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希望に年齢制限はない

初めて転職をしたのは20代の後半でした。
それまでとは全く違う仕事を選んだ時に思ったこと。
「今は大変なことが多いけれど、歳を重ねた時、人生の最終章で、ああいい人生だった、と思えるように生きていきたい」。


すっかり忘れていたけれど、最近たびたび思い出します。
それは、いつのまにかその時に思っていたように、自分が人生の後半をいい方向に進めていると気がつく機会が増えてきたからです。


自分の支えになる言葉、考え方を持つことは大切だと思います。
よく高齢な方が「今更この歳でこんなことしても」とか「今から自分にお金をかけてもどれだけ生きられるかわからないから」って言うのを耳にします。
けれども、この歳だからこそ、やりたいことをやったほうがいいし、この歳だからこそ、自分にお金をかけて快適に暮らしていけばいいって思います。


日本は若さばかりもてはやされる傾向があるのは、楽しく生き生きと過ごしている大人がまだ少ないからではないかと思います。
私の周りでは何かを選ぶ時に、値段の安さが最優先って感じの大人が多いです。
品質よりも安さを最優先する人ばかりになったら、その人の心も社会も貧しくなって、品質の良いものが作られない国になってしまうと思います。
長い人生経験を活かしていいものを選ぶ、できれば若い人の作るものを応援する。
自分がしあわせに生きるためには、自分の周りもしあわせになることが近道だと思います。


政治が悪い、社会が悪い、と愚痴を言っても世の中はよくなりません。
誰でもできることは、何か小さなことでもいいから希望を持って毎日を暮らすこと。
それは、周りを明るくすること、自分が楽しむこと、につながっていきます。
いくつになっても自分がやりたいことを見つけて、小さくていいから動いてみることから始めていきたいです。







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