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統率者でゼナゴスを3年間擦り続けた男が語るゼナゴスカード達

今回は統率者で《歓楽の神、ゼナゴス》を使い続けた私が主観でゼナゴスを語っていこうと思います。
少しでもゼナゴスに興味を持っていただけると幸いです。


統率者ゼナゴスとは

まずはゼナゴスの能力から

祭りだー!

簡単に言うと速攻付与とパワー倍化の置物です。
デッキの方向性は分かりやすく、殴って強いクリーチャーを入れればデッキになります。
また、追加戦闘カードと相性が良く、ゼナゴスの能力を2度3度誘発させられて1ターンで大ダメージを与えられます。

ゼナゴスの魅力はライフが一気に減ることです。
つまり、相手からしたらゲームから脱落するスピードが早まるので、カードを出し渋っていられなくなり、ビッグアクションを誘発させたり、除去を使わせたりしてゲームがどんどん動きます。
逆にゆっくりカードを使っていきたいゲームをしたい方には向かないかもしれません。

ゼナゴス採用アタッカー

私がゼナゴスで1回でも使ったことのあるカードを紹介していきます。
また簡単な指標としてパワーレベルを★5段階で提示してみました。
ゼナゴスを組みたいと思う方は参考にしていただければと思います。

4マナ

ドラゴンボーンの勇者

レベル★★★☆☆
単体でもダメージを与えれば1ドローが出来て、4マナと軽いのでマナ加速が詰まっても使えます。
どんどんクリーチャーを出していく構築だとドロー枚数も多くなりお得です。
フォーゴトンレルム探訪の統率者カードなので地味に高いです。

混沌の洞窟の冒険者

レベル★★★☆☆
イニシアチブ持ちの争いの火種。
トランプルでイニシアチブを取り返すのも容易で、衝動的ドローもついてきます。
殴り合いが発生するので、卓のライフがなくなるスピードがかなり早くなります。

地震土竜、アンズラグ

レベル★★★☆☆
ブロックされるだけで追加戦闘を得られる能力を持ちながらも、タフネスの低さが弱点のアンズラグですが、ゼナゴスはタフネスもパワー分上げるのでブロックされ辛くなり、ライフを一気に持っていきます。
能力で強制ブロックさせても、タフネスがどんどん上がっていくので、相手のブロッカーを全滅させられます。

5マナ

長老ガーガロス

レベル★★★☆☆
派手さはありませんが、トークン生成と6/6警戒到達でガラ空きになりがちなゼナゴスの盤面を硬くしてくれます。
ドローで足りないカードを探しに行くことも出来るので隙間を埋めてくれるナイスカードです。

クオーツウッドの壊し屋

★★★★☆
自身がトランプルなのでゼナゴスでパワー上げて殴ればまず12/12トランプルのトークンが1体出て、そこから残り続ければどんどん高スタッツのトークンを増やしていけます。
5マナなのにエンドカードクラスの戦闘力、展開力を持っています。ゼナゴスは2色の統率者なのでマナシンボルのキツさも気になりません。

最深の成長、オヘル・カスレム

★★★★☆
ダメージを通すとクリーチャーと土地が出てくる能力の上にちゃんとトランプルも持っている強力なカードですが、普通に使うと意外とスタッツが心許ない感があります。
ゼナゴスなら12/11で殴れてしまうので、相手もブロックする気がなくなり、結果12枚からクリーチャーと土地を選べてしまいます。
置かれる土地がアンタップインなので、フェッチランド+上陸との相性がいいです。

害霊

レベル★★☆☆☆
初期ライフが40の統率者戦では初期パワーが20というバケモノで、ゼナゴスと合わせればワンパンで倒せます。
トランプルや飛行がないためブロックされやすいので《雷足のベイロス》や《オールド・ワン・アイ》などでサポートしてあげましょう。

猪の祟神、イルハグ

レベル★★☆☆☆
ゼナゴスの速攻付与でいきなり能力が使えます。
マナが詰まっても出せるマナ域で、手札に溜まったデカブツの能力が使えます。
攻撃時誘発が使えないことに注意しましょう。

