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VR空間思想編(Strange Cave)

この記事はBoze Advent Calendar 2020に登録されています。

こんにちは!三日坊主です!!✨

昨日のらくとあいすさんの記事は素晴らしかったですね~。この世の神秘!って感じでした!!

15日目!始めていきます!

今回はVR空間思想編の続きで、個人的に結構好きな「Strange Cave」について書いていきます!

Houdiniと見たことないもの

ボクは旅が好きです。物理側でもそこそこ旅行をしてきました。旅の何が好きなのかというと、日常では体験できない五感への刺激があることです。普段移動が好きじゃないのですが、旅の時は移動にも愛着が持てます。

VR空間では見たことない世界をたくさん見ることができます。人が考えた世界が物理法則すら抜きにして存在することができるので、非常に種類が豊富です。その世界をVR空間を作り出した意思に想いを馳せながら巡ったりすると良い時間が過ごせます。

ボクもVR空間をつくります。見たことのない見たい景色を思いながらつくることが多いのですが、どうしてもつくっている最中に見たことないが見たことあるに変化するんですね、これが結構つらかったです。

これを解決するために導入されたのがHoudiniです。

Houdini

Houdiniは他の統合型3DCGソフトウェアと比較して破壊的モデリング機能が劣るものの、高度な各種物理現象のシミュレーション機能があるため映画やテレビCMのVFX制作で多用されている。また、高度なプロシージャルモデリングが可能であり、ゲーム業界でも普及が進んでいる。
参照: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Houdini

ボクも使っているが、使い方はよく分かってない。
プログラミングができると非常に強いツールだと思う。

Houdiniの声、ちゃんと聴けるようになりたい

このツールはプロシージャル(自動生成)でモデリングできます。HoudiniによってできたモデルでVR空間をつくり、自分で入り込むと、見たことないの大部分を保持したままVR空間に入ることができました。非常に嬉しいです。
Houdini製のワールドでは、自分でもこの角度からこんな景色が見えるんだ!と新たな発見があったりするので旅ができるんです。
一度見てしまったものは見たことないに戻ることは難しいので、とても贅沢なことですね。
その贅沢をたくさん味合わさせてくれるHoudiniはとてもありがたい存在です。

Strange

さて、このワールドですが、Houdiniの触手っぽいチュートリアルをこなしている時に、"どうしようもなく"圧倒的な空間をつくってみたいなと思いました。無力感に打ちのめされながらその空間に存在できるのって良いですよね。(病んでないです)


最初は洞窟の先の地底湖に"あの子"がいたらいいなぁと思ってつくっていました。実際につくってその光景を見たときには初めての感覚を得たのでよかったです。
洞窟内ができた後に、洞窟の外もつくりたいなぁと思い始めます。洞窟の外にも"どうしようもなさ"が欲しくなったのでどうしようもないものを置きました。ボクはこの中を飛び回るのが好きです。因果を置いておいてそこに圧倒的に存在する何か、これが頭の空間を把握するところに味わったことのない良さを流しこんできてたまらなく良い✨

あ、あと、ここの飛行システムはphi16さんにつくってもらってます…!ありがとうございます!!

phi16さん
強いひと、頭欲しい。

見たことないもの見たいね。

終わり✨

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