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久し振りの海外旅行で見えたこと④

フィリピンのセブ島旅行記の4回目です。
前回はこちらです。

今回、オプショナルツアーに2日間参加しました。
どちらも魅力満載のツアーでした。
今日はそのうちのひとつ、ジンベイザメウォッチングとカワサン滝キャニオンツアーについてお伝えしたいと思います。


出発は早朝の2時でした。
なぜこんなに早いかというとたくさんの人が集まるから。
え、そんなオーバーな、と思いながら送迎の車に乗り込みました。
道路状態があまり良くない道を弾みながらすごいスピードで走っていきますした。
だんだんに車の数が増えていきます。
そして、到着したらこんな景色。


多分300人以上はいたと思います。
4時に現地に到着して、整理券を取って、さらに3時間ほど待ちました。
こんなに待たされて、と思うかもしれませんが、いろいろな国の人が集まっている場だったので、その様子を見ながら過ごすのはそれなりに楽しい時間でした。


そうそう、待ち時間にフィリピン式トイレも体験しました。
便座はちょっと腰を浮かせて、紙は流しちゃダメ、水はバケツの水を流す、の方式。
私は昔のトイレを知っているのですぐ慣れました。
旅行中、不潔に感じるトイレは幸いにありませんでした。


やっと乗船できたのが9:30 頃。
沖に少し行くと、接触予防なのでしょう、船同士を紐で結んで停泊し、参加者はシュノーケルをつけて海に飛び込みます。
スタッフの方が餌を撒きつづけているので、ジンベエザメが定期的にすぐそばを泳ぐ姿を何回も見られました。

写真よりもっとそばで、もっと大きく見えました

穏やかにスイスイっと泳ぐ姿は優雅そのもので楽しそう。
ジンベエザメが来ると一緒に小魚も周りを泳いでいます。
鑑賞時間は30分でしたが、波が結構高く体力使います。
私たちにはちょうどいい時間でした。


ジンベエザメウオッチを終えると、すぐに30分車で移動し、キャニオンツアーです。
こちらは、水量が少なく滝つぼダイビングはできませんでしたが、渓谷を歩きながら数メートルの岩場からの飛び込みを体験出来ました。


今回、ツアーの間中付き添ってくれたスタッフは日本で働いたことがある方。
こまめに声をかけてくれて、すごく楽しいツアーをコーディネートしてくれました。
日本で数年働いていたことがあって、流暢な日本語を話し、細かな気配りをしてくれました。
この人がいてくれたから、ツアーが何倍にも楽しくなった、と感じられたツアーでした。
日本が好きで、また働きに行きたい、と話してくれました。
もう一人、キャニオンツアーの案内をしてくれた男性は「日本で働いた経験があると、その後、他国での仕事がすぐ見つかるんだ」と話していました。
基本的なマナーやルールを守れる人、と見てもらえるそうです。


私は、海外から日本に来て働く人は、日本人がやりたがらない厳しい仕事を任されることが多くて、大変な思いをした人が多いのではないか、と思っていたので、そんな話を聞けたことにちょっと驚きました。
というのは、知り合いが第一次産業に従事していたことがあり、そこで外国人に対する日本人の態度があまりにも横柄で、同じ日本人として一緒に働くのがつらくて辞めた、という話を聞いたことがあったからです。
もちろん、なにごとにもいい面と悪い面があります。
仕事や人の相性があるので、両面の感想を持つ人がいると思います。
ただ、日本にいい印象を持って、国を離れてからも日本人に接する仕事をしてくれている人に会えたことが、今回の旅行のいい思い出になりました。


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