港を滅ぼす者

レベル★☆☆☆☆
最大で4回の戦闘フェイズが貰えます。
欠点は自信が回避能力を持っていないので、ちゃんと介護してあげないと攻撃が通らないことです。

アヴェルヌスの憤怒、カーラック

レベル★★☆☆☆
殴るだけで追加戦闘と先制攻撃が全体に付与されます。
単騎で殴るにはちょっと物足りない感じがするので、後出しで追加戦闘カードとして運用するのが良いかなと思います。

活力を穢すもの

レベル★★☆☆☆
後続の緑のクリーチャーが軽くなりつつ、全体強化も出来るので、マナが詰まりにくく、不要なマナクリーチャーにも最低限の仕事をさせられます。
単騎性能は並以下。

6マナ

巨大猿、コグラ

レベル★★★☆☆
出た時格闘、殴った時アーティファクト・エンチャント破壊ということで便利なクリーチャーです。
こういうカードは最大値が少なく見えてしまいがちですが、欲しくなるシーンは結構あると思います。

進歩の災い

レベル★★★☆☆
置物破壊では最強クラスのカードで、卓によってはめちゃくちゃデカくなります。
強力な妨害置物を潰したり、アーティファクトでマナ加速するデッキ相手に追いつくために使うことが多いです。
自分の《繁茂》なども破壊されるので注意。

ブラッド・サースター

レベル★★★★★
《港を滅ぼす者》とは違い、飛行と速攻が付いて、アンタップが自信だけになりました。
こちらの方が攻撃が通りやすい分強力で、ゼナゴスの支援だけで対戦相手に12点、24点、48点のダメージを与えられます。つまり絶対1人殺すマン。
とりあえず1人脱落するので、卓によっては歓迎されないかも。

アクームの怒り、モラウグ

レベル★★★★☆
メインに上陸するだけで追加戦闘が貰えるので、当然のようにフェッチランドとの相性は抜群です。
モラウグのパワーアップとゼナゴスのパワーアップが合わさると、計算がめちゃくちゃ面倒になります。

雷足のベイロス

レベル★★★☆☆
ゼナゴスは破壊不能で信心が7つ無いとクリーチャーではないので、大体副官の条件を達成できます。
トランプル付与が必要なクリーチャーがいたり、トークン生成カードが入っている構築だと、かなり重宝します。

自由なるもの、ルーリク・サー

レベル★★★☆☆
卓と自分の構築によって強弱が決まるクリーチャー。
追加戦闘カードが多く入っている構築だと自傷ダメージで自分のライフがなくなるので後悔します。(経験済み)

原初の嵐、エターリ

レベル★★★☆☆
戦闘力はさほどありませんが、アドバンテージ獲得手段として優秀で、特にBattleレベルの卓では相手のカードも強力になるのでパーティが発生しやすいです。
エターリで追加戦闘カードが捲れた場合、メインフェイズに使わないと意味のないカードがあるので注意です。

玉座の災い魔

レベル★★☆☆☆
廃位の条件で追加戦闘が貰えます。
単体でも30点近く削れて、ライフ1位の相手を一撃で倒すこともできます。
相手が協力すれば、廃位を使えない状態に出来てしまうので、強力なのは1回限りだと思っておいた方がいいでしょう。

雑食のハイドラ

レベル★☆☆☆☆
ゼナゴスなら等しく12点ライフを削ることができます。
トランプルや飛行がないためブロックされやすいので《雷足のベイロス》や《オールド・ワン・アイ》などでサポートしてあげましょう。

議事会の大鎚隊長

レベル★★★☆☆
ダメージを与えただけ強化できて、一気にライフを持っていける火力になります。
出た時に後援1が3回誘発するので、他のアタッカーや、腐っているマナクリーチャーも強化できます。

オールド・ワン・アイ

レベル★★★☆☆
全体にトランプル付与ができるので、回避能力を持たないクリーチャーを入れているなら入れたいです。
5/5が出てくるので防御面も中々役に立ってくれます。

草分けるアイベックス

レベル★★★☆☆
ゼナゴスにおける《孔蹄のビヒモス》です。
自信がゼナゴスでパワー6になるので最低限6点の強化、他のクリーチャーや追加戦闘と合わせればフィニッシャーになります。

