよね?」と握手して別れた方。「ここに来ると元気がもらえる」「1人じゃなかった、と思えた」と言ってくれた方。
どの会も参加してくださった皆さんが、温かく安心して過ごせる場を作ってくださったと感謝の思いでいます。

今日までの活動を振り返ると、カフェ以外にも「難病患者さんの声を広く社会に届けたい」と講演活動等も行い、右も左も分からぬ中、手探りでよくやってきたなあ。苦しかったり、自分の力量の無さに悔しかったり。たくさん悩んだ。今もそう。
でもそういう思いを軽々と超えるくらい、楽しくて、うれしくて、この活動を続けていこう、という思いで満たされている。
ここまで来れたのは、おむすびの活動を支え、応援してくださった方々のおかげです。本当にありがとうございます。

今年に入ってのおむすびは、新型コロナウイルスの影響でカフェの開催を延期したりと、具体的な活動はまだ出来ていません。
が、年末辺りから様々なアイデア・やりたいことが私の頭の中で踊りまくっています。そんな私自身が体調崩してしまったのですが。。最近になり、やっと体力・気力も戻ってきています。

気持ちばかり焦っていた時期もあったけど。
今はきっと、寒い冬の時期なんだと。
球根も、暗い土の中でじっと暖かくなるのを待って、春が来たら暖かな陽の温もりの中、芽吹き、やがて花を咲かせる。

早く新型コロナウイルスの件が落ち着き、みんなが安心して過ごせるようになりますように。
今は、動き出す時のために力を蓄える時、と考えよう。今出来ることをやっていこうと思います。
春を待つ。

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