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映画「未完成」を見てようやくプデュの亡霊成仏出来た話

2022年3月11日。
「JO1 THE MOVIE 未完成」を見た。

私は、結成当初からJO1を追っている。
だから殆どの供給には粗方目を通してると思う。
それでも、時期によって熱量に波があったり、ちょっと苦手意識があったりして、見れていないコンテンツもある。

私にとってその1つが、プデュだった。


私が何故プデュの映像を見るのが苦手になったか、それは以前書いたこの沼落ちブログに書いている。

まあ読むのもめんどくさいと思うので(笑)簡潔に言うと、私は1pickの落ちた国民プロデューサーだったから、勝者の物語として語られるプデュを見るのが辛かった。それが理由。

だから、プデュの映像が出るものは殆ど薄目で見たし、軌跡のDVDも買わなかった。
そして今回アマプラで軌跡のダイジェストが配信される、となっても「どうせ見ないだろうな、見れないだろうな」と思ってた。

正直、それで推し活には全く支障がなかった。

プデュの映像が出るのって地上波にお呼ばれした時の紹介VTRくらいだし。
わたしは確かにプデュで頑張った11人を知ってるけど、私が11人を好きになったのはこの二年間のおかげだから。

いい意味で、国プ経験のあるJAMとプデュ後から好きになったJAMに(個人的に)あまり差を感じなかったというのも大きいかもしれない。プデュが苦手でも殆ど疎外感は感じなかった。

そんなこんなで、プデュの映像はずっと苦手だったけど、それを直す必要性も今まで感じず、私はここまで来た。

そして、3月11日。
わたしは「二年間の物語」を見るつもりで映画館に行った。


驚いた。
だって結構初っ端から見覚えのありすぎるプデュのOP映像が流れるんだもん(笑)
順位発表の映像も当たり前に流れたし。

一年前の私ならきっと、薄目で見てたと思う。
もっと前の私ならきっと、目を手で覆って隙間から見たと思う。

でも、今の私はそういう防衛反応みたいなことは全くしなかった。
多分ね、随分前から苦手意識なんか消えてたんだよね。きっと。
だけど、1回自分の中で閉ざしてしまったものは開けるのが怖くて。お洒落に言うと、心のパンドラの箱、といいますか(いやダサ)

てかそもそも映画の前に「プデュの映像…見れるかな…」みたいな不安感情が一切なかった時点で、もう苦手意識治ってんのよねww 気づかなかったけど(笑)

だから驚いた。
普通〜にプデュの映像を見れている自分に。


もっと驚いたことがあった。
蓮くんがツカメのセンターに選ばれるシーンが流た時。
わたしは泣いた。

「蓮くん、おめでとう…😭」
ってごく普通の、オタク感情で泣いた。

その時気づいた。
ああ、私は今まで1pickが主人公のプデュしか見られない、受け付けられないと思っていたけど、もうJO1一人一人を主人公として見られるんだな〜って。一人一人に感情移入出来るんだな〜って。

ツカメだって、プデュを彷彿とするから聞くのを避けがちな曲だったのに、そんな私がツカメのシーンで死ぬほど号泣した。

そして、泣きながら思った。
私はもう、プデュの亡霊完全に卒業だ。


家に帰って、軌跡ダイジェストを見た。
二年間開けられなかったパンドラの箱を、開けてみることにした。

思った通り、めっっっちゃ普通に見れた。

「懐かしいー!」「そうそう!ここそうだったよね」「うわーーー!Why〜〜!!(※わたしは重度のWhy亡霊だった)」「えっYoungのビハインドちゃんと見るの初めてだけど?!」
もう超〜〜ごく普通のオタク感情で見れた。

自分にとっては意を決して見たものだったから、エモさで涙出るかな?とか思ったのに、別にそうでもなかった(笑)涙ぐんだのは例の蓮くんツカメセンターシーンと、コン評の放出くらいで、まじで普通。でも、普通に見れたことが嬉しかった。


あ。映画は、プデュの映像も使っている、というくらいでちゃんと「二年間の物語」になってるから、まだ見てなくてプデュ未履修なんだけど…って人は安心して見て欲しい。ただ、プデュも知った上で見ると、より理解が深まるんじゃないかな?とは思う。


私は、今日で完全にプデュの亡霊成仏した。
肩の荷が一つ降りた身体で、今日また同じ映画を見に行く。

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