肉喰らうもの

レベル★★★☆☆
ゼナゴスでパワー10になるのでエルドラージ落とし子トークンが10体出て、次のターンのマナとブロッカーを十分な量確保できます。
《エルドラージ・末裔・トークン》ではないのでトークンの用意に注意。

エインシャント・カッパー・ドラゴン

レベル★★★★★
ゼナゴスの次のターンに出て乱数次第でゲームエンドまで持っていってくれるゼナゴス最強クラスのクリーチャー。
追加戦闘や緑の大量ドローとの相性は抜群です。
《追い討ち》とダメージが通り続ける限り、乱数次第で無限戦闘になります。

ヘルカイトの暴君

レベル★★☆☆☆
マナアーティファクトを奪って、次のターンのマナを確保してくれます。
特定のデッキにめっちゃ恨まれるので注意。

貪欲なティラノサウルス

レベル★★★★☆
殴りながらクリーチャー除去と貫通ダメージを与えるので、擬似的にトランプルを持っている感じです。
ゼナゴスと追加戦闘で盤面の破壊とダメージが加速します。
終盤は不要なマナクリーチャーをパワーに変換できます。

7マナ

巨大オサムシ

レベル★★☆☆☆
殴ればどんどんコピーが増えていくので、ゆっくり攻めていく構築だと強力です。
ちゃんとアンタップで出てくるのでブロッカーとしても役に立ちます。

包囲ビヒモス

レベル★★☆☆☆
自信が呪禁を持っているので妨害されづらく、そのままダメージを通すことができます。
ある程度盤面を整えてから奇襲する形で殴ると良いです。

災火のドラゴン

レベル★★★☆☆
防御プレイヤーのクリーチャーを根こそぎ破壊出来るので、クリーチャーデッキはゲームから脱落するようなパワーがあります。
一気にヘイトが高くなるので注意。

炎の大口、ドラクセス

レベル★★★☆☆
厄介なシステムクリーチャーを複数除去するのに役に立ちます。
防御プレイヤーだけでなく、他の対戦相手も対象に取れるので、器用に除去ができます。

飢餓のドミヌス、ゾパンドレル

レベル★★★☆☆
ライフを削る能力は単騎では低いですが、他のクリーチャーと合わせて火力を上げるサポート的な役割りをします。
破壊不能カウンターを得られるので居座りやすく、次のターンにも残っていることが多いです。

年老いた骨齧り

レベル★★★★★
ゼナゴスにおける最強クリーチャー。
いきなりパワー14の飛行で殴って宝物をダメージ分出して、そこから追加戦闘と追加のクリーチャーを出してもう一度殴ってまた宝物を出してという動きができて、なんやかんやあって120点削れてしまいます。
《追い討ち》とダメージが通り続ける限り無限戦闘になります。

エインシャント・ブロンズ・ドラゴン

レベル★★★☆☆
強化の値がハンパじゃなく、マナクリーチャーですらかなりの戦力にしてしまいます。
ダイスの目が高めになるように祈祷力を高めましょう。

無双の古きもの、クラウス

レベル★★★★☆
元のパワーは低いですが、攻撃するだけで攻撃クリーチャーのパワー合計分色マナを出します。
このマナは呪文限定なので《地震土竜、アンズラグ》や《追い討ち》などには使えませんが、追加戦闘や大量ドローで繋いでいきたいです。
フォーゴトンレルム探訪の統率者カードで人気カードなので高額です。

突出した森ワーム

レベル★★★★☆
ゼナゴスで速攻とパワー倍にすることにより、攻撃時のクリーチャーを出す能力が即座に使えて、捲る枚数も多くなります。
後援3もあるので、他のクリーチャーに能力を与えて出すクリーチャーを増やすことも出来ます。

追加戦闘カード

ゼナゴスの能力をもう一度誘発させてダメージを加速させるカード群です。
どのくらい採用するかはさじ加減(フィーリングとも言う)です。
クリーチャーの項目で紹介した追加戦闘持ちクリーチャーは省略します。

1マナ

狂暴化

レベル★★★★★
何故《狂暴化》が1マナの追加戦闘の項目にあるのか?
このカードはクリーチャーにトランプルを与えつつ、パワーが倍になります。
パワーが倍になるということは、ゼナゴスの能力を1マナで使う、つまり追加戦闘を得たということとほぼ同意です。
マナ的にも、トランプル付与的にも、不可能を可能にするカードです。

