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なりきるって面白い


私の長年の悩みは、緊張しやすいこと。
今通っている学校の模擬授業でも、無駄に緊張してしまう自分に悲しい思いをすることがしばしばあります。
緊張に関する本をいろいろ読んでも、なかなか解決に至っていません。
今日は、その解決につながりそうなワークショップに参加することができました。
それがこちら。


2年間受講していた心理学の講座でご一緒していた方が開催している「なりきりセリフワークショップ」です。
主催をしているふなめぐさんは話すこと、演技をすること、歌うことなど多様な活躍をされている方。
心理学の講座中から興味があったのに、受けずじまいになっていたワークショップ。
講座が終わってしまい、このままではいけない!とやっと重い腰をあげての受講でした。


何かになりきる体験はもちろん初めて。
準備体操やアサーション宣言、インプロという即興劇でウォーミングアップをしていくと、zoom越しの初対面の参加者同士もだんだんほぐれてきます。



そこでふなめぐさんから出されたお題は、「なりたい自分に名前をつけてみよう」
私の頭の中から「りさ」という名前が出てきました。


「りさ」は背が高くて姿勢がいい。
髪はさらさらでスポーティーな服装が似合う。
活発でものおじしない。



人は誰でも自分にないものに憧れると言いますが、多分に漏れず私もそうです。
普段は全く自覚していなかったけれど、なりたい姿と言われてすっと出てきました。


その後、2人1組でなりきりセリフワークを何回かやりました。
相手にいろんな名前で呼ばれて、一瞬でその役になりきってセリフを話す経験。
「りさ」にもなってみました。
「りさ」はなんでも堂々とできるからなりきっている私も爽快でした。
なりきっていると、いつもの自分には出せない感情を出すことができました。


なりきるって面白くて楽しい。
なりきれた自分は自由で、今まで出来なかったことも出来そうな気持ちになれる。
自分のレパートリーの中に、なりきってみることを加えてみたいな、そうしたら、緊張しがちな自分じゃない、別の自分を出していけるかもしれない、
そんな気がしました。
きっとまだまだ練習が必要だろうけれど、そう思えたことがうれしい時間でした。







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