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道端でコケて大きなタンコブつくったら、分団登校できるようになった息子の話。

妹の誕生がきっかけで、
1年生の2学期から母子登校が増えた息子。

今回はその続きの話。

(ちなみに前回の記事はコチラ↓)


ある日、
"あること"がきっかけで突然、分団登校できるようになった息子。

そのきっかけは、
登校途中の坂でつまづいて、思いっきり頭から転んだこと。

なぜ、手を使わず頭から?

と、話を聞いた時に思ったのだが、
どうやら前日に捻った手首を庇おうとして、咄嗟に手をつく事をやめたらしい。
結果、もっと痛いことになるという。。

(運動神経はいいが判断力が惜しい。手より頭を守って欲しいと切に願う母である。)

で、
頭から思いっきりコンクリートの道に倒れた為、おでこにデッカいタンコブが出来た。

もちろん、大泣きの息子。
と、分団の上級生達が荷物を持ってくれたり、起こしてくれたり、介抱してくれたらしい。
(ありがとう、みんな😭)

さて、
なぜこのハプニングがきっかけで、
再び分団登校出来るようになったのか?


実は
分団登校拒否の理由として、母と離れるのが寂しいこと以外に、もう一つ理由があった。

それは、
分団登校中の態度を注意されたことがきっかけで、自信を失ったことである。

同じ分団の保護者の方から学校へ連絡があり、本人に担任の先生から注意喚起&私にも分団担当の先生から電話があった。


具体的な注意点については長くなるので割愛するが、
私からすると「そりゃ注意されるわ」という内容だったので、家でも息子と話し、登校のルールについて確認した。

ただ、息子本人が自覚していることと無自覚なことがあり、注意されたことに納得していない部分もあったようだ。
息子曰く、「やってないのに先生に怒られた」と。

結果、
息子はみんなと登校することに自信が無くなった。

また、「分団の人たちは、俺を先生に怒られるよう仕向けている」というやや被害妄想な考えもあり、息子の分団の子らへの信用が揺らいでしまった。


「どうやって行けばいいか分からなくなった」
「また注意されちゃうかも」

と、登校をしぶり泣く息子。
「今日もかー。いつまで続くんだろー」とさすがに不安になる母。

そんな時のたんこぶハプニング。

転んで痛くて動けない時に、助けてくれた分団長さん。

荷物を代わりに持ってくれた、いつも寝癖がついてる6年生。

学校に着いたら、先生に説明して保健室へ連れていってくれた分団長さん。

みんなが助けてくれたことが、
息子の中で大きかったようだ。

その日から息子は、
みんなと一緒に分団登校ができるようになった。

身体は痛かったけど、心は温かくなる出来事がきっかけで。

おかげで
3学期になった今日まで、ずっと通うことが出来ている。

6年生最後の登校日には、
「寂しい」と朝から泣いていた。

「最後だから、『1年間ありがとう』って伝えてみたら?」と言うと、「うん!」と元気よく登校した。

でも結局、恥ずかしくて言えなかったらしい。

うん、わかる。
恥ずかしくて、めちゃくちゃ言いたいけど、言えない気持ち。

そんな息子の姿を見て、
大きくなったなぁーとしみじみした3学期の終わりの日。

分団長さん、6年生の皆さん
息子が大変お世話になりました。
ありがとうございました😊


さて、
4月からは2年生。
新1年生を迎える新しい分団。

どんな登校風景が待っているのだろう。

楽しみである。







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