3マナ

追い討ち

レベル★★★★★
3マナで置いて、メインフェイズに5マナで起動する追加戦闘です。
このカードが強力なところは、全てのクリーチャーがアンタップすることで、マナクリーチャーだけで5マナ以上出ると無限戦闘&無限マナになります。
《年老いた骨齧り》、《エインシャント・カッパー・ドラゴン》と合わせると無限戦闘になります。
無限なしのゲームがしたい場合は入れないようにしましょう。

戦闘の祝賀者

レベル★☆☆☆☆
督励をすることで追加戦闘を得られる、《鏡割りのキキジキ》とのコンボが有名なクリーチャーです。
速攻を持っていないので、ゼナゴスでサポートしてあげないといけないかつメインフェイズが貰えないので、戦闘前メインフェイズにプレイしないといけません。

4マナ

連続突撃

レベル★★★★★
元祖追加戦闘で、最もシンプルながら軽い追加戦闘です。
軽いのは正義。

今を生きる

レベル★★★★☆
フラッシュバック持ちで、フラッシュバックコストも3マナと軽く使い勝手がいいです。
1体のみアンタップなので、破壊力は小さめですが、そこはゼナゴスで補えます。
クリーチャー1体を対象に唱えるので、合わせて除去を撃たれると対象不適正で消えてしまうので注意です。

大規模な列車強盗

レベル★★★☆☆
都合4マナの追加戦闘で、追加戦闘を得る場合は戦闘フェイズ中でなければなりません。
追加戦闘を得られなくても、アンタップは出来るので、ブロッカーを用意したり、《野生の心、セルヴァラ》などのマナクリーチャーをアンタップしてマナを増やすことも出来ます。
マナが十分あれば他の能力も足してもいいと思います。

5マナ

凶暴な打撃

レベル★★☆☆☆
戦闘フェイズ中のみ使える追加戦闘カードです。
双呪で二段攻撃も付与できるので、フィニッシュブローになります。
相手ターンにも使えるので、カウンター的な用途でも使えます。
メインフェイズで使えないので、戦闘後メインフェイズでドローしてきても使えないのは欠点です。

世界大戦

レベル★★★☆☆
反複持ちの追加戦闘です。
2回も使えてお得な感じですが、ヘイトが爆上がりしてしまう欠点があります。
また、最初の戦闘後メインフェイズまでにしか使えないので、他の追加戦闘の後に使うことができないので、間違えずに最初に使うようにしましょう。

呪い板の壁壊し

レベル★☆☆☆☆
レベルトークンが弱く、速攻もないので、ゼナゴスで付与しないといけないので使いづらい追加戦闘です。
マナが十分あれば他のクリーチャーに付けて追加戦闘を狙えます。

最後の夜を一緒に

レベル★★★★☆
2体のみアンタップして、その戦闘中は2体しか殴れませんが、カウンター、警戒、破壊不能、速攻が付く能力モリモリな追加戦闘です。
ガラ空きになりがちなゼナゴスで警戒は特に強力です。
攻撃クリーチャー指定ではないので、1体を《野生の心、セルヴァラ》にすれば、タダで使える追加戦闘になり、クリーチャー展開や他の追加戦闘を使う手助けにもなります。

グリムリーパーズ・スプリント

レベル★★★★☆
オーラの追加戦闘です。
陰鬱を達成しているとたったの2マナで使えてしまう最大の長所があります。
《自然の秩序》、《異界の進化》、《よりよい品物》で陰鬱を達成しましょう。
クリーチャー1体を対象に唱えるので、合わせて除去を撃たれると対象不適正で消えてしまうので注意です。

7マナ

大群の怒り

レベル★★★★☆
ピッチスペルの追加戦闘です。
《リシュカーの巧技》や《エント最後の進軍》で大量にドローしてきた後にマナがなくても追加戦闘ができます。
0マナで使えるというのはやはり強力です。

マナソース

緑の統率者になくてはならないマナを伸ばすカード。
その中から今まで使ってきたカードを解説していきます。ゼナゴス以外のデッキにも多く採用されているものばかりなのでパワーレベルとかは特になしで解説していきます。
※私は基本的に3ターン目にゼナゴスの着地を目指してカードを選んでいます。

