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夫婦二人の暮らしの今とこれからと

私は50代になってから結婚しました。
結婚当初は仕事や親の介護があり、ここ数年、やっとふたり一緒の生活が暮らしの中心になってきたな、と感じています。
夫婦の現在地とこれからについて、今考えていることを書いてみたいと思います。


私は今、生活の多くの時間を勉強に費やしています。
夫は週3回仕事をする以外は、はテニス、ゴルフなどスポーツ中心の生活をしています。


共通の趣味はスポーツ。
仲間も共通です。
夫婦で移住してから出来た友人とは、ほぼ夫婦単位の付き合い。
夫は社交性があり、交流を広げていける人です。
夫のおかげで広がる関係に、最初はただただ楽しんでいました。
でもある時、全てが夫婦単位であることでの気詰まり感〜私個人があまり存在していない感じ〜を感じることがありました。
というのは、夫は積極的で話好きな性格なので、夫同士が中心に話が進み、妻は聞き役になります。
下手をすると口を挟むチャンスがない。
いつも聞き役ばかりがしんどくなる時がありました。
そこで、自ら口を挟むようにチャレンジしていくと共に、ひとりで誰かと会う時間を作り、個人としての自分も大切にするようになりました。


夫のもうひとつの趣味は映画鑑賞です。
一緒に楽しめればいいのですが、私は残酷やショッキングな場面を見るのがとても苦手です。
いつのまにか、私がいない時か別室にいる時に観るようになりました。


毎日の夕食が、ふたりの大切なコミュニケーションの時間になっています。
1時間半くらい、話しながら夕食をとっています。
性格は正反対の部分も多く、意見が対立する場面もありますが、お互いに未来志向の考え方で変化に柔軟、という共通項があります。
この共通項の部分は、結婚後に様々なことで対立し、話し合って、だんだんに培われていったように感じています。
意見を言い合うことは大切。
時々、voicyを聴いて意見交換、なんてこともやっています。


夫は定年後に趣味を兼ねた仕事を見つけられた。
私はやりたい勉強をできている。
2人でいる時間とそれぞれの時間、両方を楽しめています。
このバランス、きっととても大切だろうけれど、歳を重ねていくと変わっていくだろうと思います。
変化を予測しながら、バランスの修正をしていきたいです。


これから先、どちらかの終末期、一人暮らしの時間がやってくるでしょう。
それについても、ひとつの手段に固執せずに、柔軟に決めていきたいです。



住む場所についても、柔軟に変えていってもいいな、と最近思うようになりました。
今の自宅を将来に備えてリフォームしたけれど、地域の環境が永住に適さなくなる可能性もあるな、と最近思うようになりました。
住み続ける困難さが出てきた時には、便利な場所のマンションなど、新しい形の住まい方を選ぶことも視野に入れたいと思っています。


エンディングノートにも、来年にはお互いが着手して行こうと思っています。
先を見通す土台を作れると、安心感が生まれる気がします。

私の理想は、「ああ、いい人生だった、楽しかった」と最期に思えること。
漠然とした「いい」の部分をどう具体化していくかは、これからの自分次第です。
















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