経理と総務のDXを推進!クラウドで業務効率化|株式会社オービック【会員インタビュー】
※ 当記事は、2022年3月に取材したものです。
株式会社オービックビジネスコンサルタント 営業本部 広域営業部 札幌支店 支店長 高木 孝英様へのインタビューです。
ー早速ですが、経理・総務DX対応について、お話をお聞かせいただけますでしょうか?
まず、私たちが目指す経理DXですが、今年の1月から電子帳簿保存改定が施行されました。
従来の請求書の紙保存から、電子取引のデータはそのまま電子データで保存し、検索履歴の管理や改変できない仕組みを企業として準備する法改正です。
この対応を法改正だけに着目してしまうと、業務は何も改善されずに、むしろ負担が増えてしまう可能性があります。
経理業務の徹底効率化を経理DXサービスとしてクラウドでリリースしています。
ーどういったサービスでしょうか?
イメージしやすいところでお話をさせていただきますと、営業の方が交通関係の領収書をスマホのカメラで撮影します。
それをクラウドにアップしていただくと、AIとOCR機能で自動的に日付や金額、支払先情報を読み取り登録されます。登録したデータは、最終的には経理仕訳へ自動起票、請求データから支払データ生成まで進んでいきます。
経理担当の方だけではなく、他部署の業務負担も大きく減り、かつ電子化されるようになります。もちろん、これらの機能だけではなく、徹底的に経理業務の効率化を研究して開発されております。
ー今後インボイスも始まりますが、その点はいかがでしょうか?
そうですね。今後国内の労働人口低下によって、雇用人材の獲得が難しくなるということと、2023年10月からはじまる電子インボイス制度も、国際規格の「Peppol(ペポル)」に準拠した形で導入されますので、大企業から個人事業主まで一気にデジタル社会へと変わっていきます。
そういった中でニーズに応える社会貢献として、HRsuiteという人事労務業務のペーパーレス化をクラウドでリリースいたしました。給与明細や年末調整の申告業務も電子申告で行えます。北海道内は特にこの分野はまだまだ進んでいないと感じています。
ー経理・総務系クラウドサービスとしての強みはどういったところでしょうか?
競合のサービスですと直販型が多く、導入サービスやアフターは弱いというのが、直販クラウドプレーヤーさんの特徴でして、私どもは地域密着型で、パートナー様と導入支援をしっかりとやっています。
導入決定から稼働まで、OBCと、パートナー様とお付き合いをするんだと、お客様に選んでいただけておりますので、安心感が全然違います。毎年、日経コンピュータさんで顧客満足度調査を発表しておりまして、ERP部門で私どもが1位に選ばれております。
※日経クロステック/日経コンピュータ 2022パートナー満足度調査 基幹系ソフト/サービスでも1位を獲得
ーオンラインセミナーのコンテンツを拝見させていただきましたが、すごい数ですよね。
ありがとうございます。毎日いくつかのセミナーが開催されています。ここ数年はお客様のオンラインセミナーへの参加も増え続けていまして、大きな変化、法改正などの際には数百名の方がご視聴されておりました。
既存のお客様も、まだOBC製品を導入されていらっしゃらない企業の方にもご参加いただけています。私どもとしては、OBCのFANを作っていこうという取り組みを強化しております。
ー特徴としてはどういったところにございますか?
私どもは時代のニーズに寄り添いながら、パートナー様への支援をより強化してまいりました。今後もパートナー様と共に多くのお客様にご利用いただけるシステム・サービスを目指していくとともに、中堅・中小企業の業務効率化に強く貢献し、お客様へITを通じた社会貢献ができればと考えています。
ありがとうございました。
株式会社オービックビジネスコンサルタント様をご紹介させていただきました。
インタビューの際、高野様、石田様にもご協力をいただき、お話をお伺いさせて頂きました。
※ 当記事は、2022年3月に取材したものです。