0マナ

魔力の墓所

ゼナゴスを唱えるマナと後続のクリーチャーのマナが必要なので、使い捨てのマナアーティファクトは使いづらいです。
《魔力の墓所》はデメリットが特になく、継続的に使えます。
どのデッキでも《魔力の墓所》はこれでないと実現しない動きがあるので、最強のマナアーティファクトです。
高くて動きが早いので、お財布とコミュニティと相談しましょう。

1マナ

極楽鳥

1マナで1マナ好きな色を出す説明不要のマナバード

ラノワールのエルフ、フィンドホーンのエルフ、エルフの神秘家

1マナで1マナ緑を出す説明不要のマナエルフ達

ボリアルのドルイド

無色の氷雪マナを出すエルフです。
無色マナしか出ないので、1マナで1マナ出すマナクリーチャーの中ではだいぶ格が下がります。

ジョラーガの樹語り

2マナ注ぎ込まないとマナクリーチャーになりませんが、緑緑を出せるので、土地3枚とこのカードがあれば3ターン目にゼナゴスが出ます。

喜ぶハーフリング

通常は無色マナ、伝説スペル限定で色マナを出して、しかも打ち消されなくなる凄いマナクリーチャーです。
ちゃんとタフネスが2あるのが現代スペック。

繁茂

マナクリーチャーと違い、除去されづらいエンチャントのマナソースです。

楽園の拡散

マナクリーチャーと違い、除去されづらいエンチャントのマナソースです。森にしかエンチャントできないので、採用するかはマナベースと相談しましょう。

太陽の指輪

安くて安定のマナアーティファクトです。

2マナ

旅するサテュロス

土地をアンタップするので、通常は2マナで1マナ出すマナクリーチャーですが、《古えの墳墓》や《ニクスの祭殿、ニクソス》のように複数マナを出す土地と相性がいいです。

献身のドルイド

通常1マナ、瞬間的に2マナ出すことができるマナクリーチャー。
《療治の侍臣》(ゼナゴスでは使用不可)、《ジアーダの贈り物、ラクシオール》と無限マナを出すので有名です。

波止場の恐喝者

赤を代表する爆発的に宝物トークンとしてマナを伸ばすクリーチャー。
《顔壊しのプロ》と併用することで、ドローとして使うこともできます。

3マナ

野生の心、セルヴァラ

自分のクリーチャーの最大パワー分マナを出す統率者としても有名なマナクリーチャー。
デカブツの多いゼナゴスは元より、ゼナゴスでパワーアップした後には大量のマナを出せます。
5マナ以上出れば《追い討ち》と2枚で無限コンボになります。

失われた業の巫子

クリーチャー限定の2マナを出すマナクリーチャー。
圧倒能力は使ったことがありません、、、

ガイアの眼、グウェナ

クリーチャー呪文とクリーチャー能力限定の2マナとなっており、この時点で《失われた業の巫子》の上位互換で、更にパワー5以上のクリーチャー呪文でアンタップするので、防御面の維持もしやすいです。

ウッド・エルフ

森カードを戦場に出してマナ加速をした後は、《自然の秩序》、《異界の進化》のコストになります。

アタラン・ジャッカル

マナクリーチャーは除去されると後が苦しくなるので、継続的にランパンしてくれるクリーチャーは優秀です。
トランプルも持っているので、ゼナゴスでパワーアップさせてマナを伸ばすターンに当てることもできます。

はびこり

緑緑を出すので、ごく稀に色事故を起こしますが、3マナで2マナ出て、全体除去等に巻き込まれないので便利です。

歪みを侵食する影

マナを増やすわけではありませんが、クリーチャー主体のゼナゴスでは、マナコスト軽減を十分に活かすことができます。
ゼナゴスでライフを大きく減らせるので、2点ダメージも馬鹿にできません。

耕作、木霊の手の内、ニッサの巡礼

実質的には1マナ加速ですが、次のターンのセットランドを確実にしてくれます。
《アクームの怒り、モラウグ》がいると上陸の複数回誘発が狙えます。

顔壊しのプロ

宝物トークンを生成することで、一時的なマナ加速として使えます。
宝物トークンを衝動的ドローに変換できるので、マナ加速以外の用途もあります。

ドロー、サーチカード

ゼナゴスでは、パワーやマナ加速を活かしたドローを使います。
ここでは、クリーチャーの能力以外のドロー、サーチを紹介していきます。

1マナ

緑の太陽の頂点

緑の嗜み。
マナクリーチャーでも、フィニッシャーでも探せて便利です。

緑の太陽の黄昏

6マナ以上で唱えることにより踏み倒しができます。
ランダム性があり、マナもかかるため、他のサーチより格がかなり下がります。

俗世の教示者

緑の嗜み。
カードは減りますが、色の縛りなくクリーチャーサーチ出来るのは強力です。

2マナ

破滅の終焉

ゼナゴスではX=10以上でなかなか唱えることができませんが、《緑の太陽の頂点》と違って赤単のクリーチャーや、一度処理されたクリーチャーを出せます。

生命の遺産

パワー分ドローの中で最も軽いですが、代わりにクリーチャーを生贄にしなければならないので、後続用のマナを確保できる時に使うのがいいです。
《年老いた骨齧り》や《無双の古きもの、クラウス》と相性がいいです。

3マナ

大ドルイドの魔除け

クリーチャーサーチだけでなく、土地サーチ、かみつき、帰化が選べる万能カードです。
マナシンボルだけ注意です。

異界の進化

3マナのマナクリーチャーを5マナのアタッカーに変えたり、5マナのアタッカーをフィニッシャーに変えたりします。

4マナ

調和

4マナ3ドローという普通のカードっぽいですが、普通にリソースを稼げない色なので普通に強いです。(普通使いすぎ)

自然の秩序

マナクリーチャーがいきなりフィニッシャーになる緑の最強サーチです。
大体《年老いた骨齧り》になります。

よりよい品物

何回でも使える《生命の遺産》(こちらの方が初出)。
これも後続用のマナを確保して使うといいです。

5マナ

野生語りの帰還

インスタントのパワー分ドローは貴重で、奇襲的に仕掛けることができます。
オーバーランのモードは、点で攻めがちのゼナゴスではあまり活躍しません。

6マナ

リシュカーの巧技

最大パワー分ドローした後に5マナ以下のカードをプレイします。
大体追加戦闘をプレイして一気にライフを削ります。

7マナ

変わり樹の共生

土地として使えるクリーチャーサーチです。
統率者の3点ライフペイアンタップインは誤差なので入れ得カードです。

8マナ

エント最後の進軍

ゼナゴスはタフネスも上げてくれるので相性がいいです。
《サイクロンの裂け目》等のオールバウンスの返しにも使えます。

妨害カード

赤緑は妨害が乏しい色の組み合わせで、ゼナゴスにマッチするものは数が限られます。
攻めが楽しい統率者なので、用途によって厳選して入れるのがオススメです。

1マナ

稲妻

ゼナゴスの動きを妨害するヘイトベアーを破壊する目的で使います。
イラストも多くてこだわれます。

紅蓮破、赤霊破

カウンター、追加ターン、《サイクロンの裂け目》のような強力な青のカードを打ち消すカードです。
意味もなく青の統率者を打ち消すとキレられます。(経験談)

尾の強打

1マナのインスタントで条件なしで使える唯一の格闘カードです。

薮打ち

1マナで格闘か基本土地サーチができます。
上陸カードが入っていると、使えるシーンが多く使えます。

タミヨウの保管

1マナで呪禁と破壊不能を付与するので、大体の除去から守ってくれます。

Legolas’s Quick Reflexes

1マナで単体除去の回避、ブロッカーを作る、ブロッカーの排除、マナクリーチャーに使ってマナ加速と色々な役割があります。
何故か刹那がついているので邪魔もされません。

夏の帳

カウンターや黒の除去を無効にしてくれます。
青や黒の統率者と遊ぶことが多いと助かります。

密輸人の驚き

パワー4以上が呪禁と破壊不能になります。
放題の解決順番は上からなので、手札から出したクリーチャーにも呪禁と破壊不能が付与されます。

2マナ

削剥

ヘイトベアーの破壊と妨害アーティファクトを破壊するために使います。

強行突破

トランプル持ちクリーチャーにゼナゴスのパワーアップを付与することで、超過ダメージがより大きくなります。
インスタントでしかも格闘ではなくかみつきなのも高評価です。

英雄的介入

パーマネント全体を、大体の除去から守ってくれます。

3マナ

刻み角

アーティファクト破壊とタップインで序盤のマナ加速を妨害してくれます。
土地が詰まっている無色統率者の《探検の地図》を破壊したらキレられます。(経験談)

忍耐

相手のリアニメイトを妨害することはもちろん、自分の除去されたクリーチャーの再利用にも使えます。

偏向はたき

相手の除去から守ったり、一部追加ターンを奪ったり、リアニメイト先を変更したりできます。
ゼナゴスがクリーチャーでなくても戦場に出ていれば0マナで使えます。

ディレイド・ブラスト・ファイアーボール

相手だけ全体火力で小粒のクリーチャーを除去できます。
衝動的ドローから使えばお得に全体5点火力になります。

活性の力

妨害エンチャント、アーティファクトやコンボアーティファクトを2枚も破壊できます。
ピッチコストが手札の緑のカードなので、使いそうな卓なら全展開しないで、少し持っておくと良いです。

稲妻曲げ

ゼナゴスなら大体1マナになる対象変更カード。
これでも《偏向はたき》の下位互換なのは何故?(《偏向はたき》は単一の対象じゃなくてもいける)

チャンドラの灯の目覚め

ゼナゴスならパワーが20点以上いくこともザラにあるので、エンドカードになります。
自分のクリーチャーにも当たるので注意です。

この世界にあらず

ゼナゴスなら大体0マナで使えて除去をカウンターできます。
名前のセンスが良い。

冒涜の行動

統率者戦ではクリーチャーの数が多くなるのでかなり軽く使えて、自分のクリーチャーもろとも13点火力で更地にする全体除去。
破壊不能を付与したり、ゼナゴスでパワーアップさせて回避したり、そもそもゼナゴスが残るので大体有利な盤面になります。

ユーティリティ土地

ゼナゴスではほとんどマナ専用の土地を使うことになると思いますが、一部便利な土地を使って状況を有利にできます。
ここでは今まで採用したことのあるマナ目的以外の土地を紹介します。

耐え抜くもの、母聖樹

打ち消されづらい帰化持ちの土地で、普通に緑マナが出るアンタップイン土地なので使い勝手が良いです。
《盲従》が1番キツイので是非入れたい土地です。

ドライアドの東屋

《緑の太陽の頂点》を1ターン目のマナ加速にする場合に入れます。
除去されやすい土地なので注意です。

ヤヴィマヤのうろ穴

全体除去に対して再生で乗り切りるために使います。

成長の揺り篭、ヤヴィマヤ

緑マナが簡単に出るようになります。
《大ドルイドの魔除け》のように、マナシンボルが多いカードを採用していると助かります。

現状のリスト

2024年5月で私が使っているリストです。

3ターン目ゼナゴス着地を目指したマナベースで、その後大型クリーチャーで殴りつつ、隙を見て追加戦闘や大量ドローで暴れます。
かなり攻撃的な構築で、受け専用カードはなるべく入れず、入れたとしても軽量のものだけになります。

無限コンボは《年老いた骨齧り》、《エインシャント・カッパー・ドラゴン》、5マナ以上出る《野生の心、セルヴァラ》、マナクリーチャーのみで5マナ以上+《追い討ち》の無限戦闘や無限マナになります。

追加戦闘は、メインフェイズが発生するものを優先して入れています。
ゼナゴスの強化→緑の大量ドロー→追加戦闘というような動きで一気に攻める動きがしたいためです。

このリストは統率者を遊ぶコミュニティのスピードやパワーを考慮して作られていますので、自分で遊ぶ場合は自分のよく遊ぶコミュニティ用に改造していただければと思います。

あとがき

私の知るゼナゴスの全てを書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
プレイングについては中々書くのは難しいですが、cEDHの記事ではないのでまあいいでしょう。

ゼナゴスは大型のクリーチャーや追加戦闘でアップデートされやすい統率者なので、持っていれば長く楽しめると思いますので、組んで遊んでくれれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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